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角田 篤人 院長

ATSUHITO KAKUTA

運動療法と根本的に痛みを解消する治療を提供。美しく笑顔で健康寿命を延ばすことを大切に。

東京慈恵医科大学医学部を卒業後、同病院の整形外科に入局。大学附属病院および関連病院で数多くの手術をこなし、研鑽を積む。その後、患者さんの痛みがなく満足できる治療を提供するために開業、現在に至る。

角田 篤人 院長

角田 篤人 院長

世田谷かくた整形外科 成城学園前院

世田谷区/成城/成城学園前駅

  • ●整形外科
  • ●リウマチ科
  • ●リハビリテーション科

より良い方向に導く整形外科医として、予防医療を広めたいという想いから開業

角田 篤人 院長

私が医師を目指したのは、スポーツをやっていたことが大きく影響しています。学生の頃に、将来どのような仕事をしようかと考えたとき、自分の趣味と社会のために役立つ仕事を掛け合わせたのが、この整形外科医でした。私もスポーツをしていた頃、腰の痛みやケガなどで整形外科に通っていました。その頃から、整形外科は明るいイメージがあります。痛みを取ってあげて、より良い方向に明るく進んでいくことができる仕事だと感じていました。
私は膝関節の手術を得意とし、これまで高齢者やスポーツ選手、膝周辺のケガなどを抱える老若男女の患者さんに治療を行ってきました。いろいろな手術があり、人との出会いも多く、とてもやりがいのある仕事ですね。
そして開業したのは、一つの目的があったからです。私は手術も好きでしたが、件数をこなすには限界があります。特に、高齢者が増加している現代だからこそ、予防に重点を置かないと人工関節の方が増えるでしょう。そこで、予防医療を広めるために開業しました。

痛みを取り除くことにより、美しさと素敵な笑顔で健康寿命を延ばしていく

角田 篤人 院長

当院は、美しく笑顔で健康寿命を延ばすことを理念としています。健康で長いきている方は、笑顔ではつらつとして暮らしています。姿勢も良く、体の痛みがない生活を送っているため、笑顔がとても素敵に見えるものです。人の美しさは、痛みがないことから姿勢や笑顔などが輝き、充実した人生であることが伝わってきます。もし、体に何かしら痛みがあった場合は、旅行や趣味、好きなことができなくなります。そこで、楽しく長生きできるように、痛みを根本から改善することを目指して診療を行っています。
また、スタッフ全員が患者さんのお話をよく聞くようにしています。2診体制にしているため、ゆっくりとお話ができる環境になりました。挨拶や声がけを重視し、患者さんが話しやすい雰囲気作りも意識しています。それに加えて、内装にもこだわりました。ターコイズブルーと優しい木目で、おしゃれで居心地の良い空間を演出しています。待ち時間も苦痛にならないようにと配慮しています。

骨密度測定検査と採血による骨粗鬆症の診断。骨折予防を重視した診療を提供

角田 篤人 院長

当院の特徴の一つとして、骨粗鬆症の診断を正確に行っていることが挙げられます。骨密度を測る場合、レントゲンだけでは正確に診断ができません。骨密度測定装置で全身の骨密度を測定し、採血で骨を作ったり壊したりする骨代謝マーカーをチェックしていきます。レントゲン検査に併せて、骨密度測定装置と採血を用いて、しっかりと診断をお伝えしています。
骨粗鬆症の治療は、効果が期待できる良い薬も出てきていますが、いかに骨折させないかを考えることが重要です。骨粗鬆症を引き起こしている状態で放置していると、手首や脚の付け根、背骨など骨折しやすくなります。骨折してしまうと、年齢によっては回復が遅くなり寝たきりになってしまう可能性もあるでしょう。特に女性の方は、50歳を超えている場合、一度は骨密度検査を受けてみることをおすすめします。

運動器リハビリテーションを中心に、手術に至らずとも治療できる方法を提供

当院の治療は、理学療法士による運動器リハビリテーションを中心となっています。超音波を使用して、ハイドロリリースといった筋膜や神経の癒着を剥がす治療を行います。この治療によって痛みを軽減させていきますが、併せてリハビリも行うことでさまざまな悩みを解消できる方法です。
また、腱の炎症がなかなか治らない方は、放置しておくと徐々に拘縮や癒着が始まってしまいます。慢性的な痛みになり、治りにくい状態になるでしょう。そこで、当院では集束型体外衝撃波を行い、痛みの原因を根本的に治療をしていきます。
さらに当院では、PRP療法といって患者さんの血液を採取し、治療に必要な成分だけを体に注入する方法です。関節の痛みが治らない方は、ヒアルロン酸やリハビリを行いますが、それでも効果がない場合は手術になるでしょう。しかし、そのような患者さんでも手術の前段階で受けられるのがPRP療法になります。集束型体外衝撃波もPRP療法も、どちらも保存療法と手術の間の治療として検討される方法になりました。

これから受診される患者さんへ

『世田谷かくた整形外科』は「成城学園駅」から徒歩1分のアクセスが良い場所にあるクリニックです。バスの利用も大変便利な場所になっています。また、当院は1階のため、どなたでも通院しやすいでしょう。
私の目標としていることは、運動器リハビリテーションを広めることです。そのために、理学療法士を増やしていき、予防医療を啓蒙したいと思っています。特に、ロコモティブシンドロームを原因として要介護になる人の4分の1は、骨折や転倒、関節疾患などの整形外科の疾患を抱えています。それらが原因で起きる寝たきりを予防するには、筋力や関節などの運動器の衰えを高める必要があります。このような視点から、みなさんに広めていきたいのです。
まずは痛みや痺れがある場合は、気軽に当院へ足を運んで欲しいと思います。ご予約なしでも、しっかりと診察いたしますので安心してお越しください。



※上記記事は2022年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

角田 篤人 院長 MEMO

  • 趣味&特技:野球、アメフト、サッカー
  • 好きな食べ物:お肉、イタリアン、チョコレート
  • 好きな場所・観光地:ハワイ、沖縄

角田 篤人 院長から聞いた
『変形性膝関節症』

いろいろな治療を組み合わせて根本的に改善を

変形性膝関節症は、階段の昇降時の痛みやしゃがみにくさから始まり、膝の曲がりが悪い、O脚になっていきます。膝の痛みがあるのはもちろん、徐々に内側の軟骨が削れていくといった流れで悪化していくことが特徴です。
この変形性膝関節症は、高齢者や女性、O脚の方や昔ケガをした方に多くみられます。その他に、遺伝性もあると言われています。
治療は、骨がえぐれてしまっている状態では手術が適応されます。ただし、少しずつ膝のヒアルロン酸がなくなり始めた軽症の段階であれば、直接膝にヒアルロン酸の注入を行います。そして、大腿四頭筋訓練や曲げ伸ばし訓練、歩き方の指導を行い、痛みの除去と悪化の予防に努めます。さらに悪化した状態では、関節がくっつき痛みが出るでしょう。運動療法を行い、痛みが取れない場合は手術の他にもできる治療を考えていきます。

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