田中 盛久 院長
MORIHISA TANAKA
病気ではなく患者様と向き合う。そして
患者様の話を引き出し、適切な漢方治療を行う
大学卒業後はしばらく臨床医を務めたのちに、より本格的に漢方について学ぶために北里大学東洋医学総合研究所に入って漢方治療と研究に従事。そして平成3年に、漢方治療専門のクリニックである当院を開業しました。
田中 盛久 院長
田中医院
文京区/関口/江戸川橋駅
- ●内科
- ●内科
- ●循環器内科
- ●循環器内科
- ●胃腸内科
- ●胃腸内科
- ●皮膚科
- ●皮膚科
一種の理不尽さのようなものが、医師の道に進む上で大きなモチベーションに
私が医師の道を志すようになったのは高校時代。ちょうど高校2年生のときに父を肺癌で亡くしたのですが、治療に関してはあまり満足の行くものではなくて、そのときに感じた一種の理不尽さのようなものが、その後、医師の道に進む上で大きなモチベーションになりました。また現在、私は漢方治療専門のクリニックを開業しているわけですが、その当時から西洋医学に対して限界のようなものを、あるいは心のどこかで感じていたのかもしれません。
とは言え、医学部に入学した当初から漢方医を目指していたわけではなく、先輩に誘われて軽い気持ちで漢方研究会に参加したのがそもそものきっかけです。大学卒業後はしばらく臨床医を務めたのちに、より本格的に漢方について学ぶために北里大学東洋医学総合研究所に入って漢方治療と研究に従事。そして平成3年に、漢方治療専門のクリニックである当院を開業しました。
老若男女問わず幅広い層の患者様、そしてさまざまな症状を抱えた方が来院
一般の方にとっては馴染みが薄いため、漢方治療というと、ある限定された患者様や症状に対して行われるものと思われている方も多いかもしれませんが、実際にはそのようなことはありません。その証拠に当院にも、老若男女問わず幅広い層の患者様、そしてさまざまな症状を抱えた方が来院されています。たとえばお子様ですと小児ぜんそくやアトピー、女性の患者様ですと生理痛、冷え性、にきび、そしてご高齢の患者様ですと単純に体がだるいといった症状を訴えて相談に来られるケースも多く見られます。
あとは、おそらくご近所に漢方治療専門のクリニックがないためかと思われますが、都内だけでなく、横浜・千葉・埼玉あたりからお越しになる患者様も多いですね。当院は特別な広告・宣伝をしているわけではありませんが、それでも紹介や口コミなどを通じて、わざわざ遠方から来ていただけるというのは大変ありがたいことだと思っています。
西洋医学が「病気を診る」のに対して漢方治療では患者様を診ます
わかりやすいように西洋医学と比較した上で、漢方治療のいちばんの特徴を申し上げますと、それは「患者様を診る」ことだと思います。病気の原因を断つことに主眼を置く西洋医学が「病気を診る」のに対して、漢方治療では病気そのものというよりも、それを抱える患者様を診ます。そのため漢方治療においては、個々の患者様の体調や症状により即した形で治療を行うことができるといった特徴もあります。
また先ほど、当院に来院される患者様に関するお話の中で、女性の方の生理痛、冷え性、にきび、ご高齢の方の体がだるいといった症状をご紹介しましたが、西洋医学ではなかなか相手にしてもらえない、こうした病気や体の不調に対応できる点も漢方治療の強みのひとつであると考えています。
さて、当院でお出ししている漢方薬には大きく分けて、煎じ薬と顆粒状のエキス剤の2種類あります。前者は、効き目は強いものの自費になるためやや高額。一方の後者は、効き目は少し劣りますが比較的リーズナブルで、携帯性にも優れて摂取しやすいといった特徴があります。一概にどちらが良いとは言えませんので、当院では患者様ごとによくご相談した上で処方させていただいております。
話を引き出すことができて初めて、適切な漢方治療を行うことができる
漢方治療に携わる者としてもっとも心がけていることはやはり、病気ではなく患者様と向き合うことですね。たとえば診察の際に、まずは患者様のお話をしっかりと伺うというのもそのひとつ。なお、その際に単に話を聞くだけでなく、患者様ご自身が困っていることや悩んでいることを上手く説明できるように、こちら側で手引きしてあげることも大事になってきます。その結果として、あるひとつの症状についてご相談にいらしたのに、その他の症状も芋づる式に判明するといったケースも間々あります。裏を返すならば、そこまできちんと話を引き出すことができて初めて、適切な漢方治療を行うことができるのだとも言えます。
患者様の中には、いわゆる一般の病院ではどうにもならず、藁にもすがる気持ちで当院を訪れる方も少なくありません。それゆえに、漢方治療によって病気が治ったり、症状が改善した際には、皆様、非常に喜ばれますし、それは私にとっても大きなやりがいとなっています。
これから受診される患者さんへ
日中は仕事でパソコンを使い続け、夜は夜でテレビやスマートフォンの画面にかじりつくといった具合に、現代人は目を酷使してしまう傾向にあります。そのことが原因で、特に女性に顕著なのですが、不眠症になる方も少なくありません。
そうした患者様の場合、もちろん漢方治療も有効なのですが、それ以前に生活習慣そのものを改善することも大事。ということで当院では、患者様個々のご事情を踏まえた上で生活習慣に関するアドバイスなどもさせていただいています。
必ずしも、具体的な病名が付くような病気である必要はありません。お体に何か少しでも不調があるようでしたら、どうぞお気軽にご相談にいらしてください。
※上記記事は2014.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
田中 盛久 院長 MEMO
- 生年月日:1954年6月2日
- 出身地:東京都
- 血液型:B型
- 趣味:家庭菜園、将棋
- 好きな本:司馬遼太郎の本
- 好きな映画:スター・ウォーズ
- 好きな言葉:一以貫之
- 好きな音楽:JAZZ
- 好きな場所:緑が多い所
グラフで見る『田中 盛久 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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