歯周病[歯槽膿漏]の原因・症状とは?
歯周病[歯槽膿漏](シソウノウロウ)の原因
プラークや歯周ポケットの中にすみついた細菌の感染によっておこる。慢性のものは、歯の欠損や咬合の悪さ、唾液の減少、抵抗力の低下、糖尿病や心臓病、脳梗塞などの全身の疾患と原因と結果が相互に関連しているといわれている。
歯周病[歯槽膿漏](シソウノウロウ)の症状
歯周組織の炎症を指す。歯ぐきの腫れや痛み、出血、膿が出ることもある。進行が進むまで自覚症状がないことがほとんど。
歯周病[歯槽膿漏](シソウノウロウ)の治療
プラークを取り除く(スケーリング、ルートプレーニング)ことに重点が置かれる。病状が進行している場合、歯周ポケットの内側の炎症組織をかき出し、抗菌薬を歯周ポケットの内側に入れる方法や、失われた組織を再生させるGTRと呼ばれる方法が用いられることもある。
【受診科目】
- 歯科
※2人の医師がこの病気について述べています
歯科医師に聞いた
歯周病[歯槽膿漏]の原因・症状・治療方法
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歯周病を進行させないためにもお口の中の定期的なチェックが大切
歯槽膿漏は歯周病がもっとも進んだ状態とされ、日本人が歯を失う最大の原因だといわれています。中高年世代に多くみられる症状ではあるものの、10~20代で若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)を発症するケースもありますから注意が必要です。
歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の間の溝の深さは、健康な状態であれば1~2mm程度とされています。一般的な歯科検診では歯石除去に加えてむし歯の有無や歯周ポケットの深さをチェックしますが、何らかの異常を指摘された場合は放置せず、きちんと治療することが大事です。歯石だけを取って治療をしないままでいると、数年後に歯肉からの出血がみられたり、口臭が気になったりすることになるでしょう。「食べ物がはさまる」など何か気になることがあるときは、積極的に受診してほしいと思います。
田口歯科医院
田口 浩 院長
- 春日部市/谷原新田/春日部駅
- 歯科 ●小児歯科
「歯槽膿漏」という言葉は、今は使われていない??
歯周病は、歯ぐきに炎症が起こる「歯肉炎」と、さらに進行して歯を支える骨にまで影響が及ぶ「歯周炎」をまとめた呼び名です。かつてよく耳にした「歯槽膿漏」という言葉は、進行した状態を指すイメージで使われることが多いものの、現在の医学的な正式名称ではありません。歯周炎には進行度に応じた段階があり、初期のうちであれば適切な治療とケアによって歯を守ることができますが、重度になると抜歯が必要になることもあります。
とはいえ、歯周病は「一度受診すればすぐ治る」というものではありません。日々の歯みがきや生活習慣の積み重ねが大きく関わる病気で、セルフケアがとても大切です。医療機関での治療はもちろん重要ですが、それと同じくらい、毎日の丁寧なお手入れが欠かせません。症状が強くなる前に気づき、早めに対処するためにも、定期的な検診を受けることが勧められています。概ね、3か月に1度を目安にチェックを続けることが、歯を長く守るための安心につながります。
重井歯科医院
山中 邦成 院長
- 墨田区/墨田/鐘ヶ淵駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科