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迫村 泰成 院長

YASUNARI SAKOMURA

安心して暮らせ、安心して亡くなっていける地域の実現のため、その役割の一端を担う。

信州大学卒業後、同大学病院第三内科に入局し、循環器を専門とする。その後、東京女子医科大学の循環器内科への入局を経て、牛込神楽坂駅に近い父のクリニックを引き継ぐ。

迫村 泰成 院長

迫村 泰成 院長

医療法人若水会　牛込台　さこむら内科

新宿区／中町／牛込神楽坂駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器内科
  • ●呼吸器内科
  • ●小児科

昭和33年より親子2代にわたり、地域医療に貢献。

迫村 泰成 院長

ここはもともと、昭和33年（1958年）に私の父が開設したクリニックになります。私が中学生になるくらいまでは住居も兼ねていたものですから、日常的に出入りし、医者という仕事について子供なりに理解していました。私は長男でしたし、そういう意味で「跡を継ぐ」という意識を自然に持っていったというところだと思っています。
信州大学を卒業後、同大学病院第三内科に入局し、循環器を専門としました。私はどちらかといえば頭より身体を動かすほうが好きなほうで（笑）、緊急時にはバタバタと動かなくてはならないこの科に求められる要素が私の性に合っていたのでしょうね。
平成元年（1989年）に東京女子医科大学の循環器内科へと入局し、その後、父の仕事を引き継いだのが2002年のことになります。父も年をとってきましたし、手伝いから始めて徐々に徐々に現在の体制となっていきました。
父の時代からの患者さんからは「若先生」などと呼んでいただいたりして、ずいぶんと可愛がっていただたいものです。皆さんに受け入れていただきやすいのが二代目の良いところでしょうし、大変ありがいたいことだと思っています。

待合室の畳のスペースが憩いの場。

迫村 泰成 院長

私が大学時代を過ごした信州の診療所には、外来に畳が敷いてあることが普通だったんですよ。冬になればこたつと、みかんも置いてありました。病院それ自体にコミュニティーとしての役割があり、医院を改装する際、それも悪くないと思いまして、ここにも畳を敷かせていただいてるんです。キッズスペースは別に設けてありますが、赤ちゃんを畳の上であやされているのをよく目にします。当院近くの神楽坂では夏に阿波踊り大会があり「新宿白衣連」として毎年参加しています。地域に根付いたイベントに参加するのは楽しいですよ。
患者さんはご年配の方が中心ですが、40、50代の方も多く、小さなお子さんも全体の2割程度いらっしゃいます。
町医者として、幅広い層の、幅広い疾患に対応していきたいというのが信条です。ゆりかごから、それこそ最後の看取りに至るまで、安心して任せていただけるような医者でありたいと思っています。

日常の生活習慣病の管理こそ近くの診療所で。

迫村 泰成 院長

専門である循環器に関しては最近は国も病診連携に力を入れているということもあり、大学から紹介状を持ってみえる方も増えてきています。
私自身、大学の外来で十数年を過ごしてきたから言えることですが、大学病院外来では診れて3ヶ月に1回程度というところ。大学病院の医師は本当に多忙で90日処方が常となっており、その間は何もしないというより何も出来ないわけです。例えば血圧のこまめなコントロールが必要な方にとってそれは宜しくないことですよ。普段は近くの診療所で経過を診ていき、お薬も今の状態に合っているものを選択していく。その上で半年に1回、必要な検査をしかるべき病院で受ける。安定している方の日常の生活習慣病の管理については、開業医に診てもらうのが病院医師、開業医師、そして患者さんにとって正解なのではないでしょうか。

在宅医療に注力。高齢化社会のニーズに応える。

父の時代は有床診療をおこなっていましたが、それに代わるものとして在宅医療に力を入れています。ずっと来られていたものの、それが難しくなったというケースもありますし、訪問看護ステーションや大学病院から紹介を受けて患者さんの元へ駆けつけることもあります。高齢化社会が急速に進んでいく時代において、今後ますます必要性が高まっていくものと感じています。
昨年より、ここ新宿区医師会でも在宅医療に関する研究会を発足させました。最後の看取りを具体的にどうご自宅でまたは施設や病院で迎えるのか。医療従事者のみならず、地域の方々にも参加いただき、喫緊の課題として取り組んでいきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ。

介護認定の意見書についても当院では手掛けております。こちらについては病院の医師に依頼するより普段からコミュニケーションをとっているかかりつけ医が適任だと思われますし、その他、お身体のことで何かご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
安心して暮らせ、安心して亡くなっていける地域。表現はともかく（笑）、その役割の一端を担うのが我々地域の診療所だと考えておりますし、「この街に住んでて良かった」と思っていただけるような街を皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。

※上記記事は2014年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

迫村 泰成 院長　MEMO

  • 生年月日：1958年12月20日
  • 出身地：東京都
  • 血液型：A型
  • 趣味・特技：阿波踊り
  • 愛読書：ドストエフスキー、魯迅、夏目漱石
  • 好きな映画：嫌われ松子の一生
  • 好きな言葉：上善若水（お酒ではありませんよ）
  • 好きな音楽：ビッグバンド・ジャズ
  • 好きな観光地：北アルプス、特に穂高岳

グラフで見る『迫村 泰成 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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