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橋本 敬史 院長

TAKASHI HASHIMOTO

地域のかかりつけ医として、あらゆるお体の悩みに寄り添っていく

東京医科歯科大学医学部(現:東京科学大学)卒業。都内各地の大学病院や基幹病院で脊椎脊髄病を中心に修養を重ね、2021年より『目黒整形外科内科』に就任(東急目黒線「武蔵小山駅」西口より徒歩7分)。日本整形外科学会 専門医、脊椎脊髄外科 専門医、日本脊椎脊髄病学会 指導医。

橋本 敬史 院長

橋本 敬史 院長

目黒整形外科内科

目黒区/目黒本町/武蔵小山駅

  • ●整形外科
  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●リハビリテーション科

街角で偶然目にした患者さんの姿が

橋本 敬史 院長

私が中高生の頃というのは、のちに平成大不況と呼ばれた時期でした。お恥ずかしい話ですが、正直なところを申し上げれば、手に職をつければ、資格を得ればなんとか生きていけるかもしれない、といった気持ちで当初は医療の道に進んだのです。その意識がやりがいへと変わったのは、整形外科医になってからのことでした。今も強く記憶に残っていることがあります。あれは私が中野総合病院に勤務していた頃のこと、鎖骨を骨折した患者さんが運び込まれてきました。私が手術を担当し、治療も終了して、その方は無事退院していかれました。それからほどなくして、本当にたまたま、その方が街中で自転車を立ち漕ぎしているところを見かけたのです。あんなに辛そうだったのに、もうすっかり元気で社会復帰されてる。その姿を見た瞬間、誇りのような感情がこみ上げてきました。以来、医師としての自覚に改めて目覚め、各地の病院で勤務医を務めたのち、『目黒整形外科内科』院長に就任したのが2021年のことになります。
「整形外科内科」とクリニック名にありますように、当院では整形外科と一般内科を広く拝見しています。発熱外来等は私も担当しておりますが、基本的に内科については専門の先生に診ていただける体制を整えています。整形外科に関して言いますと、午前中はご高齢の方が中心で、夕方になると子ども達が怪我などで来院することが多く、週末の土曜日になると今度は現役世代の方が多く見えています。

「来た価値があった」と患者さんに思っていただけるように

橋本 敬史 院長

医学的な正しい診断に基づき、エビデンスに則った治療を提供することは当然として、いつも心がけているのは、患者さんが「今日来た価値があった」と思ってもらえるようにということです。病気によっては、すぐに治らないものがあることは事実です。それでも、「とにかく話を聞いて欲しい」という方もおられますし、「湿布が欲しい」という方もおられます。そのご要望に出来るだけ添えるように努めてまいります。
もう亡くなりましたが、私の母は長年飲食店を経営していました。その母が常に言っていたのが、「今日ここに来て良かったと思って帰っていただけるように」ということだったのです。医療は接客業とは違うかもしれませんが、患者さんに「今日来た価値があった」と感じていただけるようにしたい気持ちに変わりはありません。

骨粗しょう症の治療と啓蒙にも力を

橋本 敬史 院長

私は日本脊椎脊髄病学会の指導医であり、脊柱管狭窄症やヘルニア等、脊髄の診察については相応の自負を持っています。適切な治療はもちろんのこと、手術の適応については的確な判断ができると思いますし、専門の分野として頼っていただければと思います。

力を入れているものとしては、骨粗しょう症もあります。当院では骨密度を正確に計測し、適切なお薬を処方することで、骨粗しょう症の改善を図ってまいります。この時大切なのが、無理強いは決してしない、といこと。患者さんの中には注射が苦手、という方もおられますので。骨密度の改善には5年、10年といったスパンが必要なこともあります。そうと考えれば、治療は続けられなければ意味を失うのです。どの病気にも言えることですが、しっかりとご説明し、納得していただいてから一緒に治療をしていきたいと考えています。

運動療法を積極的に取り入れ、「病気の治療」と「健康増進」に役立てていきたい

当院では理学療法士によるマンツーマンの施術も行っています。医師と理学療法士が協議し、その方にあったストレッチや筋力トレーニングを行っていくものです。ただ機械をご案内するのではなく、専門家がそばにいて取り組むからこそ、より確実な成果が期待できると考えています。またリハビリテーションスペースでは、ヨガ教室等も開催しています。希望者を募って行うものですが、患者さんからの評判は上々のようです。

往診や訪問リハビリテーションに対応していることも特徴の1つと言えるでしょう。整形外科の患者さんは、そもそも身体を動かすことが困難な方も少なくなく、そうなれば通院も難しくなってしまいます。地域には一人暮らしのご高齢の方も少なくありませんし、同居されていても日中は仕事で同伴できない、というケースも多いものですから、潜在的なニーズは非常に多いと感じています。

これから受診される患者さんへ

骨密度をまだ一度も調べたことがないという方は、ぜひ一度検査を受けにいらしていただければと思います。骨粗しょう症は自分に関係ないと思われている方も多いと思われますが、後期高齢者になると、特に女性はそうではない方の方が珍しいくらいの比率となっています。大事にいたる前に、骨からの健康を作っていきましょう。
もちろん、怪我をされたり、腰痛やひざ痛、肩の痛みなどがあれば、お気軽にご相談ください。おひとりおひとりの方に寄り添い、最適な医療を提供させていただきます。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

橋本 敬史 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:東京医科歯科大学(現:東京科学大学)
  • 趣味:音楽鑑賞、F1鑑賞
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな場所・観光地:自宅/沖縄
  • 座右の銘:「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

橋本 敬史 院長から聞いた
『足底腱膜炎』

ストレッチとアイシングが効果的

長時間歩いたり、あるいは歩き出しのところで、足の裏のかかとの部分に痛みを感じるようになります。原因としては、かかとの骨にくっついている足底腱膜のつなぎ目の部分に負担がかかり、炎症を起こるのです。スポーツ選手や立ち仕事をされている方、あるいは主婦の方にもよく見られる疾患です。
足にかかる過度な負担が主要な原因となりますので、負担となっている動作を減らすことが第一ですが、それが難しい方もいらっしゃるでしょう。そのため、ストレッチをはじめとした対処療法が有用になります。ストレッチはアキレス腱を伸ばすものと、足の裏(足底腱膜)を直接伸ばすようにするものが有効です。また、寝る前のアイシングも効果的です。冷やすことで炎症を沈静化させるわけですけども、注意したいのは活動中は冷やさないことです。野球の選手が投げた後にベンチで肩周辺を冷やしている姿をよく見かけますが、彼らは試合中に冷やすことはありません。冷やしたその瞬間に筋肉は固くなってしまいますから、冷やしたらあとは寝るだけにすることが大切です。

グラフで見る『橋本 敬史 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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