東銀座 小川診療所
中央区/銀座/東銀座駅
- 泌尿器科
- 皮膚科
- 外科
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
小川 正至 院長への独自インタビュー
後悔しないために、改めて医師の道を目指す。
私は高校を卒業して一旦は一般の大学に進みました。高校時代というのは周囲に影響されやすいものですし、それに加えて、親への反発ということもあったかもしれません。実家は代々医者の家系で、私で9代目か10代目と言われています。小さい頃からそれを聞かされて育ち、いつしかそれがささやかな反発へと育っていったのでしょう(笑)。しかし、大学に入ったことがこの先の人生を意識させ、改めて自らの未来を見つめ直すきっかけとなりました。自分にしか出来なこと、後悔しないためには何をすればいいのか。考えた先にあったのが、医師という道だったのです。
ここからほど近くにある『小川皮膚科泌尿器科診療所』は私の父の診療所になります。私は東京医科大学を卒業後、関連病院での勤務を経て、父の元で診療をおこなうようになりました。13年間、今年の春(2014年春)まで勤務した後、この4月をもって『東銀座 小川診療所』を開院する運びとなりました。
父の診療所は場所は良いのですが、なにしろ昭和40年代に建てられたビルですので、階段もありますし、今の時代に適合するのは難しい。父も80歳を越えており、私の代になったことを考え、全面バリアフリー化を実現すべくこちらに場所を求めたということになります。
診察室は男性と女性とで分けられ、泌尿器科については独立した部屋を設けています。プライバシーに充分配慮した、患者さんが安心して受診出来る造りとなっているかと思います。
銀座の泌尿器科専門医として、地域の医療連携に貢献。
大学病院等を除けば、私は銀座で唯一の泌尿器科専門医ということになります。泌尿器科を選択したことについては、まず父が泌尿器科と皮膚科を専門に診ていたということが1つ。それから、泌尿器科における内視鏡手術に興味を引かれたというのが1つです。内視鏡による前立腺肥大症の手術が一般的になる前のことですが、実際にその手術を見て、その素晴らしさに感動したことが大きな動機となりました。当時、大学で私が師事していた三木誠先生は凄腕の教授でして、80年代から続いた内視鏡の飛躍的進歩に多大な貢献をされた方です。
当院の1番の特徴は、病院と診療所、クリニック同士の連携が非常に充実している点でしょう。区内に聖路加国際病院に代表される中核病院が存在し、周囲にも数多くの病院が存在する。患者さんのご希望を伺い、複数の病院から選んでいただくことが可能な点は中央区ならではでないでしょうか。
今後はがん治療等につきましても、在宅医療が基本になってくるものと思われます。大学病院に赴くのは手術の時のみ。その後の経過については街の診療所がこれを担当する。将来を視野において、充実した医療連携が望めることが、当院、ひいては中央区の強みだと考えています。
泌尿器科に強い診療所ですが、それに限定することなく内科全般について診てくれる、その意味ではまさに“街のかかりつけ医”といった感じですね。ちなみに私も、病気をしたときにはお世話になっています。