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小野 泰之 院長

YASUYUKI ONO

精神療法をベースにした駅チカのクリニック。心が落ち着くリラックス空間で一人ひとりとゆっくり向き合う

東京医科大学を卒業後、内科を経て精神科医に。母校の大学で診療や研究に従事し、15年にわたり経験を積む。2021年11月、十条駅そばに開業。

小野 泰之 院長

小野 泰之 院長

十条メンタルクリニック

北区/上十条/十条駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

「人の心」に対する興味から精神科医として研鑽を積む

小野 泰之 院長

私は福島県の出身で、父は整形外科医でした。親戚も薬剤師が多く、子どもの頃から医療が身近な場所にありました。一足先に兄が医師になり、私も高校卒業後は東京医科大学に進学しました。
自分の専門に精神科を選んだのは、人の心に興味があったというのが一番の理由です。大学を卒業して最初の2年間は「医師の基礎」ともいえる内科の診療を経験し、その後の15年は母校の大学で精神科の診療のほかに気分障害の研究などにも従事しました。

心が落ち着くリラックス空間で、一人ひとりと向き合っていく

小野 泰之 院長

『十条メンタルクリニック』を開設したのは2021年11月です。ここは都内でも有数の商店街があって、庶民的な雰囲気が魅力の街です。私自身にとっても愛着のある場所であり、これからこの地域に根ざして一人ひとりの患者さんとゆっくり向き合っていきたいと考えています。
さまざまな悩みを抱える患者さんをあたたかくお迎えしたいとの思いから、クリニックづくりでは何よりも「居心地のよい雰囲気」を大切にしました。ぬくもりを感じる木目や清潔感のある白をベースにした院内にはカフェを思わせるリラックスした空間が広がり、換気をはじめとした感染症対策にも心を配っています。幸いにも駅からすぐ近くの恵まれた立地にご縁がありましたので、つらい悩みを1人で抱え込まずに足を運んでいただければと思います。

精神療法をベースに、その方に適した治療やアドバイスを

小野 泰之 院長

来院される患者さんは様々なのですが、特に20歳から40歳代が中心で、仕事の忙しさであったり職場での人間関係であったり、それぞれに異なるお悩みを抱えていらっしゃいます。私はそうした患者さんのお気持ちに共感しながらも専門家として適切なアドバイスや治療を行うことで、みなさんが心と体の元気を取り戻すお手伝いをしたいと思っています。
このクリニックで行う治療は、基本的にエビデンスに基づいたスタンダードなものです。一方でお薬による治療に頼りすぎず、人と人の交流や対話による「精神療法」を軸としていることは当院の特徴といえるでしょう。大きな悩み事を抱えて「眠れない」とおっしゃっていた方が、ここで話をするうちに「眠れるようになりました」と喜んでくださると、私もとてもうれしく思います。

精神科医療の専門家として知識のアップデートに努める

医学の進歩とともに精神科においても新しい病名が生まれたり、治療方法がアップデートされたりしています。たとえば以前は「うつ病」と一括りにされていた患者さんも、細かく検証していくと「双極性障害」という診断がつくことがあったりします。病名が変われば当然、お薬やアドバイスの内容も変わってきますから、きちんとした診断につなげるプロセスが非常に大事になります。
患者さんの中には精神科のクリニックを初めて受診なさる方もいれば、現在まで症状の改善がみられず当院が3つ目、4つ目のクリニックという方もいらっしゃいます。そのため初診の患者さんについては特に時間をかけて、これまでの治療経過や生活スタイル、家庭環境などをヒアリングするようにしています。患者さんのお話に耳を傾け、共感を示しながら、適切な診断や治療につなげるというのが基本的な流れです。何でも気軽に話せる雰囲気でありながら、同時に精神科医療のプロフェッショナルとして、頼りにされる存在でありたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『十条メンタルクリニック』は十条駅から徒歩1分、東十条駅からも歩いて10分ほどの場所にあります。
これまでに数多くの患者さんを担当してきた経験を踏まえて言えることは、責任感が強い方ほど精神的な不調を訴えるケースが多いということです。また、若い世代に多くみられる睡眠不足も精神面に影響を及ぼす恐れがありますので注意していただきたいですね。当院ではほっと心が落ち着くリラックスした雰囲気のなかで、患者さんとの対話を重視した精神療法をベースに診療を行っています。こちらのビルにはエレベーターがあり、院内もバリアフリー仕様になっておりますので、車いすなどをお使いの場合も安心してご来院ください。

小野 泰之 院長 MEMO

精神科専門医

  • 出身地:福島県
  • 趣味&特技:読書・水泳・食べること
  • 好きな本・愛読書:キングダム・精神分析関連書
  • 好きな映画:ターミネーター2、スターウォーズシリーズ
  • 好きな音楽やアーティスト:サザンオールスターズ、パット・メセニー
  • 好きな場所・観光地:温泉
  • 好きな言葉・座右の銘:愛することと働くこと(ジークムント・フロイト)

小野 泰之 院長から聞いた
『双極性障害[躁うつ病]』

病気の種類によってアプローチが変わるため、適切な診断をつけることが大切

双極性障害は「躁うつ病」とも呼ばれ、活動的になる「躁」の状態と気分が落ち込む「うつ」の状態を繰り返すことが特徴です。すこし前までは「うつ病」と診断されていたケースも少なくないようですが、最近は同じ気分障害であっても「双極性障害」「うつ病」などの診断のもと、それぞれに適した治療が行われることが一般的です。

双極性障害の原因は1つとは言えず、日々の忙しさや人間関係に伴うストレス、睡眠不足をはじめとした生活習慣の乱れなどが発症につながると考えられています。双極性障害のほかに最近になって発達障害なども注目を集めるようになりましたが、病名がついたからと言って厳密に区分けすることは難しく、それぞれに症状が重なる部分もあります。とはいえ診断が異なれば治療方法も変わってきますので、まずはこの分野を専門にする医師にご相談いただくとよいでしょう。

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