足底腱膜炎の原因・症状とは?
足底腱膜炎(ソクテイケンマクエン)の原因
足底(足の裏)の土踏まず(縦アーチ)を支える足底腱膜に負荷がかかり、小さな断裂や炎症を起こした状態。足底筋膜に負荷の掛かる動作として、ランニングや繰り返しのジャンプ動作が挙げられる。不適合な靴の使用や硬い地面でのランニング、足の筋力や柔軟性の不足、あるいは扁平足や外反母趾など、足の変形が足底腱膜炎を誘発する要因となる。
足底腱膜炎(ソクテイケンマクエン)の症状
かかとを中心に足の痛みを感じるようになる。痛みは運動直後に感じるが、次第に軽くなっていく。しかし、運動が長時間に及ぶと再び痛みが増してくるとされる。慢性化すると、かかとの骨に骨棘(こつきょく)と言われる棘ののような突起が生じ、さらに痛みが増すことがある。
足底腱膜炎(ソクテイケンマクエン)の治療
運動を休むなど、足底腱膜への負担を減らすように努めることが大切。痛みがひどい場合、消炎鎮痛剤などの内服薬や外用薬が用いられることもある。足底腱膜への負担が減れば、数ヶ月程度で痛みは治まっていくのが大半だが、効果が乏しい場合、体外衝撃波による疼痛治療(保険適応)や外科的療法も選択肢に入ってくる。スポーツによる足のオーバーユース(使い過ぎ)によって生じることが多いため、練習量をコントロールすることが重要になる。ストレッチによって柔軟性を高め、着地の際の衝撃を和らげるため、クッション性に優れたシューズの使用もポイントとなる。
【受診科目】
- 整形外科
※2人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
足底腱膜炎の原因・症状・治療方法
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足を使い過ぎることで発症する「足底腱膜炎」とは……?
足底腱膜炎とは、足の裏側にある足底腱膜に炎症が起こり、足首や足底腱膜が硬くなったり、偏平足になったりする状態です。発症する原因は体重の増加などが挙げられ、男女差はほぼありません。足を使い過ぎる(オーバーユース)に加えて足部の構造の崩れや機能低下がある場合、足底腱膜にかかる負担はより一層強くなり、発症しやすいと考えられています。
主な治療法には運動療法、靴の選定・履き方の指導、足の構造の補正を目的とした医療用インソール(足底装具)があります。インソールは足のアーチ構造をサポートし、運動時に足底腱膜にかかるストレスを軽減します。また、足底腱膜が伸ばされることによって生じる付着部の負担を軽減するため、足関節の柔軟性を高めるストレッチを行ったり、足底腱膜そのものの柔軟性を高めたりすることも有効です。
草加整形外科内科
小泉 正弘 院長
- 草加市/中央/草加駅
- 整形外科 ●内科 ●リハビリテーション科
ストレッチとアイシングが効果的
長時間歩いたり、あるいは歩き出しのところで、足の裏のかかとの部分に痛みを感じるようになります。原因としては、かかとの骨にくっついている足底腱膜のつなぎ目の部分に負担がかかり、炎症を起こるのです。スポーツ選手や立ち仕事をされている方、あるいは主婦の方にもよく見られる疾患です。
足にかかる過度な負担が主要な原因となりますので、負担となっている動作を減らすことが第一ですが、それが難しい方もいらっしゃるでしょう。そのため、ストレッチをはじめとした対処療法が有用になります。ストレッチはアキレス腱を伸ばすものと、足の裏(足底腱膜)を直接伸ばすようにするものが有効です。また、寝る前のアイシングも効果的です。冷やすことで炎症を沈静化させるわけですけども、注意したいのは活動中は冷やさないことです。野球の選手が投げた後にベンチで肩周辺を冷やしている姿をよく見かけますが、彼らは試合中に冷やすことはありません。冷やしたその瞬間に筋肉は固くなってしまいますから、冷やしたらあとは寝るだけにすることが大切です。
目黒整形外科内科
橋本 敬史 院長
- 目黒区/目黒本町/武蔵小山駅
- 整形外科 ●内科 ●リウマチ科 ●リハビリテーション科