朴 圭一 院長
KEIICHI PARK
乳がん検診・精密検査から術後のフォローアップまで。働く女性も通いやすい乳腺クリニック
慶應義塾大学医学部卒業。内科医としてキャリアをスタートさせ、形成外科に転身。乳がん手術後の乳房再建術などを数多く手がけるうち、乳がん予防の重要性を痛感する。改めて乳腺外科の学びを深め『Hanaクリニック乳腺外科』を開業。
朴 圭一 院長
Hanaクリニック乳腺外科
渋谷区／代々木／新宿駅
- ●乳腺外科
乳がんの早期発見・早期治療に力を注ぎたい
小さな頃に医療のお世話になることがあり、医師の仕事は困っている患者さんの力になれる素敵な仕事だなと思いました。そんな幼少期の思いが原動力になり、念願の医師になりました。
最初は内科医としてキャリアをスタートさせました。その後、体のかたちをつくる手術に興味をもち形成外科に携わるようになったのですが、これが一つの転機となりました。乳がん手術後の乳房再建を執刀し、患者さんがかたちに満足して喜ぶ姿を見ることもやりがいではあったのですが、悲しくも乳がんが再発してしまい、形成外科から離れていってしまう症例も多く経験し、形成外科医としての限界を感じました。乳がんは早期発見で完治できる病気であるため、乳がん診断後ではなく、診断前から力になることはできないかと思うようになりました。みなさんが再建手術どころか乳がんの大きい手術を受けなくて済むように、病気の早期発見に力を注ぎたい……そんな思いで乳腺外科の医師になりました。
乳がん検診・精密検査から術後のフォローアップまで
『Hanaクリニック乳腺外科』は、乳腺の専門的な診療を行うクリニックです。具体的には乳房に関するご相談をいただいたり、乳がん検診や検診後の精密検査を行ったり、乳がん患者さんの術後のフォローアップなどを担当します。
乳がんは女性がかかるがんの第1位です。しかし乳がんや乳房のことを相談したいと思っても、乳腺外科は大きな病院に行かないと受診できないことが多く、そもそも受診のハードルが高いので、適切な医療に結びつかないでいる方は少なくないはずです。その一方で治療を行う大きい病院は乳がんの患者さんを数多く診察しなければならず勤務医の負担が増え続けている状況です。
そうしたアンバランスな状態に対して、身近な最初の相談窓口として乳腺クリニックをつくることで皆さんが気軽に乳がん検診を受けられる環境をつくろうと思いました。もしも乳がんが見つかった場合には適正な医療を受けることのできる高次医療機関を迅速に紹介する。手術を含めた標準治療を受けた後は大きい病院と連携しつつ再び当院で定期検査、経過観察を続けていく……。そのように役割を分担できれば、患者さんにも病院にもそれぞれにメリットをもたらすだろうと期待しています。
新宿駅南口徒歩2分。働く女性も通いやすい乳腺クリニック
乳がんは40代以上に多いとされていますが、20代、30代でかかる人も徐々に増えています。開業にあたって新宿駅南口から徒歩2分という立地を選んだのも、若い世代の女性にも気軽に足を運んでいただけるようにと考えてのことでした。当院の最終受付は平日（月・火・木・金）午後6時までですから、お仕事帰りなどにもお立ち寄りいただけるのではないでしょうか。当院では渋谷区の乳がん検診はもちろん、乳がん検診の結果が“要精密検査”となった方に対する精密検査にも対応しています。
“要精密検査”の通知を受け取ると「「きっと乳がんに違いない…」と絶望的な気持ちになられる方が少なくありません。このため当院では当日のご予約がない患者さんについても、できるかぎりその日に診察を行い、不安な時間が少しでも短くなるように努めています。お気軽にお電話でご相談ください。ただ一つお伝えしておくと、“要精密検査”は必ずしも“乳がん”ということではなく、良性のことも多いですので、あまり心配しすぎずにリラックスした気持ちでお越しください。
マンモグラフィ・乳房超音波検査に対応
乳がんは女性が一番かかりやすいがんではあるものの、早期発見・早期治療によって治せる病気です。女性のみなさんにはぜひ積極的に乳がん検診を受けていただきたいのですが、「マンモグラフィは痛い」などのマイナスイメージもあって受診をためらってしまう方も少なくないようです。
当院では「マンモグラフィは絶対に嫌」という方に対して、無理に検査を行うことはありません。その方の年齢や身体状況などを考慮した上で、問題ないだろうと判断した場合には痛みのない乳房超音波（エコー）検査だけを実施することも可能です。ただしマンモグラフィ、超音波はそれぞれ検出できるものに違いがあり、どちらの検査が適しているのかは症状や乳房の状態によっても異なります。まずはご自分が今どのような状況なのかを把握するためにも、一度受診してみていただければと思います。
これから受診される患者さんへ
最近は乳腺クリニックの数も少しずつ増えているようですが、その中で当院の強みを挙げるなら、アクセスのよさと患者さん目線の診療スタイルになるでしょうか。大きな不安を抱えてお越しになる患者さんのお気持ちに寄り添い、緊張が和らぐようなお声かけをし、来院された時よりも足取り軽くお帰りいただけるような診療をしたいと考えています。形成外科の診療経験もありますので美容手術後の相談や検診も対応可能です。乳房にまつわる不安やお悩みのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
朴 圭一 院長 MEMO
- 出身地：東京都
- 好きな本：『戦争と平和』（トルストイ）、『カラマーゾフの兄弟』（ドストエフスキー）
- 好きな映画：『人生、ここにあり！』、『魔女の宅急便』、『ハル』
- 好きなアーティスト：米倉利紀、Nujabes、ずっと真夜中でいいのに。
- 好きな場所：自宅、車の中
- 好きな言葉：「明日は明日の風が吹く」
朴 圭一 院長から聞いた
『乳腺症』
胸に違和感を覚えたら専門家に相談を
違和感を覚えて「乳がんかもしれない」とクリニックなどを受診してみると、乳腺症の診断がつくことが多いです。一方で、乳腺症と思っていたものの実際には乳がんだったというケースもありますので、少しでも違和感を感じたら心配しすぎず専門家にご相談いただくことをおすすめします。
グラフで見る『朴 圭一 院長』のタイプ
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穏やかでやさしく話しやすい先生 |  |
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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