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保田 典子 院長

NORIKO YASUDA

小児循環器の専門家であり、子どもの心相談医。子どもたちを中心に、ご家族みなさんの健康をサポート

筑波大学医学専門学群卒業。小児科医として国立病院などで診療にあたり、小児循環器を専門に経験を積む。その後、発達障害児を多数担当するようになったことで「子どもの心相談医」の資格を得る。2021年4月、高円寺駅そばに開業。

保田 典子 院長

保田 典子 院長

高円寺こどもクリニック

杉並区/阿佐谷北/高円寺駅

  • ●内科
  • ●小児科

高校時代の出来事をきっかけに医療の道へ

保田 典子 院長

私の家は医師の家系ではなく、私自身も子どものころから病気知らずの健康体でした。そんな私が医師を目指そうと思ったのは、高校生のとき。友人が病気になったことがきっかけでした。当時はまだ医療に関する知識があまりなくて、「病気を治すためには医師が良いのではないか」と…そんな想いから医学部受験を決めました。
病気の人を治したい、救ってさしあげたいという気持ちで医学を学び始めたものの、大学一年生のとき早々に「医師が治せる病気はほとんどない」ことを知りました。実際に、小児科では風邪症状の子どもを診ることが多いですが、そのほとんどが医学の力というよりも自らに備わった力によって自然に治っていきます。それならば、私たち医師には何ができるか…? それは、病気のお子さんたちをケアする親御さんたちに、いかに安心して事故なく看病してもらえるかではないでしょうか。子どもたちの病気を診るというのはもちろん、お子さんたちを支えるママさんパパさんたちが育児を楽しめるように、しっかりとサポートしていきたいと思っています。

循環器の専門家であり、子どもの心相談医として

保田 典子 院長

大学卒業後は、国立国際医療研究センターや大阪市立総合医療センターなどに勤務し、最先端といわれる医療を担っていました。当時は小児科の中でも心臓や血管の病気を診る「循環器」を専門にしていて、診療の中心は生まれたばかりの赤ちゃんでした。一方のプライベートでは男の子2人・女の子1人のママとなり、その頃から発達障害のお子さんを診ることが増えてきたんですね。そのため、発達障害のお子さんやご家族にきちんと向き合いたいと考え、仕事や育児に加えて猛勉強をして「子どもの心相談医」という資格を得ました。
『高円寺こどもクリニック』の開設は、2021年4月でした。発達障害や不登校のお子さんを担当する中で、学校をはじめとした地域全体で子どもたちをサポートすることの大切さを痛感したことが開業を決めた大きな理由です。また、小児科に加えて内科を標榜することにより、中学を卒業したお子さんたちも含めてご家族みなさんに足を運んでいただきたいと考えました。ここに来るとほっとする、元気になれる、そして安心して子育てができると感じていただけるクリニックでありたいと思っています。

子どもたちを中心に、ご家族みなさんの健康をサポート

保田 典子 院長

『高円寺こどもクリニック』では、お子さんの体調不良や発育・発達などをご相談いただく小児科、風邪・腹痛・アレルギー症状などを診る内科を中心に診療しています。一般に、小児科で担当するのは中学を卒業する頃までのお子さんですが、内科では高校生になっても成人してからもお付き合いすることができます。また、お子さんの風邪が親御さんにうつってしまった時なども、ママとお子さんを一緒に診療することができるでしょう。もちろん、おじいちゃまおばあちゃまお一人でも遠慮なく足を運んでいただきたいと思います。
医師になって20年近く、これまで小児科を専門にしてきましたが、親世代・祖父母世代の患者さんを診療するようになり、「よくなりました」と言って喜んでいただけると、私としてもとても嬉しいです。開業前に長く診療していた杉並区、大好きな高円寺にクリニックを開くことができたご縁を大切に、地域医療に貢献していきたいと考えています。

お一人おひとりに寄り添い、医療プラスαのサービスを

小児科では風邪をはじめとした感染症や発熱、お腹や皮膚の症状で受診するお子さんが多いでしょうか。このほか各種健康診断や予防接種にお越しいただくのはもちろん、発育・発達・育児にまつわるお悩みなどもぜひご相談いただきたいと思います。たとえば、夜泣きやイヤイヤ期などについて、「仕方のないこと」と思っている親御さんがいらっしゃるかもしれません。しかし、漢方薬を使った治療をはじめとして、小児科がお役に立てることはたくさんあります。どんなことでも遠慮なくお話しいただければ、きっと解決に向けてお手伝いできることがあるでしょう。小さな心配事・悩み事がクリアになれば、毎日の子育てがグッと楽になるはず。私はそのためのサポートをさせていただきたいと思います。
「病気ではないけれど困っていることがある…」。そうした悩みや不安を抱えていらっしゃる方々の受け皿になれたらという想いが、クリニック開業の原動力でした。診療の際には、患者さんの不安を取り除くようなお声かけやアドバイスをさしあげているほか、お子さんと接する際には「お手本」となるようなアプローチを心がけています。またこれから先、起立性調節障害に対して理学療法を用いたり、不登校のお子さんに居場所を作ってあげたり、実現したいことがたくさんあります。お一人おひとりに適した医療、さらにプラスαのサービスをご提供できるよう、頑張っていきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『高円寺こどもクリニック』は、「高円寺駅」北口から徒歩4分の場所にあります。
クリニックづくりにあたっては、ベビーカーや車いすでも安心してお越しいただけること、ママさんパパさんにとって使い勝手がいいことを一番に考えました。もちろん感染予防についても充分な配慮をし、地域のみなさまに安心して通っていただける環境を整えたつもりです。
当院は小児科と内科のクリニックですが、私が診るのは体の不調だけではありません。子育ての悩み、起立性調節障害や不登校のお子さんを抱える親御さんの悩みにも寄り添い、適切な解決策をご提案したいと思います。たとえ小さなお悩みや心配事であってもお気軽にご相談ください。

※上記記事は2021年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

保田 典子 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:茨城県
  • 趣味:マンガを読むこと、観劇やLIVE鑑賞など
  • 好きな本:ゆびさきと恋々
  • 好きな言葉:「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です」
  • 好きなアーティスト:マライア・キャリー、→Pia-no-jaC←
  • 好きな観光地:奥入瀬

CLINIC INFORMATION