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富松 美保 院長

MIHO TOMIMATSU

患者さんとの信頼関係を大切に、何度も足を運びたくなるクリニックに

群馬大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター レジデントを経て東京大学医学部附属病院消化器内科に在籍。東京都健康長寿医療センター 医長を経て「パイナクリニック祐天寺』を開院(東急東横線「祐天寺駅」より徒歩2分)。

富松 美保 院長

富松 美保 院長

パイナクリニック祐天寺

目黒区/祐天寺/祐天寺駅

  • ●内科
  • ●消化器内科

内視鏡の世界に魅せられて

富松 美保 院長

研修医時代には様々な科を回りますが、そこで初めてカメラ(内視鏡)を経験しました。カメラの操作自体、最初は本当に難しかったですし、ましてそれを患者さんが目が覚めてる状態でおこなうとなると、「これは上達しがいがある」と俄然興味が湧いたのです。カメラには胃や大腸だけではなく、様々な種類があります。興味はどんどん増していき、これを極めていきたいと考えたのです。
『パイナクリニック祐天寺』は2022年10月に開院いたしました。大学病院やがんの専門病院で得た最先端の技術・知識とともに、直近の勤務先である東京都健康長寿医療センターで医長として幅広い診療に携わった経験を生かす形で、地域のみなさんのニーズに応えていくことができればと考えています。

ゆっくり丁寧に患者さんのお話を

富松 美保 院長

当院を受診される方の多くは、20代から3、40代の比較的若い女性の方。診察にしても検査にしてもお腹を見せていただくことがありますから、女性の先生のほうが気持ちがラクということなんでしょうね。もちろん診察の際には女性に限らずプライバシーに配慮しています。男性も高齢者の方も喜んでお待ちしております。
実際の診療では、お話をよく伺い、できる限り症状が早く改善するよう努めていきます。初めての場所ですと、なかなか最初から思っていることを話すのは難しいかもしれません。ですが、その点は、話しやすいタイプではないかと自分では思ってるんです。見た目的にですね(笑)。以前の勤め先であった東京都健康長寿医療センターでは、ご高齢の患者さんが多くかかっておられました。お年を召してくると、どうしても耳が遠くなったり、移動に時間がかかったりしますよね。おそらくですけども、その経験によって患者さんのペースに合わせるということが自然とできるようになったのかもしれません。今後も決してせかすことなどないように、丁寧に患者さんを拝見してまいります。

安全で安心な内視鏡検査

富松 美保 院長

カメラ自体、最新の高性能機器を導入しており、加えて高周波装置がありますので、少し大きめのポリープを切除したり、止血処置も容易にできるようになっています。それから内視鏡検査では胃や大腸を膨らませる必要がありますが、CO2送気と言い、二酸化炭素を用いることでガスが早く消えやすく、検査後のお腹の張りが軽減されるようになっています。また大腸の検査では事前に下剤を飲んでいただかなくてはなりませんが、クリニック内の個室でお飲みいただけるようになっています。

病院勤務時代は、胆膵管内視鏡(ERCP)や超音波内視鏡など、やや特殊な部類の検査も取り扱ってきました。胃がんや大腸がんを内視鏡で取り除くESD(内視鏡的粘膜下層剥離離術)もそうで、内視鏡検査に関してはひと通りのことを経験してきました。どの世界にも共通することかもしれませんが、難しい施術をこなしてきたことで、特にカメラの扱いについて、スキルは上がってきていると自負しています。培ってきた技術と経験を生かし、痛くなく、安心して受けていただける検査を提供してまいります。

消化器に専門性をもつ地域のかかりつけ医として

クリニックを始めて驚いたことの1つが、漢方薬を希望される方が多いことでした。まったくないわけではありませんが、いわゆる西洋薬に比べて副作用のリスクが少ないのは確かで、そうした点を安心に思ってのことかもしれません。漢方には以前から興味があり、消化器分野のみならず他の疾患でもお出しすることが多かったものですから、ここでもご希望にできる限り応えていければと思っています。

当クリニックは、消化器に専門性を持つ地域のかかりつけ医ということになるかと思いますが、消化器のお悩みはもちろん、どんな部位のお悩みでも気軽にご相談いただければ幸いです。
長年内科の外来を続けてきた経験から、生活習慣病、呼吸器疾患、頭痛、不眠など、様々な分野の知識も更新し続けてきました。安心してお任せください。

これから受診される患者さんへ

ピロリ菌の有無により癌のリスクは大きく変わってきますので、まだ胃カメラを経験されたことがない方は、50歳をめどに1度検査を受けることをお勧めします。大腸に関しては、ポリープができやすい体質かどうかでその後の対応が変わってきますので、こちらも症状の有る無しにかかわらず、40歳くらいからチェックしてみることを推奨しています。

どうぞお気軽にご相談ください。『パイナクリニック祐天寺』では、患者さんのお話をしっかり伺った上で治療や検査の提示をしてまいります。ご相談がてら、気軽にいらしていただければと思います。


※上記記事は2022年11月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

富松 美保 院長 MEMO

  • 出身地:愛知県
  • 趣味:テニス、旅行、映画鑑賞
  • 好きな本・作家:西加奈子、村上春樹
  • 好きな映画:7番房の奇跡、グリーンブック
  • 座右の銘・好きな言葉:希望
  • 好きなアーティスト:BTS、King Gnu、米津玄師
  • 好きな観光地:スペイン、イタリア、沖縄

富松 美保 院長から聞いた
『機能性ディスペプシア』

胃の検査を受けても何ら異常が見られない場合

機能性ディスペプシアとは、胃痛やお腹の膨満感などの症状が続き、内視鏡検査をしてもなんら異常が見られないものを言います。この疾患は生活習慣病やストレス等が原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れるために症状が出ると考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。治療としては、生活習慣病の改善や食事等、生活習慣の見直しが前提となり、その上で様々なお薬を用いていくことになります。最近では漢方薬も新たな選択肢として入ってきました。もちろん胃の不快感や膨満感、痛みを感じる疾患は機能性ディスペプシアだけではありません。まずは、早め早めに検査を受けることをお勧めします。

グラフで見る『富松 美保 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION