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廣津 幹夫 院長

MIKIO HIROTSU

Bスポット療法(上咽頭炎に対する療法)・花粉症・アレルギーの専門的治療も対応。JR「小岩駅」南口徒歩1分

順天堂大学医学部医学科卒業、同大学医院にて博士号取得。順天堂大学耳鼻咽喉科へ入局して研鑽を積む。その後、総合病院の耳鼻咽喉科にて医長、クリニック勤務を経て、2022年9月に『小岩駅前みみはなのどクリニック』を開院し現在に至る。

廣津 幹夫 院長

廣津 幹夫 院長

小岩駅前みみはなのどクリニック

江戸川区/南小岩/小岩駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科
  • ●小児耳鼻咽喉科

2022年9月『小岩駅前みみはなのどクリニック』開院

廣津 幹夫 院長

学生時代に陸上競技をしていたことから、一時はトレーナーを目指そうとした時期もありましたが、小児科医である父のアドバイスなどもあり医学の道を選びました。順天堂大学卒業後は順天堂大学医学部附属浦安病院で臨床研修医として経験を重ね、耳鼻科研修を行った際に、耳鼻咽喉科領域の疾患には手術をすれば治る疾患が多いことや耳鼻咽喉科には外科的な面も内科的な面があることなどを知り、出会った素晴らしい先生方の影響も大きなきっかけとなって、2007年4月に順天堂大学耳鼻咽喉・頭頸科に入局致しました。入局3年目には同大学院へ進学をして副鼻腔を専門に研究をしながら、めまい・睡眠時無呼吸・アレルギー(花粉症など)領域の専門外来を担当していました。入局在籍中には総合病院の耳鼻咽喉科の医長を経験し、その後は、医局でお世話になった先輩を通して茅ヶ崎市にある総合病院の耳鼻咽喉科や六本木ヒルズにあるクリニックにて7年間勤務した後、2022年9月に『小岩駅前みみはなのどクリニック』を開院しました。

短時間で正確な診断が可能な「耳鼻科用CT」を導入

廣津 幹夫 院長

当クリニックは「小岩駅」南口から徒歩1分の立地にあり、小さなお子さまからご年配の方まで幅広く患者さんがいらっしゃいます。エントランスは広々としてベビーカーや車いすの患者さんも来院しやすい作りになっていて、院内は清潔感があり、落ち着ける居心地のよい空間です。お子さんも多くいらっしゃるのでキッズスペースも充実させ、子どもたちが好きな映画も常に流しています。感染対策として隔離室があることは勿論、患者さんの動線をわけているため、診察後には最初の待合室には戻らず別の待合室で待機するようになっているので安心です。当クリニックでは「根拠に基づいた医療」を大事にしているので、検査によって評価してお伝えすることに重点を置いています。たとえば「耳鼻科用CT」を使用して副鼻腔や中耳疾患など短時間で精密な検査が可能です。さらに聴力検査・X線やCTなどの画像検査・血液検査・睡眠時無呼吸検査など専門性ある検査も実施しています。治療に対しては電子スコープを使いながら、耳・鼻・喉の状態をモニターに映し出しているので、患者さんも一緒に見ることができます。診療の際に心がけていることは患者さんのお話をしっかりお伺いしてできるだけ情報を引き出すことです。お子さんについてはたくさん話しかけて優しい雰囲気で対応しています。

Bスポット療法(上咽頭炎に対する療法)に対応可能

廣津 幹夫 院長

よくあるお悩みの一つに、コロナの後遺症で「慢性上咽頭炎」という鼻と喉の間の部分で炎症を起こし、鼻と喉の間の痛み、鼻の奥からのどに鼻水が下りる(後鼻漏)、自律神経の不調からくるめまい、だるさ、頭痛、肩こりなど様々な症状から来院されるケースです。恐らく近隣で「Bスポット療法」(上咽頭炎に対する療法)を行っているクリニックが見つかりにくいことも関係しているのでしょう。当クリニックのホームページを見て来院される方も多くいらっしゃいます。患者さん自身もご自分で調べて上咽頭炎ではないかと疑い、それならBスポット療法ができる当クリニックへといったように検索されているのだと思います。Bスポット療法は、塩化亜鉛という炎症を抑える薬を塗った綿棒を使い、鼻から上咽頭という場所に塗り込む治療法です。正常だと出血はしませんが炎症があるとはじめは痛みがあって出血することもあります。理想をいえば1週間に2回、難しければ1週間に1回、全部で10回〜15回くらい実施すると良いといわれている治療です。実際に治療した患者さんからは症状が和らいだと喜んでいただいています。

アレルギー性鼻炎や睡眠時無呼吸症候群にも対応する

当クリニックでは「アレルギー性鼻炎」についてのご相談もよくあります。たとえばスギ花粉やダニのアレルギーに対しては、アレルゲンのエキスを少量含んだ錠剤を舌の下に1分間ほど保持してから飲み込む『舌下免疫療法』もあり、継続して3年〜5年間、毎日お薬を飲み続ける治療です。4ヶ月以上続けたあたりからだんだんと効果がみえてきて、5年続けた場合には10年ほど持続性があり、7〜8割の方に効果があるといわれています。10年経過後にまた舌下免疫療法を行うと再び良い状態に戻ります。その他「睡眠時無呼吸症候群」については男女問わず悩んでいる方も多く、太っている方だけでなく、顎が小さいのに舌が大きい方などさまざまな原因があり、お酒を飲んだときには舌が緩むことも関係しています。これまでは一泊入院をして精密検査を行っていたのですが、最近は自宅で簡易型の精密検査ができるようになり、心電図を無くしたものにはなりますがきちんと診査できるようになりました。

これから受診される患者さんへ

耳鼻科というのは感覚的な「科」でもあるので患者さんがどのような状況なのか一筋縄ではいかないことが多いものです。薬をお試しいただいたり検査機器を駆使したりしてわかることは全力で取り組んでいき、解決のお役に立てるようにします。今後はレーザーを導入していけたらいいなと検討しているところです。新型コロナ後遺症外来に対応している医療施設の中には、最終的に「Bスポット療法(上咽頭炎に対する療法)をできるところへ行ってください」と指示されて、当クリニックへ来院する方もいらっしゃいます。上咽頭炎に関しては耳鼻科ではあまり認知されていない分野で意外と広まっていないという実感がありますね。小さなお子さまからご年配の方まで耳や喉に関するお悩みごとならどんなことでもご相談ください。

※上記記事は2022年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

廣津 幹夫 院長 MEMO

耳鼻咽喉科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:筋トレ・ゴルフ・映画鑑賞・ディズニー(見るのも・行くのも好きです)
  • 好きな映画:スターウォーズ
  • 好きな音楽やアーティスト:J-POP
  • 好きな場所・観光地:ハワイ

廣津 幹夫 院長から聞いた
『睡眠時無呼吸症候群』

「睡眠時無呼吸症候群」にはどのような治療法があるのか?

「睡眠時無呼吸症候群」の原因は、肥満、小さい顎、加齢による喉や舌の筋力低下、飲酒、幼少期に硬いものを咀嚼していたかどうかも影響しています。症状は日中の眠気、集中力の低下などがあり、いびきや無呼吸で苦しくて夜中に起きたり、ご家族からの指摘で気づいたりするケースもあります。さらには仕事中に寝てしまって会社から睡眠時無呼吸症候群ではないか?と指摘されて来院することも。治療法は対症療法になり、重症であれば「CPAP療法」という睡眠時に専用のマスクを鼻や口に装着して鼻から空気を流し、喉の筋肉低下により下降して閉塞したところへ空気圧で気道を確保する方法もあり、有効性・安全性が高く全世界で最も普及している治療法です。簡単なものだとマウスピース(スリープスプリント)を使うことで下顎が前に釣れるので気道が落ちなくなります。枕の高さも関係していることもあって、仰向けで寝ると無呼吸になることが多いので横向きで寝るといいでしょう。扁桃腺が大きい人や喉の高さが低い人なら広げる手術をすることもあります。新しい手術法であれば「舌下神経電気刺激療法」があり、下がっていた舌の筋肉を上げるために舌に電気刺激を与えることで舌根(舌の喉に近い部分)を上がらせて、上気道が塞がらないようにする治療法もあります。予防法は生活習慣を改善すること、筋力トレーニング、舌の筋肉を鍛える機械、「あいうべ体操」を取り入れるなどです。

グラフで見る『廣津 幹夫 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION