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堀内 智博 院長

HORIUCHI TOSHIHIRO

それぞれの患者さんが豊かな人生を過ごせるよう『オーダーメイドの治療』を提供したり分かりやすい説明と安らぎを与えられるメンタルクリニックを目指しています。

杏林大学医学部を卒業後、精神科医として急性期を中心に幅広い精神疾患の治療や立ち上げに携わる。歴史ある精神科専門病院で医局長として長く勤め、現在も企業の産業医としても活動しながら地域の精神科医療に貢献している。

堀内 智博 院長

堀内 智博 院長

渋谷365メンタルクリニック

渋谷区/渋谷/渋谷駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

医師として20年近く働き、幅広い治療や患者さんを診てきた経験を生かし治療を行なう精神科専門医の生い立ち

堀内 智博 院長

私自身は小学生の頃から、精神医学や薬に興味を持って、中学生の頃にはフロイトの本を読んでいました。そこで、両親からも好きなことをやったらいいと後押しがあり、医学の道に進むことにしました。
私が精神科医になった理由としては、心が健康でないと幸せに生きれないと感じているからです。身体が健康でも人の心が疲弊すると、人間らしく過ごせなくなってしまいます。そこで、患者さんが幸せに暮らしていただくためには精神科医となり心のサポートもしたいと思ったことが背景にあります。
私は杏林大学病院で研修後、歴史ある精神科専門病院で医局長を務め、その途中、英国にあるヨーロッパで最大級のメンタルヘルスの研究機関(モーズレイ病院、ベスレム病院、精神医学研究所)に留学しています。これら約20年近くにわたってたくさんの患者さんと向き合った経験をもとに、地域のメンタルヘルスに貢献していきたいと思い、自身が学生時代を過ごした地元の渋谷に開業しました。私の専門は、精神科と心療内科ではありますが、患者さんの身体を含めた全てを診れないと正確な診断ができません。そのため、ある程度の内科的な知識を学んでおり、患者さんの心も身体も良くなって欲しいと願いながら診療にあたっています。

ストレスを抱えている患者さんに、安らぎを与えるクリニックを目指して

堀内 智博 院長

年々、メンタルヘルスに不調を抱える患者さんは増えてきています。当院の患者さんの多くは、仕事をしている方です。やはり仕事におけるストレス、人間関係がうまくいかないことへのストレスが多く、10代〜60代と幅広い年齢層の患者さんが相談に来られます。人の多いこの東京で仕事をしている方は、環境的にもストレスが多くなってしまうことでしょう。そのようなストレス社会の中で、一人で悩んでしまう方も多いのかもしれません。しかし、一人で考えても解決することが難しいのが、このメンタルヘルスの不調です。落ち込みが激しくなる前に、どのように解決したら良いのか他の人への相談は大事です。家族、友人への相談はもちろん、悪化する前に専門医への相談もおすすめします。
また、当院の紹介ですがお越しいただいた患者さんが安らげるように、優しい雰囲気のクリニックにしたいと思い、内装にもこだわりました。柔らかな色合いの内装や間接照明を使用してリラックスできる空間にしています。また、私を含めてスタッフ全員が、患者さんの心に寄り添う気持ちを持ったコミュニケーションを大切にしています。当院ではどのような内容でもかまいませんので、ご相談に来てもらいたいと思っています。

ガイドラインや画像などを用いて、視覚的にも分かりやすい説明を大切に

堀内 智博 院長

精神科の診療というのは、内科のように採血やレントゲンで診断できないため、少し分かりにくさもあると思います。自分の心の不調に気づき、インターネットで調べても患者様ご自身で診断することは難しいことも多いです。診察では一人ひとりの患者さんの不調に対して、脳の問題なのか心の問題なのか、しっかりと見極めていく必要があります。うつ病の場合は脳が機能異常を起こす病気ですが、ストレスを抱えていると心の部分にも大きく影響しているでしょう。このように両側面を持ち合わせている病態もあります。生物学的な観点や患者さんの情報から診断をして、患者さんに理解してもらいやすい説明をすることを目指して診療をしています。
具体的には、説明の際にはスライドや脳の機能がわかる画像を見せることで、視覚的に分かりやすいように工夫をしています。また、日本のメンタル疾患の治療ガイドラインだけでは曖昧で分かりにくい部分もあるので、海外のガイドラインも患者さんにお見せすることもあります。そして、患者さんに合わせてオーダーメイドの治療を行うことを大切にしています。さらにこれまでの長年の経験と知見も活かして、患者さんが理解してもらえるように分かりやすい診療を心がけています。

患者さんに寄り添って話し合うことを優先し、無理のない治療の提案を行う

当院に来られる患者さんには、メンタルの薬に不安を感じている方もいます。薬の副作用や依存性などを気になされることは当然かと思います。そのように患者さんが薬に対する要望や不安がある場合、治療に踏み切れない場合は、無理に治療を進めることはしません。まずは、これから先の見通しが分かるように、治療の段階を説明していきます。やはり、患者さんは自分の症状が治るのかどうか不安に思っているでしょう。そこで、複数の治療方法を提案し、患者さんに寄り添って話し合うようにしています。その中で、漢方薬を患者さんが希望されれば使用し、それで改善が見られないならメンタルの薬を使用するといった手もあります。そのため、治療の流れと患者さんの状態を詳しくお伝えし、患者さん自らの治療の流れが理解できるように配慮しています。

これから受診される患者さんへ

渋谷365メンタルクリニックは、渋谷駅や表参道駅から歩いて6〜7分の場所にある都心からアクセスの良いクリニックです。また、完全予約制にしておりお待ちいただく時間を減らすよう努力しています。
また、メンタルクリニックに通うことを悩んでいる患者さんは、「病気かどうか分からないが、診察を受けてもよいのか」「不眠だけで受診していいのか」など、さまざまな気持ちがあるでしょう。そのような方でも安心して通院してもらえるように、丁寧で分かりやすい説明と患者さんに寄り添った治療を大切にしています。辛いことや悩んでいることは、ぜひ一緒に解決策を考えていきたいと思いますので、どのような内容でもお話しください。たとえば、お話を聞いてもらえるだけで心が軽くなったり、前向きな考え方ができるようになるかもしれません。当院は、誰でも入りやすく安らいでもらうためのクリニックですから、心の不調が気になるという方は何か良い手はないか、ご助言をさせていただきたいと思います。

堀内 智博 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味&特技:医学の勉強や研究・国際交流
  • 好きな言葉・座右の銘:常に学び、向上し続ける。
  • 好きな場所・観光地:渋谷・伊豆
  • 外資系製薬会社にも産業医として勤務:
  • 日本精神神経学会専門医/指導医、精神保健指定医:

堀内 智博 院長から聞いた
『適応障害』

ストレスの原因をうまく対処することが大切な適応障害

適応障害は、ある特定の状況や出来事がその人にとって耐えがたいストレスとなり、気分の落ち込みや身体面、行動面においてさまざまな症状が出てしまう状態のことを言います。この適応障害は、うつ病と間違われることがありますが、全く異なる状態です。脳の病気で脳が機能低下しているものはうつ病であり、主にお薬を使って治療を行います。一方、ストレスが原因で落ち込んでしまうのが適応障害です。仕事や人間関係がうまくいかずに疲れ切ってしまい、燃え尽きるような状態になります。とくに、働き世代の方々に多いでしょう。適応障害は、脳そのものの機能が低下している状態とは言えず、休職や勤務時間の変更、残業の調整、部署異動などの環境調整をメインに行います。さらに、本人の回復力を促すために漢方薬を使用したり、症状に合わせて不安を取り除く薬を補助的な位置付けとして使用します。
やはり、気分が落ち込みがひどくなると、自分ではなかなか改善できないものです。落ち込みが悪化してしまう前に、「この状態でも相談していいのかな」と考えている段階から、心療内科や精神科に相談してください。悩み始めたときに相談し、早めに環境を整えていくことで、改善できる可能性も高くなるでしょう。

グラフで見る『堀内 智博 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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