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由井 俊輔 院長

SHUNSUKE YUI

各分野のスペシャリストが集結。地域の中の身近な場所で、病気と共に生きる人々をサポート

日本医科大学を卒業後、血液内科を専門に研鑽を積む。川崎市にある「元住吉こころみクリニック」を経て、『上野御徒町こころみクリニック』の院長に就任。

由井 俊輔 院長

由井 俊輔 院長

上野御徒町こころみクリニック

台東区/上野/上野駅

  • ●内科
  • ●血液内科
  • ●健診・検診

血液内科を中心に幅広く経験を積む

由井 俊輔 院長

【由井 俊輔 院長】
父が医師をしておりましたので、ほかの職業を知る機会がなかったと言いますか。もともと生きものが好きで、文系よりも生物をはじめとした理系の勉強のほうが好きだったこと、もっとも身近でイメージがしやすい職業だったことなどから医療を志すようになりました。父の専門が泌尿器科のため同じ道に進むという選択肢もありましたが、最終的に選んだのは血液内科でした。
実は私が小学生のとき、仲良くしていた親せきのお兄さんが白血病で亡くなったのです。夜寝ている間に発症して翌朝には亡くなっていた……あっという間の出来事に信じられない気持ちでいっぱいでした。私が大学のころはちょうど、血液の病気に対する治療法が次々に開発され、この分野が目覚ましい進歩を続けていた時期です。そのため、医師として病気のメカニズムを解明したいと考えて血液内科がある研修先を選び、診療と研究を通じて知識と経験を高めていきました。

大学病院の医師たちが連携して患者さんの診療にあたる

由井 俊輔 院長

【由井 俊輔 院長】
当院と同じ医療法人「元住吉こころみクリニック」を経て、『上野御徒町こころみクリニック』の院長に就任したのは2022年4月でした。理事長を務める大澤先生は高校時代の先輩で、“まだ世の中に存在しないクリニックを作ろう”という熱意に共感し、クリニックの立ち上げに参加させていただくことになりました。
たとえば、血液中のリンパ球ががん化する悪性リンパ腫は、治療終了後は血液検査と診察のみで経過を見ることができます。病気の進行を知らせる “腫瘍マーカー” と呼ばれる数値とリンパ節が腫れてこないかを注意深く確認していれば、治療が必要なタイミングを見極めて適切に介入できます。しかし現状は、治療終了後も定期検査のために患者さんは1日がかりで大学病院を受診し、大学病院に患者さんがあふれています。もしも大学病院と同等レベルの医療をクリニックで提供することができれば、患者さんと大学病院それぞれの負担を軽減することにつながるでしょう。そうした発想から生まれたのがこのクリニックであり、院長である私のほか大学病院に在籍する複数名の医師が診療にあたっています。

【大澤 亮太 理事長】
こちらのクリニックは日本医科大学付属病院の血液内科と連携しており、大学病院の教授や医局員の方々にお越しいただき診療をお願いしています。日本血液学会の認定を受けた血液専門医をはじめ、第一線で活躍なさっている医師による専門性の高い医療をご提供できることが当院の強みです。また血液の病気のほかに、病気を適切にコントロールすることが重要になる糖尿病の管理などをお任せいただくことも可能です。血液検査をはじめとした各種検査の結果を踏まえて、自己管理や健康維持・増進に役立てていただければと考えています。

地域の中の身近な場所で、病気と共に生きる人々をサポート

由井 俊輔 院長

【由井 俊輔 院長】
クリニックの開業にあたって上野の街を選んだのは、連携する日本医科大学付属病院とのアクセスがよいこと、複数の路線が乗り入れるターミナル駅の近くでたくさんの人にご利用いただけることなどが理由です。お仕事や勉強で忙しい方に、お仕事や学校を休まずに病院を受診していただくことを一番の目的として夜の9時までの診療としたことから、その時間まで明るい街を選びました。一生付き合わなければいけない病気がある方に生活の質を保っていただきたいという思いと、健康診断で異常を指摘されたにもかかわらず仕事のために何年も病院を受診できないという方を減らしたいという思いがあります。実際に来院される患者さんも働く世代の方が多く、健康診断で異常を指摘されたり、体調不良から血液の病気を疑っていらっしゃったりと様々です。また、一般的に、クリニックや大学病院などを受診すると検査の結果を聞きにもう一度受診しなければならなかったり、長い待ち時間のために仕事を半日以上休む必要があったりします。
当院では患者さんのご負担をできる限り少なくしたいとの考えから、血液検査の結果などをデータ化してアプリでお送りするようにしています。これまでは次の受診日に医師から結果を聞いて、それに基づいて治療方法が見直されるといった流れが一般的でしたが、当院では、数日~1週間後に検査結果をお知らせすることができます。ご自分の病気と長く付き合っている患者さんであれば、結果をもとにご自身で生活習慣をコントロールしていただくことができると思いますし、これまでにはなかった異常がみつかれば必ず電話やメッセージ機能でお知らせいたします。当院でもお待たせしてしまう時間はあると思いますが、なるべく病院にいる時間を短縮し、かつお仕事や学校帰りにご利用いただけることが特徴です。

【大澤 亮太 理事長】
法人内に内科や心療内科を柱にするクリニックがある中で、『上野御徒町こころみクリニック』が目標とするのは、病気を抱えながら社会生活を送っていらっしゃる方々を支えていくことです。治療と仕事の両立をサポートすることができれば生産性の向上が期待でき、大きな意味で社会貢献にもながることでしょう。まずはこのクリニックから、医療の新たな形を発信していきたいと考えています。

患者さんを自分の家族のように想い、一人ひとりに適した医療を

【由井 俊輔 院長】
大学病院の教授以下、その道のスペシャリストといえる医師たちがそろっているとはいえ、私たちが掲げる理念は変わることがありません。患者さんを診るときは自分の家族を診るような気持ちで、当たり前のことを丁寧に行いたいと考えています。こちらのクリニックでできる内容であれば責任をもって治療にあたり、入院・加療が必要な場合には日本医科大学付属病院をはじめとした近隣の医療機関と連携し、一人ひとりに適した医療をご提供させていただきます。

【大澤 亮太 理事長】
当たり前のことを当たり前に行うこと、友達や家族に紹介したくなるような医療を行うこと。これは私が法人を立ち上げた頃から大切にしている姿勢です。今回院長をお任せした由井先生は高校時代の後輩にあたり、人柄的にも間違いない人物です。由井先生をはじめ普段は大学病院で診療している医師たちが、地域の中にある身近なクリニックで診療にあたる……今までになかった医療の形が広く認知されることを願っています。

これから受診される患者さんへ

【由井 俊輔 院長】
『上野御徒町こころみクリニック』は「上野駅」から徒歩2分、「御徒町駅」から徒歩4分のビル2階で診療しています。
残念ながら当院は大学病院ではありませんので、対応できる検査や治療には限りがあります。しかし大学病院の第一線で診療にあたる医師たちがそろっていること、患者さんのニーズが高く、大学などの大きな病院の外来がやっていない午後から夜間の時間に診療していることは、私たちの大きな武器だと言えるでしょう。血液の病気の経過観察や糖尿病の適切な管理を通して、みなさまの生活を支えていきたいと考えています。健康診断の結果が気になるときなども、どうぞお気軽にご相談ください。


※上記記事は2022年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

由井 俊輔 院長 MEMO

血液専門医

  • 出身地:千葉県松戸市
  • 趣味&特技:中学からずっとバドミントンをやっていました。
  • 愛読書:臨床に直結する血栓止血学
  • 好きな映画:X-MEN
  • 好きな音楽やアーティスト:Mr.children
  • 好きな場所:家
  • 好きな言葉:完全寛解
  • 出身大学:日本医科大学

グラフで見る『由井 俊輔 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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