口腔機能発達不全症の原因・症状とは?

口腔機能発達不全症(コウクウキノウハッタツフゼンショウ)の症状

15歳未満の小児を対象に、「食べる」「話す」など、口の機能が十分に発達していない、もしくは獲得できていない病態を指す。現代では多くの小児がなんらかの口の機能障害を持っているとされる。

口腔機能発達不全症(コウクウキノウハッタツフゼンショウ)の治療

病態によって異なるが、歯科医師や歯科衛生士、言語聴覚士の指導の元、食事内容の改善や口のトレーニング、矯正治療などがおこなわれる。

【受診科目】

  • 歯科

6人の医師がこの病気について述べています

歯科医師に聞いた
口腔機能発達不全症の原因・症状・治療方法

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お口のことで困らないために

年齢を経ていくと次第に身体の機能は衰えていきますが、飲み込めない、1人で食べれないといったような状態を口腔機能不全症と言います。オーラルフレイルの1つと考えていいと思いますが、その根本の問題は、お子さんの時期に十分なお口の機能を獲得できてないことにあると思われます。お口をちゃんと閉じれない、鼻で呼吸ができない、自然に飲み込めない。これらの現象が見られるものを口腔機能発達不全症と言います。
原因は様々考えられますが、1つには生活環境の変化があげられるでしょう。例えば、私たちが小さい頃にやった「にらめっこ」などの“顔遊び”をする機会が減っていること。他愛もない遊びが自然とトレーニングになっていたのですが、そうした機会がなくなったことも原因の1つと考えられます。
現在、主にご高齢の方の口腔機能不全症については認識が広まってきていますし、取り組みも盛んになってきました。しかし、その根本である子ども達の口腔機能発達不全症については、まだまだアプローチは十分とは言えません。今後は、未来を担う子ども達の将来を見据えたアプローチがより重要性を増していくものと考えられます。

与謝野 明 院長

0歳からのあかり歯科

与謝野 明 院長

  • 杉並区/西荻北/西荻窪駅
  • 小児歯科 ●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

お口の機能を十分に発達させるには、小さい頃からの習慣が大切

「口腔機能発達不全症」という疾患があります。主にお子さんが対象となり、文字通り、お口の機能が十分に発達できてない状態を指します。お口がぽかんと開いたままになると、歯並びや様々な不正咬合の原因となります。当院の場合、毎回の定期検診でいらしたお子さんを対象に、舌や唇を遊びながら動かすトレーニングをおこなっています。これを習慣づけておこなってもらうことで、不正咬合を防ぐとともに、唇がきちんと閉じれるようになることで虫歯ができにくいお口を目指していくのです。定期検診は虫歯の予防が第一の目的ですけども、正しい成長を促していくためにも、お口の癖を改善することが有効なのです。

津川 順一 院長 & 津川 智美 副院長

つがわ歯科・矯正歯科

津川 順一 院長 & 津川 智美 副院長

  • 中央区/勝どき/勝どき駅
  • 歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科

負の連鎖につながらないよう、小さいうちからの適切なサポートが大切

口腔機能発達不全症という言葉は、最近よく聞くようになりましたけども、小児歯科を専門とする歯科医師からはもうずっと以前から課題としてあがっていたことです。
お口周辺のクセが改善されていなかったり、機能が未発達な子は、大人になっても歯並びや噛み合わせに不具合が認められることが多いとされています。結果、むし歯をはじめとした疾患や、一部の歯に過剰な力が加わることで歯を失い、満足に食事ができなくなっていくのです。噛めなくなると認知機能に悪影響を与えることがエビデンスでも出てきていますし、子供の頃のお口のケアが負の連鎖につながってしまうんですね。
だからこそ、お子さんのうちに良い口腔内を作っておくことが大切なのです。人生百年時代、入口さえしっかりしていれば、むし歯になる率も減りますし、長い目で見れば全身の健康にも良い影響がもたらされるでしょう。

石倉 亜利 院長

中野区弥生町・南台 みなみ台なないろ歯科

石倉 亜利 院長

  • 中野区/弥生町/中野富士見町駅
  • 歯科 ●小児歯科

「お口ポカン」のまま発達してしまうと…

口腔機能発達不全症は「食べる機能」「話す機能」「その他の機能」が十分に発達してないか、正常に機能獲得ができていない状態とされています。
病名としては新しいものになりますが、問題としては以前から指摘されていたものになります。
「お口ポカン」に代表されるようにお口の機能が十分に発達していない状態のまま成長をしていくと歯並びやかみ合わせに問題が起きやすく、口のなかも乾燥してしまう事でむし歯や歯周病、口臭等のリスクも高くなります。
また、高齢になって機能が衰えやすくなった時に誤嚥性肺炎等に繋がりやすくなってしまいます。
歯科医院で指摘を受けないと気が付きにくい内容なので定期的に通院をされる中でタイミングをみてお話させていただいています。一言で機能が十分ではないといっても一人ひとり環境も違いますし、程度も個人差があります。
お口の機能を働かせるためには体もよく動かしてもらう機会があった方が良いと考えていて、定期検診の中で口腔内のメンテナンスと併せ、お子様と保護者の方の環境を考慮しておもちゃを用いてトレーニングしたり、家事の手伝いをしてもらったり、口腔筋機能療法等に取り組んでもらったりしています。
生活環境が便利に安全になっていく中で、昔より機能が育ちにくい環境になっている面もあるかもしれません。お子様達がお口を通して健康的に育っていけるように歯科という立場からサポートできればと思っています。

吉野 仁勝 院長

南柏東口クレイン歯科

吉野 仁勝 院長

  • 柏市/今谷上町/南柏駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科

子どもの「お口ポカン」は病気のサインかも?

食べる・話す・呼吸するなどの基本的な動作を「口腔機能」といいます。口腔機能発達不全症とは、こうした機能が十分に発達していない状態を指し、代表的な症状の一つが「お口ポカン(口唇閉鎖不全症)」です。

原因は、生まれ持った骨格などの遺伝的要素ほか、口呼吸・指しゃぶり・舌癖といった日常の習慣が関係していることも少なくありません。放っておくと歯並びや顔立ちの成長に影響するだけでなく、栄養の偏りや集中力の低下につながる可能性もあります。

口腔機能発達不全症との診断がついた場合は、口腔筋機能療法(MFT・口まわりの筋肉や舌を鍛える訓練)を中心に、必要に応じて矯正治療などが行われます。適切な時期に介入することにより、将来矯正治療が必要になった場合でも、抜歯を避けられる可能性が高まります。お子さんに気になる様子が見られたら、早めに専門家にご相談いただくとよいでしょう。

増野 光彦 院長

増野歯科医院

増野 光彦 院長

  • 坂戸市/関間/若葉駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科

子どもたちの未来の健康を左右する「口腔機能発達不全症」とは

近年は、お口の機能が十分に育っていない「口腔機能発達不全症」と診断される子どもが増えています。背景には、コロナ禍で長く続いたマスク生活や、生活の利便性向上などがあると考えられます。

食べる・話す・呼吸するといった基本的な口腔機能が十分に育たないと、本来は上下の唇を閉じて鼻で呼吸する状態が保てず、無意識に口が開いてしまう「お口ポカン」などがみられるようになります。この状態が続くと、歯並びや噛み合わせの乱れにつながるだけでなく、将来的には誤嚥性肺炎など命に関わる疾患のリスクを高める可能性もあります。

治療では、口まわりの筋機能を高めるトレーニングや、必要に応じて矯正治療などが行われます。こうした歯科医院での治療に加えて、よく噛んで食べる習慣や正しい姿勢、鼻呼吸を意識することが大切です。

豊田 河清 院長 & 藤田 絢美 先生

黄水歯科医院

豊田 河清 院長 & 藤田 絢美 先生

  • 横浜市瀬谷区/三ツ境/三ツ境駅
  • 歯科
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