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片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師

AKIHISA KATAGIR&MAKIKO KATAGIRI&KOZO KUMAKAWA

頭痛とめまいを専門的に診るクリニック

日本大学医学部医学科卒業。同大学医学部附属板橋病院臨床研修修了。同大学大学院医学研究科博士課程修了。埼玉県立小児医療センター脳神経外科、日本大学医学部附属板橋病院脳神経外科、相模原協同病院脳神経センター副部長、東京曳舟病院脳神経外科医長、板橋中央総合病院脳神経外科医長を歴任。2023年秋、『お茶の水頭痛めまいクリニック』を開院(JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」より徒歩2分)。

片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師

片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師

お茶の水頭痛めまいクリニック

千代田区/神田駿河台/御茶ノ水駅

  • ●内科
  • ●眼科
  • ●耳鼻咽喉科
  • ●脳神経外科

脳神経外科、耳鼻咽喉科、眼科の3科が連携した頭痛とめまいの専門クリニック

片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師

『お茶の水頭痛めまいクリニック』は、脳神経外科、耳鼻咽喉科、眼科の3科が連携し、頭痛とめまいを専門的に診るクリニックです。私自身は日本脳神経外科学会脳神経外科専門医として、大学病院や総合病院において、多くの開頭手術を手がける一方、片頭痛に代表される頭痛の専門外来を担当してきました。そして副院長である妻(片桐 真樹子 副院長)は、日本眼科学会眼科専門医です。副院長自身が頭痛を持病として抱えていることもあり、緑内障やドライアイなどの眼科の諸症状と片頭痛の関連について、以前から着目し、科の垣根を超えた総合的頭痛診療の必要性を思い描いていました。また、義父である熊川医師は、日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医として、人工内耳手術を含めた難症例に代表される“聞こえ”の問題に長年取り組んできました。熊川も長年の診療を通じ、めまいと頭痛との関連性に以前から着目しており、私たちが頭痛をメインとしたクリニックを開設すると聞き、協力を申し出てくれたのです。異なる高い専門性を持つ医師が協力し合うことで、これまで根本的な解決にいたることが少なかった頭痛を多角的に診断および治療することが可能になると考えています。

3科の専門医の協力によって実現したオーダーメイドの頭痛めまい診療

片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師

病院の頭痛専門外来で多くの患者さんを拝見してきましたが、長く頭痛に悩んでいる患者さんは、めまいや目の諸症状を抱えている方が多くいらっしゃいます。一般に頭痛となりますと、まずは市販薬などで対処し、次に内科に相談されるケースが多いかと思います。ただ、そこでも鎮痛剤の処方のみで終わり、耳鼻咽喉科や眼科の症状については、他科の受診を勧められるにとどまるケースも多かったと思われます。複数の科を受診するのは大きな負担となりますし、もっと身近に、もっと気軽に頭痛の総合的診療を受けていただけるよう、当クリニックの開設にいたったのです。
クリニックは片頭痛を抱える患者さんが比較的若い世代に多いことを考慮し、仕事のお昼休みなどを利用して受診していただきやすいよう、午前中の診療時間を13時半と長めに設定しています。ワンストップで頭痛やその周辺のお悩みを相談いただけるクリニックとして、便利にご利用いただきたいですね。

新たな領域へと迫りつつある頭痛の治療

片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師

頭痛で最も心配されるのは、脳出血などに代表されるような命に関わる疾患です。クリニックではCTを完備しており、即日での画像診断が可能となっています。危険な頭痛を見逃さず、緊急時には連携する大学病院や地域の基幹病院へと迅速に紹介する体制も整えています。
近年になり、頭痛の治療は大きく進歩しています。これまで広く用いられてきた鎮痛剤に加え、痛みの原因となる神経伝達に働きかけるトリプタン製剤や抗CGRP受容体抗体製剤などの画期的な薬剤が次々と承認されています。当クリニックでもそうした先進の治療薬を多く導入しております。このうち抗CGRPは自己注射が可能で、副院長自身がこれを用いることで生活の質が大きく変わりました。また、天気痛や気象痛への酸素カプセルの活用など、お薬以外にも新たなアプローチを展開していきます。私は現在も大学院において脳の血流と疾患との関連を研究しています。いずれはそうした研究の成果をクリニックの治療へとつなげていくことも考えています。また頭の形の歪みが、眼鏡のかけづらさやかみ合わせなどの問題と関連し、頭痛の原因となることから、赤ちゃんの頭の歪みを矯正するヘルメット治療も手がけております。

もちろん耳鼻咽喉科・眼科の単独受診も可能

耳鼻咽喉科では、オージオメーターや赤外線CCDカメラ、重心動揺計などによるめまいの検査が可能となっており、エックス線に比べ圧倒的に多い情報量が得られるCTを活用することにより、副鼻腔炎や中耳炎のより精密な治療へとつなげていきます。また眼科においては、視力および眼圧の検査をはじめ、視野検査やOCT、眼底検査、角膜の形状解析、細隙灯顕微鏡検査等、ひと通りの検査が即日実施可能です。
近年になり、片頭痛とメニエール病、片頭痛と緑内障やドライアイの関連が明らかになってきました。それに加え、強度近視と片頭痛が関連するのではないかと考えています。実際に今、眼科では、過去にレーシック手術やICL手術を受けた方がまぶしさから頭痛を訴えるケースが非常に多く見られます。クリニックでは強度近視の進行の抑制が期待できるオルソケラトロジーを導入しています。この治療は、コンタクトレンズを装着して就寝することで、日中、視力が改善し、裸眼で過ごすことを可能にするものです。成長期においてオルソケラトロジーを用いることで、近視において重要な眼軸の延伸を防ぐ効果が期待できます。お子さんが主な対象となりますが、ワンデーコンタクトを使い続けるよりも費用が安価で、成人にとっても有用な選択肢となっています。

地域の皆さんへメッセージ

「たかが頭痛」と言われ、つらい思いをしていらした方、何科を受診したらよいのか悩んでいた方、おひとりおひとりのつらさに寄り添い、原因に迫る診療を提供してまいります。頭痛やめまいは治療が可能です。異なる専門科による密な連携と、CTに代表される充実した設備による多角的なアプローチで、頭痛やめまいの診療の新しい形を追求してまいります。これまで、痛み止めを処方されて終わりとあきらめておられた方は、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

片桐 彰久 院長&片桐 真樹子 副院長&熊川 孝三 医師 MEMO

  • 出身地:[院長]東京都 [副院長]東京都 [熊川 医師]福島県
  • 趣味:[院長]週末農園/ヨット [副院長]音楽鑑賞、観劇 [熊川 医師]クラシックギター(日本演奏芸術医学研究会・理事)
  • 好きな本・作家:[院長]ダン・ブラウン [副院長]岸惠子 [熊川 医師]アーサー・C・クラーク
  • 好きな映画:[院長]『天使と悪魔』 [副院長]『ティファニーで朝食を』 [熊川 医師]ルキノ・ヴィスコンティ監督作品
  • 好きな音楽やアーティスト:[院長]クラシック/村治佳織、大萩康司 [副院長]クラシック/ブラームス、村治佳織、大萩康司[熊川 医師]レオナルド・ブラーボ
  • 好きな場所・観光地:[院長]志摩/自然豊かなところ [副院長]ローマ [熊川 医師]会津
  • 好きな言葉・座右の銘:[院長]「常に感謝」 [副院長]「夢は叶う」[熊川 医師]「努力は報われる」
  • 出身大学:[院長]日本大学 大学院博士課程修了[副院長]東京女子医科大学 大学院学位取得[熊川 医師]順天堂大学、東京大学博士課程終了

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穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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