東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

野村 浩介 院長

KOSUKE NOMURA

患者さんの苦痛を和らげた内視鏡検査・治療を実施。およそ3万件の内視鏡経験で、総合病院に遜色のない医療を地域レベルで提供

順天堂大学医学部卒業後、虎の門病院で消化器科の研鑽を積む。2023年9月『広尾クリニック 内科・消化器』開院

野村 浩介 院長

野村 浩介 院長

広尾クリニック 内科・消化器

港区/南麻布/広尾駅

  • ●内科
  • ●消化器内科

内視鏡検査の技術を磨き、開業し地域に医療貢献を

野村 浩介 院長

父が大学勤務の神経内科医をしており、私は幼少のころから病院や医療というものを身近に感じて育ってきました。日々患者さんと向き合う父の姿を見てきて、将来の自分の姿を重ねて思い描いたことが、医師を目指した根底にあります。医学部卒業後は虎の門病院で長く経験を積んできました。消化器を選んだのは、内視鏡が好きだったというのが大きな理由のひとつです。そして、自分で診断して治療まで完結できることにも魅力を感じました。胃がんや大腸がん、食道がんなどは早期発見できれば、お腹や胸を切ることなく、内視鏡治療で治癒することができます。患者さんが笑顔で帰っていくところまで見守れるのも魅力に感じました。開業のきっかけは、先輩医師のクリニックで月2~3回くらいお手伝いをする機会があり、クリニックを開院するというイメージが湧いたことが大きかったです。地域レベルのクリニックで、その町の方々と向き合って医療に貢献していきたいと思い、2023年9月に『広尾クリニック 内科・消化器』を開院しました。患者さんと接する際は、最後に必ず「なにか質問はありますか?」とおうかがいするようにしています。こちらから一方的に説明して終わりにならないよう、患者さんが納得できたかを気に留めていますので、心配なことはなんでもご相談ください。

苦痛の少ない内視鏡検査と経験に基づく診断で病変を見逃さない

野村 浩介 院長

長く消化器内科に携わり多くの患者さんと接してきて、「前回検査がつらかったから、もう検査したくない」という方が結構いらっしゃいました。『広尾クリニック 内科・消化器 』は、検査中の苦痛を極力和らげ、患者さんの負担を軽減した胃内視鏡検査を実施し、的確な診断をします。過去の患者さんで、1~2年前にも胃内視鏡検査をしていたのに、進行した病変が見つかったというケースもありました。検査を実施するのは医師ですから、その医師が的確に診断できることも重要です。私は虎の門病院の勤務時代から現在に至るまで 、およそ3万件の内視鏡検査や治療に当たってきましたので、培ってきた経験を生かし、総合病院レベルの技術をクリニックという最前線で行いたいと思ったんです。これまでにも、食道や胃が荒れた患者さんに「がんができる可能性があるから定期的に内視鏡で診ていきましょう」とご提案し、その数年後に5~10mm大の病変を見つけ、実際に治療を行った経験が数百例あります。早期発見から早期治療に繋げることが最も重要と考えております。

院内で大腸ポリープ切除の日帰り手術に対応

野村 浩介 院長

大腸内視鏡検査は実施してもポリープ切除は出血などのリスク面から対応しないというクリニックもありますが、『広尾クリニック 内科・消化器』では10ミリ程度までの大腸ポリープであれば、日帰りの手術でポリープ切除が可能です。私は消化器内視鏡学会の専門医と指導医でもありますので、どうぞご安心してお任せください。大腸ポリープの中には大腸がんに移行するタイプのものもあり、そのリスクを診断するためにも大腸内視鏡検査を実施する必要があります。良性のポリープの時点で切除することが、なによりの大腸がん予防に繋がります。内視鏡治療は低侵襲で済みますので、早期発見のためには症状のないときでも定期的に大腸内視鏡検査を受けていただくのが望ましいです。大腸内視鏡検査は「痛い」「恥ずかしい」といったネガティブなイメージを持たれる方が多いですが、当院では患者さんの不安を払拭し、リラックスして検査を受けていただけるように配慮しています。健診などで異常がなくても、日頃からお腹が張って痛みのある方、慢性的な下痢や便秘にお悩みの方、特に40~50代で大腸内視鏡検査をしたことがない方は、ぜひ一度検査をされることをお勧めします。

胃と大腸の内視鏡を同日に検査可、患者さんの負担を軽減

『広尾クリニック 内科・消化器』では、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査の両方が必要な患者さんには、同日に連続して検査を実施することも可能です。胃内視鏡検査は内視鏡機器のほうに頭を向け、大腸内視鏡は180度体制を変えて内視鏡機器のほうにお尻を向けないといけません。患者さんが鎮静剤を服用しているとなかなかそれも難しいものです。当院では患者さんはストレッチャーに横になっていただくので、そのままストレッチャーを回転させ大腸内視鏡検査を続けて受けていただけます。同日に内視鏡検査ふたつを受けると聞くと体への負担を心配される方もいますが、鎮静剤でほぼ眠った状態で受けていただけますので負担はありません。日を分けて来院していただく手間や時間も省けますし、食事の制限も一度で済むというメリットもあります。

これから受診される患者さんへ

『広尾クリニック 内科・消化器』は東京メトロ広尾駅3番出口からすぐ、ビルの7階にあります。当院では消化器科はもちろん、総合内科専門医として一般内科まで幅広く診療し、健康診断や予防接種のほか、自費診療によるプラセンタ注射やビタミン点滴も対応しています。この広尾という場所にご縁を頂きましたので、これからできるだけ多くの患者さんに医療を提供し、地元の人に愛されるクリニックを目指しています。家族や友だちを紹介したいと思っていただけるような、地域のかかりつけ医として診療に当たっていきます。内視鏡検査はご自身の体のリスクがわかるもので、特に大腸内視鏡検査は一度受けると大腸がんになりやすいかどうかもわかります。無症状の方でも、50歳を過ぎた方はぜひ一度受けられることをお勧めします。内視鏡検査について不安なこと、心配なことがあれば、ぜひ当院にご相談ください。

※上記記事は2023年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野村 浩介 院長 MEMO

  • 趣味&特技:テニス
  • 好きな音楽・アーティスト:ケツメイシ
  • 好きな言葉 座右の銘:継続は力なり
  • 出身大学:順天堂大学

野村 浩介 院長から聞いた
『便潜血』

陽性判定の場合はすぐに大腸内視鏡検査を受けて

便潜血は検査の一種で、便の中に血液が混ざっているかどうかを診て大腸の出血がないか を調べる方法です。便潜血検査が陽性となったとき、大腸がんが発見される方が1~3%く らいの割合でいますので。便潜血検査で陽性となった方は必ず大腸内視鏡検査を受けて詳しく調べることをお勧めします。大腸内視鏡では大腸がんがあればすぐにわかりますし、前がん病変といって、がんになる手前の状態のものが見つかる場合もあります。10ミリ程度までのポリープであれば、入院することなく大腸内視鏡で切除できすることができます。がんに発展する前に切除することががんの予防策として最大の効果とも言えます。1回大腸内視鏡検査をすると寿命が有意に延びるという論文もあるほどです。便潜血検査が陽性判定なのに何年も放置してしまうと、大腸がんができて進行してしまうこともあり得ますので、検査で引っかかった場合は躊躇せずに大腸内視鏡検査を受けてください。

グラフで見る『野村 浩介 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION