粘液嚢胞の原因・症状とは?

粘液嚢胞(ネンエキホウノウ)の原因

唾液腺の管が傷ついたり詰まったりすることで、唾液がうまく排出されず、粘液が組織内にたまって腫れる袋状の嚢胞(のうほう)。唇や舌を誤って噛む、転倒などの外傷、歯の尖端や矯正装置などによる刺激が原因としてあげられる。特に下唇の内側や舌の裏側は噛みやすく、粘液嚢胞ができやすい。

粘液嚢胞(ネンエキホウノウ)の症状

口の粘膜に小さな水ぶくれのような膨らみが現れる。膨らみの直径は数ミリから数センチに及び、透明または淡い青色。通常は痛みを伴わず、柔らかくぷっくりとした感触がある。嚢胞が大きくなると、会話や食事の際に違和感や不快感を覚えることもある。自然に破れて一時的に消える場合もあるが、再び唾液が溜まると再発することが少なくない。

粘液嚢胞(ネンエキホウノウ)の治療

嚢胞とその原因となる小唾液腺の摘出が行われる。局所麻酔下で行われることが多く、手術時間は1時間以内で終了することがほとんど。術後は抗菌薬や鎮痛薬が処方され、数日後に消毒、1週間前後で抜糸を行う。ラヌーラ(舌下部にできる粘液嚢胞)のように大きなものでは、嚢胞の一部を開放して排出を促す「開窓術」が行われることもある。

【受診科目】

  • 歯科
  • 歯科口腔外科

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歯科医師に聞いた
粘液嚢胞の原因・症状・治療方法

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お口の中に日焼け後の水ぶくれのような症状が起こる

下唇をめくると、その裏側に水ぶくれのような嚢胞ができていることがあります。犬歯に引っかかってできることが多く、真ん中よりやや左右にずれた部分に起きることが多いものです。小唾液腺というものがありますが、その部分に傷がつき、再生する過程で穴が塞がってっしまい、唾液が出ない状態となって膨らんでしまうもので、日焼け後の水ぶくれを連想いただくとわかりやすいかもしれません。
粘液嚢胞は再発することが多く、歯ぎしりが強い人や歯が鋭く尖っているなど、なりやすいタイプの方がおられます。その場合、噛み合わせを整えたり、歯が鋭利すぎる場合、先端を少し削るなど、再発を防ぐ対処も行われます。

山田 英貴 院長

ルカ歯科医院

山田 英貴 院長

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