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野中 康行 理事長

YASUYUKI NONAKA

脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニアを始めとする腰の病気に専門的に対応するクリニック

川崎医科大学卒業。神鋼加古川病院(現:加古川中央市民病院)に勤務。医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)に勤務。2021年に新大阪で『NLC野中腰痛クリニック』を開院。2024年1月、『NLC野中腰痛クリニック東京院』を開院 (「東京駅」八重洲中央口より徒歩5分、東京メトロ銀座線・東西線/都営地下鉄浅草線「日本橋駅」B3出口より徒歩2分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」B5またはB6出口より徒歩8分)。

野中 康行 理事長

野中 康行 理事長

NLC野中腰痛クリニック

中央区/日本橋/東京駅

  • ●整形外科

腰痛治療専門クリニックを日本橋に開院

野中 康行 理事長

医師である叔父は地域の病院を経営していました。最前線で頑張る叔父の背中を見て「かっこいいな」と思ったことが始まりです。叔父の病院には中学生の頃から見学に行ったり、ちょっとしたお手伝いをしに行っていました。救急車で運ばれきた命の危険がある患者さんを救う。その重責を私も担いたいと考えたのです。
川崎医科大学卒業後は母校の麻酔集中治療部に入り、麻酔科の認定医を取得したのち、神鋼加古川病院(現:加古川中央市民病院)の循環器内科に籍を置きました。集中治療をする上で心臓の治療は非常に大事ですから、より専門的に学びたいと考えてのことでした。そちらで循環器内科の専門医を取得し、叔父の病院(郡山青藍病院)に帰ってきたのです。
郡山青藍病院は救急救命と並び、関西では腰痛治療でも有名な病院でした。当然、腰の手術も扱っていたのですが、当時としては極めて珍しく、腰痛に対するレーザー治療をおこなっていたのです。切らずに治すことも出来る。それは私にとって大きな発見でした。以降、救急救命に携わりながら、並行して腰痛の治療にも取り組んでいくことになったのです
当時、そして今もですが、海外では手術以外の新しい治療がどんどんと生まれていました。手術でしか得られない結果もありますが、同時に手術には神経損傷などのリスクもあり、一定以上の期間の入院を余儀なくされる面もあります。言わば、新しい治療が生まれる土壌があったわけですけども、その中にすでに十分な実績のある治療があることを知り、渡米して持ち帰ってきたのがDST法(ディスクシール治療)です。
ディスクシール治療をはじめとする、様々な“切らない”腰痛治療を柱に新大阪で立ち上げたのが『NLC野中腰痛クリニック』であり、この度、2024年1月15日に東京院をオープンすることになったのです。

“切らない”腰痛治療を提供

野中 康行 理事長

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による慢性的な腰痛や坐骨神経痛にお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。その中には、外科的手術を検討されている方も多数おられるのです。しかし、身体的・年齢的な問題やリスクを考慮され、手術を選べない、あるいは手術を望まれない方も多くいらっしゃいます。そうした方々に対し、残念ながら現在の日本では選択肢が限られるというのが現状です。一方、海外に目を向けてみますと、腰痛に対する手術に代わる治療法がどんどんと生まれてきています。その外科的手術に代わる治療法を提供しているのが私たちのクリニックです。
どの治療にも共通するのが、治療時間は30分以内、短時間で日帰り治療が可能なこと。そして、針一本で可能なものですから、切ることはなく傷跡も残りません。切らないがゆえに神経障害のリスクもないということになります。また、どの治療も70パーセント以上の有効率を誇っています。70パーセント以上というのは手術と同等、もしくはそれ以上の成績ということになります。それが、『NLC野中腰痛クリニック』の腰痛治療です。

機能を失った椎間板を再生するディスクシール治療

野中 康行 理事長

DRT法(椎間板再生治療)やレーザー治療など、様々な治療を取り揃えている中で、最も症例数が多いのがディスクシール治療です。腰の骨と骨の間には、クッションの役目を果たす椎間板という組織があります。この椎間板に過度の圧力がかかり、潰れてなくなってしまうと、ヘルニアや脊柱管狭窄症といった疾患が発生してしまうのです。この潰れた椎間板を修復・再生するのがディスクシール治療です。人の身体には自己再生能力があります。損傷部分を修復することで再生を促し、長期的に安定して症状の改善が図れるということになります。腰痛に限らず、病気はそのほとんどが進行性です。組織が損傷してしまうと、何もせずに治るわけではなく、そのままでは損傷は拡大していく一方です。坐骨神経痛も一度発症すると、発作の回数がどんどんと増えてきて、やがて痺れが取れなくなり、痛みは慢性的なものとなり、腰も曲がって歩くことも困難になっていきます。ディスクシール治療で早めに手を打ち、改善に向けてリバースさせてあげることが重要になってくるのです。

患者さんが何に困り、何をしたいかを知ることが最も大切

当院にはリハビリテーションの設備も整っています。治療が終わったとしても、それまで走ることを躊躇していた方が突然走れるようになるわけではありません。痛みはとれたけども歩けない、では困るわけで、当院ではリハビリテーションによって筋力をつけたり、ご自宅で自身でおこなっていただけるようアドバイスをしています。

新しい治療法を提案するだけではなく、リハビリを含めたあらゆる対策を提供するのが私たちに課せられた役割と認識しています。最も重視するのは、その方が何をしたいか、ということです。例えば、腰痛が少しだけある方が来院されたとしましょう。不自由なく動けて、湿布を貼ったら楽になるのであれば大掛かりな治療の必要はありません。逆に、そうも言っていられないという方もいらっしゃいます。お孫さんの世話をしなければいけない、旦那さんと毎日散歩をしたい。そうした望みをお持ちであれば治療の対象となってきます。その場合には、当院の治療のみならず、外科的手術を含めたあらゆる選択肢を一緒に検討していくことになります。
その方が何に困り、何をしたいと思っているのか。それを丹念に拾い上げていくのが、医者として最も大事なことと考えています。

これから受診される患者さんへ

なぜ腰痛が起こっているのか、原因がわかることで、この先どうなっていくかもわかってきます。そこにご自身の希望も併せ、どのような対策をとるべきなのか、将来に向けた提案をおこなっていくのが私たちのクリニックです。一度きりの人生。永遠ではない時間が、腰痛で阻害されるのは非常にもったいないことです。皆さんのご事情に合わせた様々な提案をおこなっていますので、腰痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

※上記記事は2024年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

野中 康行 理事長 MEMO

  • 出身地:奈良県
  • 趣味:読書、スキー、キャンプ、ベース
  • 好きな作家:宮城谷昌光、北方謙三
  • 好きな映画:『今を生きる』
  • 好きなアーティスト:レス・ザン・ジェイク、KEMURI
  • モットー:「人生は一度きり。思いっきり楽しみましょう!」

野中 康行 理事長から聞いた
『腰椎椎間板ヘルニア』

接触しているから痛みが生じるわけではなく、炎症によって痛みが生じる

腰の骨と骨の間には、椎間板というクッションの役目を果たす組織があります。この椎間板に過度な圧力や負担がかかり、変形して飛び出してしまうのが椎間板ヘルニアです。その飛び出した先に何があるかというと、足に向かう神経が流れています。圧力がかかって飛び出し、変形した部分に炎症が起き、それが神経を刺激して痛みが生じることになります。以前は、飛び出したヘルニアが神経を圧迫することで痛みが生じると言われていましたが、最新の医学では圧迫ではないことがわかってきています。つまり、接触しているだけでは痛みが出ることはなく、炎症が起こっているから神経痛の症状が出るのです。CTなどの画像で大きなヘルニアが見つかっても痛みを感じてない人がいるのは、そうした仕組みだからなんですね。炎症が起こっているかどうかは、画像診断では判断ができません。当院で行なっているディスクシール治療(DST法)ですと、細い管を入れ、その場で原因を調べて治療をすることが可能になります。

グラフで見る『野中 康行 理事長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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