池上 芳美 院長
YOSHIMI IKEGAMI
女性産婦人科専門医が、さまざまな年代の婦人科疾患の予防・治療に尽力。
日本大学卒業後、産婦人科学教室に入局し大学の関連病院などに勤務。結婚を機に福岡に移り、複数の病院で経験を積む。2008年、竹ノ塚駅近くに開業。
池上 芳美 院長
池上レディースクリニック
足立区/伊興/竹ノ塚駅
- ●婦人科
内科と外科の両面からアプローチできる産婦人科を選択。
このクリニックが建っている場所には以前、私の父が営む内科医院があったんです。お医者さんの家に育ち、子供の頃から父の仕事ぶりを間近に見ていましたから、高校は理系の学校を選び、日本大学医学部に進みました。医療小説などに影響されて精神科医を志望していた時期もあったのですが、臨床実習を行うなかで内科と外科の両面からアプローチできる産婦人科に興味を持つようになったんです。
私自身も一人の女性として、自分の体について深く学びたいという気持ちも大きかったですね。卒業後は大学に残って産婦人科学教室に入局し、大学の関連病院などで研鑽を積みました。その後結婚を機に移り住んだ九州・福岡県では、さまざまなご縁から自分の子供を出産した産婦人科医院のほかに、不妊治療専門クリニック、保健所と3つの仕事を掛け持ちして働き、この時の経験は私にとってかけがえのない財産になっています。不妊治療専門クリニックで診察していた患者さんが妊婦となり、産婦人科医院でその方の出産に立会い、無事に産まれたお子さんの検診を保健所で担当する…といった感じで(笑)。
忙しくも充実した6年間を過ごした後、2008年に婦人科の『池上レディースクリニック』を開業しました。ここは東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)竹ノ塚駅から少し距離がありますので、竹ノ塚駅西口からバスに乗っていただくのが便利です。お車ならば、駐車場を7台ご用意していますので、お気軽にご来院いただきたいと思います。
女性産婦人科専門医師がデリケートなお悩みに対応。
私は日本産婦人科学会が認定する産婦人科専門医として、あらゆる年代の女性のお悩みに対応したいと考えています。診察を担当するのは、女性である私一人。クリニックで働くスタッフも全員が女性ですから、デリケートなお悩みについても安心してお話ください。女性目線でデザインした院内は、白を基調に木のぬくもりが感じられるリラックス空間。診察室や内診室は患者さんのプライバシーに配慮した個室スタイルになっているほか、待合室では誰とも視線を合わせることなく窓の外を眺めながらお待ちいだだけます。欧米では、思春期前後から「かかりつけの婦人科」を持つことがスタンダード。女性特有の体調の変化だけでなく、メンタル面の悩みも気軽に相談できるのが婦人科というわけですね。当院では、生理痛に代表される月経困難症、更年期障害の治療のほか、各種婦人科検診なども行っていますので、たとえ「こんなことを相談していいのかな?」という症状であっても、ぜひお気軽にご相談ください。私たちのクリニックが、治療への「最初の窓口」になれたら嬉しく思います。
患者さんに負担の少ない、痛みのない内診を心がける。
婦人科というと何だか敷居が高いようなイメージがあるようで、お腹が痛いときは内科、腰痛なら整形外科を受診しようと考える方が多いのではないでしょうか。でも女性の腹痛・腰痛は子宮に由来する場合があり、内科や整形外科ではこれといった異常が見つからないといったケースが少なくありません。当院では内診・超音波検査・子宮頸がん検診の3つのアプローチによって、痛みの原因となる子宮内膜症をはじめ、女性がかかりやすい病気の早期発見を目指します。「内診」と聞くと、女性同士でも何となく抵抗があるという方もいらっしゃるはず。そのため当院の内診室は、患者さんのプライバシーだけでなく、メンタル面にも配慮した作りになっています。内側からカギを閉めて身支度を整えた後は、両足を閉じた状態でお待ちになれるほか、内診の様子は直接医師と顔を合わせることなくご覧いただけるようになっているんですよ。
性交渉の経験のない方から経産婦さんまで、きめ細やかな対応をし、なるべく患者さんに負担の少ない、痛みのない内診を心がけておりますので、どうぞご安心いただきたいと思います。
子宮内膜症の予防、月経困難症に有効なピルOC外来を設置。
低用量経口避妊薬・ピル(以下OC)が認可されたのは、私が福岡に移り住んだのと同じ1999年のことでした。当時勤務していた不妊治療専門クリニックで処方することもあって海外のデータなどをチェックしていると、OCを服用している人に子宮内膜症の発症リスクが少ないことを知ったんです。子宮内膜症といえば閉経までの長い付き合いになることから、以前は不治の病とも言われていた病気。また、月経困難症(生理痛)のある患者さんは普通の方に比べると、子宮内膜症を発症する確率が2.7倍になると言われているのです。OCは子宮内膜症の予防、月経困難症の治療に効果があるだけでなく、不妊に悩む女性の月経コントロールにも有効。私自身、以前はひどい生理痛に悩まされていましたが、OCを服用することで、多くの恩恵にあずかって来ました。女性の生理痛は日本の労働生産性に数億円の損失をもたらすという報告もありますから、生活の中にOCを取り入れていただくことによって、女性のQOL(生活の質)向上もサポートして行きたいですね。OCは医師の処方のもとに安全に服用していただけるお薬ですが、どうしても抵抗があるとおっしゃる方には、漢方薬を処方することも可能です。中学生頃から服用できる薬や、保険が適用される薬もありますので、何でもお気軽にご相談ください。
これから受診される患者さんへ。
インターネットの普及からサイト上にはさまざまな情報があふれていますが、残念ながらそのすべてが正しい知識を与えてくれるものではありません。サイトの情報とご自分の症状を照らし合わせて不安を深めるよりも、ぜひ当院にご相談いただきたいと思います。「生理痛くらいで病院に行くなんて…」とおっしゃる方もいますが、そんなことはありません。小さな症状の裏に怖い病気が隠れているケースがありますから、お早目の受診と定期的な検診をおすすめしたいと思います。
※上記記事は2014.6に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
池上 芳美 院長 MEMO
産婦人科専門医
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:テニス、旅行、読書
- 好きな本・愛読書:東野圭吾
- 好きな映画:「トップガン」などスカッとするアメリカ映画
- 好きな言葉・座右の銘:ありがとう・感謝
- 好きな音楽・アーティスト:松任谷由実
- 好きな場所:海
グラフで見る『池上 芳美 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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