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桑満 おさむ 院長

OSAMU KUWAMITSU

泌尿器科・内科・形成外科・美容外科・美容皮膚科の総合クリニック。患者さんとの“対話”を大切に、命と暮らしを支えていく

横浜市立大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部附属病院泌尿器科に勤務。1997年、学芸大学駅から徒歩5分の場所に『五本木クリニック』を開設。

桑満 おさむ 院長

桑満 おさむ 院長

五本木クリニック

目黒区/中央町/学芸大学駅

  • ●泌尿器科
  • ●内科
  • ●形成外科
  • ●美容皮膚科
  • ●美容外科

泌尿器科・内科・形成外科・美容外科・美容皮膚科の総合クリニック

桑満 おさむ 院長

熊本の実家は代々医師の家系でした。祖父は泌尿器科と皮膚科を診る医院を開業するほかに寺子屋のような教育施設も運営しており、“もの知りじいさん”のような祖父に憧れるような気持ちから医師を志すようになりました。そうした経緯があったものですから、自分の専門に泌尿器科を選んだのもごく自然なことだったと言えるでしょう。横浜市立大学医学部卒業後は、大学の泌尿器科に籍を置いて幅広い症例を経験しました。
大学病院で10年近く経験を積んだ後、この場所に『五本木クリニック』を開いたのは1997年でした。当初は泌尿器科・皮膚科・内科を標榜して診療をスタートさせましたが、時代とともに変わりゆく患者さんのニーズにお応えするうち、保険診療に加えて自由診療にも対応するようになりました。現在は泌尿器科・内科・形成外科の一般診療に加えて美容外科・美容皮膚科の診療も行い、健康でいきいきとした人生を送るためのサポートをさせていただいています。

開業から20年以上、地域に根ざした診療を続ける

桑満 おさむ 院長

当院は1997年の開業から27年が経ちました。この間、私が年齢を重ねるのと同じように患者さんも年齢を重ね、来院される患者さんの中にもご高齢の方が目立つようになりました。最初にここへ来たときはまだ小さかったお子さんが成長して、皮膚の症状や泌尿器のトラブルで受診することがあったり、二世代、三世代にわたるお付き合いができていたりすることは、かかりつけ医ならではのことと言えるかもしれません。
コロナ禍で発熱外来を開設した際は、未知のウイルスと戦う私たちのことをマンションの住人のみなさんがあたたかく見守ってくださいました。地域の方々に支えられて今日まで診療を続けて来られたことをありがたく思うと同時に、より質の高い医療を行うことで地域に貢献しなければという思いを強くしています。私は泌尿器の病気を専門にしておりますが、目黒区内には呼吸器、消化器(内視鏡)、糖尿病などそれぞれの分野にエキスパートといえる医師がそろっています。地域の中のクリニックが密に連携し、必要なときには大学病院などの力も借りながら、地域の方々の暮らしと健康を“面”で支えていきたいと考えています。

常に最新の知見を取り入れ、地域の中で質の高い診療を

桑満 おさむ 院長

医療の世界は日進月歩ですから、ひと昔前の常識が今も通用するとは限りません。医師であっても常に学ぶ姿勢を忘れずに、新しい知識や技術を身に付ける必要があるのです。そういった意味では今、泌尿器科の診療を手伝ってくれている若手医師たちからは大いに刺激をもらっています。大学病院に所属する彼らから最新の知見を得られること、必要なときにはスムーズな病診連携が行える体制があることは、患者さんにとっても非常にメリットの大きいことだと考えています。
美容外科についても科学的根拠に基づいた適正な医療を行いと考え、形成外科を専門的に学んできた医師にお越しいただいています。日本の保険制度では、命を守ったり機能を回復したりするための治療に対して保険が適用されます。身体機能に問題のない方が「よりきれいに」「より快適に」と希望される場合は自由診療にて美容メニューを受けていただくことになります。当院ではあくまでも医療の一環として美容メニューをご用意しており、外科手術を担当するのは全て技術力と美的センスを兼ね備えた形成外科医であることが強みです。

患者さんとの“対話”を大切に、命と暮らしを支えていく

私が医師になってから、もう40年近くになるでしょうか。今改めて思うのは、私たち医師は病気を診るのではなく、患者さんという“人”を診るのだということです。検査の結果に基づいて治療を行うことも大事ですが、すべては“対話”から始まるのだと思っています。こうした考えから診察時には患者さんの職業も伺いますし、お薬手帳も隅々まで拝見します。その方がデスクワークをなさっているのか営業で外回りが多いのかによっても治療法が変わってきますし、普段から飲んでいるお薬が何らかの弊害をもたらすケースも考えられるからです。
私が専門にする泌尿器科については、入院施設を持たないクリニックでどこまでの診療を行えるかがテーマです。現在は前立腺肥大症に対する日帰り手術、日帰りでの前立腺生検を柱にしており、前立腺がん患者さんの看取りにも対応可能です。かつて当院で一緒に働き、私たちと思いを同じくする訪問診療医とチームを組み、地域の患者さんを地域の中で支えていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

私が横浜市立大学を卒業した年、医学部一学年60人のうち女性はたった6人でした。それが今や男女の比率は半々になり、当院の診療も女性医師や女性スタッフに支えてもらっています。これから先、良質な医療を安定して提供していくためには、何よりも女性が働きやすい環境を整える必要があるでしょう。スタッフたちが不安なく充実感を持って仕事ができれば自ずと医療の質が高まり、患者さんの満足度も高まっていくはずですから。私はこれからも患者さんと真摯に向き合いつつ、クリニックのさらなる発展を目指して環境整備や後進の育成にも力を注いでいきたいと思っています。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

桑満 おさむ 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:プラモデル「フィギアではありません(笑)」、テールゲートパーティー
  • 好きな本・作家:歴史物「司馬遼太郎以外」/吉田健一、ロバート・B・パーカー
  • 好きなテレビ:『映像の世紀 バタフライエフェクト』
  • 好きな場所:海
  • 座右の銘:「開物成務」

桑満 おさむ 院長から聞いた
『眼瞼下垂症』

生活に支障が出ている場合は保険診療での手術が可能

眼瞼下垂とは加齢によってまぶたの上の筋肉がゆるんだり、コンタクトレンズを長時間にわたって使用したりすることでまぶたが下がり、ものが見えにくくなる病気です。見えにくさを解消しようと無理な姿勢を取ることにより、肩こりや頭痛を生じる場合もあります。

治療は基本的に外科手術が行われます。術式は挙筋腱膜タッキング、挙筋腱膜前転法などいくつかの方法があり、患者さんの症状に合わせて選択されます。まぶたの手術というと「自費診療になるのではないか?」と考える方も多いと思いますが、「著しく視野が狭くなっている」など生活に支障がある場合には保険が適用されます。

眼瞼下垂の手術は一部の眼科クリニックなどでも行われていますが、機能性に加えて審美性も考慮するなら技術力と美的センスを兼ね備えた形成外科医にお任せいただくのがよいでしょう。

グラフで見る『桑満 おさむ 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION