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三好 耕太郎 院長

KOTARO MIYOSHI

専門医による安全で安心な質の高い内視鏡検査を提供。「常に誠実であり続ける」ことをモットーとし、患者さんの健康をサポート

東京大学医学部医学科卒業。福島県南相馬市立総合病院で医師としてのキャリアをスタートし、以後、消化器内科医として 東京警察病院や東京大学医学部附属病院、内視鏡専門クリニック等で多くの経験を積む。2024年2月8日、『上野消化器内視鏡クリニック』を開院(JR「上野駅」より徒歩2分)。

三好 耕太郎 院長

三好 耕太郎 院長

上野消化器内視鏡クリニック

台東区/上野/上野駅

  • ●消化器内科

多くの人に導かれ、上野の地に消化器内視鏡クリニックを開設

三好 耕太郎 院長

医療漫画が好きで、なんとなく「お医者さんって楽しそうだな」と思ったのが始まりです(笑)。直接のきっかけとしては、祖父を胃がんで亡くしたことかもしれません。時間が経つごとに、祖父がどんどんと弱っていく様を目の当たりにし、また家族が取り乱している姿を見て、「医師にしか出来ないことがある」と考えるようになりました。医師を志したきっかけは1つではなく、年を重ねるとともに、人の生き死にに接することが多くなってきて、「この瞬間に自分に出来ることが何かあるのではないか」と徐々に思うようになっていきました。

大学卒業後は福島の相馬市立総合病院で医師としてスタートを切りました。当時は震災があった直後のことです。街がバリケードがおおわれている中で医師としてだけではなく、医療人として成長できるのではないか、と思っての選択でした。困っている地域を助けるつもりで行ったのですが、実際には色々な人達に助けられてばかりでしたね。消化器内科を専門に選んだのも、福島医大の消化器内科の先生方に本当によく面倒をみていただいたことが大きかったです。また、実際に内視鏡に携わるようになり、その可能性に触れたこともきっかけとなりました。内視鏡は、悪いところを実際に目で確認出来てわかりやすいだけでなく、検査から治療まで一連の流れでできる点はとても魅力的でした。
その後、内視鏡検査を中心に胃腸を専門とした消化器内科医としてキャリアを積んできました。特に内視鏡検査は自分の性分にあっていたようで、ずっと熱意をもって取り組んできましたね。ただ、患者さんにとっては、胃カメラや大腸カメラって、漠然と不安な検査なんですよね。必要な検査だって、なんとなく理解しているけれど怖い、といった声をよく聞きました。そんなマイナスイメージを少しでもなくせるような内視鏡クリニックを作りたいなと思い独立を決意しました。
『上野消化器内視鏡クリニック』は2024年2月に開院しました。上野は、大学生の頃から慣れ親しんだ土地です。その地でクリニックを開院できたことは、とても幸運で光栄なことと思っています。繰り返しになりますが、内視鏡検査は多くの人にとって、やはり不安なものだと思います。ですので、病院というよりはホテルのラウンジのような、居心地の良いリラックスできる空間にすることを心がけました。

専門医による内視鏡検査を実施

三好 耕太郎 院長

内視鏡の設備については、国内屈指のものを導入しています。AIをはじめ、特殊光や拡大機能ももちろん備わっています。こだわりとしては、ジェット機能が挙げられます。胃の中は表面が泡やカスで覆われていることが多いのですが、病変を見つけるためには、これらを取り除くことが必要になります。ジェット機能により水でカスを吹き飛ばし、胃の中をきれいにすることができます。通常、鼻から入れる細いカメラにはこの機能が付いてないことが多いのですが、当院の場合、全てのカメラに搭載しています。システムを含め、内視鏡の設備的なものについては、非常に良いものを導入できたと自負しているところです。
とはいえ、検査は人がやるものですから、検査を行う医師の技量はとても重要です。私は内視鏡専門医として多くの検査や治療をおこなってきました。内視鏡検査には、精度を高めるための面倒な一手間や二手間があったりします。そのような手間を惜しむことなく、実直に行うことが、私の強みだと思っています。また、常に新しい知見を探して勉強することも大切ですので、普段から自分の勉強する時間を意識的に作って、検査の質を高めるように心がけています。

検査の前後もストレスなく、リラックスして過ごしていただけるように

三好 耕太郎 院長

鎮静剤を使用した後に休んでいただくためのリカバリースペースに加え、個別に仕切られた下剤の内服スペースをご用意しています。内服スペースには、患者さんごとに専用のトイレが備わっているため、トイレを共有することへのストレスがありません。また、医療機関というより、ホテルのラウンジのようなリラックスできる空間を目指しました。インテリアはもちろんですが、他には音響デザインの専門家に監修していただいたのと、またアロマセラピーなども取り入れています。心地よいサウンドと香りに包み込まれることで、患者さんが少しでも心穏やかに内視鏡検査を受けられればうれしいですね。

また検査結果の説明は、オンラインでもおこなえるようになっています。画面共有も可能なシステムを構築していますので、図検査画像をご覧いただきながら説明を受けることもできます。

常に誠実であり続けることをモットーとして

検査後はもちろんのこと、検査前の説明に重点をおいています。人は、未知なものに恐怖感を抱きます。ですから、検査を受ける前にイメージが浮かぶよう、模型等も用い、わかりやすく説明をさせていただいています。もちろん、検査後の説明も重要です。例えば「十二指腸は大丈夫でした」と一言で説明が終わることも多いですが、普通は十二指腸なんてわからないですよね。ですので、私は一般の方でもわかるように、模型やイラストなどを駆使して、可能な限り簡単な説明を心掛けています。

私はプロですので、当然、患者さんよりも病気について理解し知識もあります。ただ、それを患者さんに押し付けてはいけないと考えています。先ほどの説明一つをとってもそうですが、正しくても、相手に伝わらない言葉で話しても意味がありません。相手の理解や状況に対して敬意を払い、その中でプロとして話をすることが私なりの誠実さです。患者さんとは、お互いに尊重しあえる関係でありたいですね。

これから受診される患者さんへ

近年、特に大腸がんは増えてきている傾向にあります。その意味で、内視鏡検査そのものの重要性をもっと多くの方に知っていただければと思いますし、楽に受けられるということをお伝え出来ればと思っています。お若い方に伺いますと、ずっと長い間気になっていたものの、受診出来ずにいた、という方が非常に多い印象です。これは、検査や病院というものへの「怖さ」が一因でしょう。『上野消化器内視鏡クリニック』では、来院いただき、お帰りになるまで、常にリラックスして過ごせるクリニックを目指しています。医師の診察だけではなく、受付から始まり、診察、会計までの一連の全てを丁寧に行うことをお約束いたします。おなかのことで何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

三好 耕太郎 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:バスケット
  • 好きな本:歴史小説
  • 好きな映画:ミュージカル映画
  • 好きな音楽:ヒップホップ
  • 好きな観光地:北海道
  • 座右の銘・好きな言葉:「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

三好 耕太郎 院長から聞いた
『便潜血』

「痔があるから」と自己判断するのは禁物

便潜血は一般に大腸がん検診でよくおこなわれるもので、簡略して言いますと、便の中に血が混じっているかどうかを判別するものです。今の便潜血検査は胃での出血には反応しないので、便潜血陽性ということは、腸に出血の原因があることが考えられます。
1つ懸念としてあるのは、便潜血検査で陽性となっても、「自分は痔があるから」と二次検査を受けない方が少なからずいらっしゃることです。痔で陽性が出ることは確かにありますが、最近の研究によると、痔があってもなくても便潜血検査で陽性が出るかどうかに違いは見られないということがわかってきました。ですから、便潜血陽性が痔のせいと決めつけず、大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
昨今は大腸がんに罹る方が非常に多くなっています。それを内視鏡でポリープのうちにとるか、そうではなく、がんになってから手術で取り除くかで、その後の生活は大きく変わります。大事なことなので繰り返しますが、便潜血の結果を軽視せずに、内視鏡検査でチェックすることが大切です。

グラフで見る『三好 耕太郎 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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