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上月 直之 院長

NAOYUKI KOUZUKI

王子駅から徒歩30秒。お子さんからご高齢の方まで大学病院並みの検査・治療を提供

岡山大学医学部医学科卒業後、横浜市立市民病院にて初期研修終了。その後、慶應大学病院眼科学教室へ入局。済生会中央病院眼科、鶴見大学歯学部附属病院眼科学教室を経て、2018年、経堂こうづき眼科を開院(経堂駅より徒歩1分)、2021年2月に王子さくら眼科(王子駅より徒歩30秒)を開院。

上月 直之 院長

上月 直之 院長

王子さくら眼科

北区/王子/王子駅

  • ●眼科

医師の仕事に魅力を感じ、工学部から一転して医療の道を目指す

上月 直之 院長

元々、理系に興味があり神戸大学工学部情報知能工学科で学んでいたのですが、大学4年の時に友人が病気になってしまうという出来事がありました。ちょうど将来の仕事について考えている時期で、人の役に立つ医師という仕事に非常に魅力を感じたんです。そこで、一旦工学部を卒業して医学部で学び直し医師の道を目指すことにしました。
岡山大学医学部を卒業後は、横浜市立市民病院で救急医療に携わり初期研修を受けた後、慶應大学病院に入局しました。眼科を専門に選んだのは研修医時代に受けた研修で興味を魅かれたこと、適性があると感じたことが大きな理由です。その後、関連医療機関の済生会中央病院眼科、鶴見大学歯学部附属病院眼科学教室での勤務を経て、2018年10月に経堂こうづき眼科(小田急線「経堂駅」より徒歩1分)を開院、2021年に王子さくら眼科(王子駅より徒歩30秒)をいたしました。

最新の医療機器で大学病院並みの検査が可能

上月 直之 院長

クリニックは王子駅から徒歩30秒という好立地にあります。受付や待合室も広いスペースを取り、換気やソーシャルディスタンスにも配慮しております。最新の検査機器で大学病院並みの高精度な検査が可能なことが当院の強みです。白内障など手術が必要な場合には連携している医療機関をご紹介していますのでご安心ください。
0歳のお子さんから100歳の方まで幅広い方にご来院いただいています。特にお子さんの患者さんが来ない日はないですね。眼精疲労からドライアイ、ものもらい、白内障、緑内障まで、目のトラブルに幅広く対応しています。緑内障でご相談に見える方が多いですが、年末から春先にかけてはアレルギー性結膜炎が増えるなど、季節的な疾患もありますね。春や秋などスポーツや野外での活動が増える時期には、お子さんを中心に転倒や打撲による目の外傷が増えるので注意していただきたいですね。

日本人の失明原因の一つ緑内障の診断・治療に力を入れる

上月 直之 院長

緑内障は日本人の失明原因の第一位の疾患で、40歳以降の日本人の20人に1人、70歳以降は10人に1人が罹患していると言われています。症状としては視野に影響が表れてくるのですが、あまり自覚症状もないため、潜在的に緑内障になっている患者さんは相当数いるはずなんです。
緑内障は検査で発見することが重要ですから、当院では精度の高い検査機器を導入し、大学病院並みの精密で正確な診断をおこなっています。治療は目薬による治療が主になりますが、今は目薬もとても良くなっているので、昔と違い手術まで至る患者さんは多くありません。緑内障は放置しておくと悪化した場合、視野の欠損や最終的に視力にも関わります。早期発見・早期治療をするためにも、中高年以降の方は定期的に検査を受けてほしいですね。検査を受ける頻度は症状の進行度により変わってきますが、検査の間隔が短いほど精度が上がると言われています。何もない方であれば1年または2年で十分です。通常であれば半年に1度、症状が進んでいる方であれば3ヶ月に1度の検査をお勧めします。

子どもから大人まで分かりやすい説明がモットー。大切なのは早期の検査

診療時に心がけていることは、患者さんに分かりやすくご説明することです。患者さんが、なぜこの治療が必要なのかを理解することが一番重要ですからね。検査で撮影した写真やデータはモニターでお見せし、患者さん一人一人に合わせ、分かりやすく満足いただける説明を丁寧にするというのが私の診療モットーです。
日頃から目のケアで注意していただきたいことは、お子さんも大人の方も同じで、検査による早期発見と治療です。お子さんの場合、特に問題がないように見えても弱視などで十分に見えていないことがあります。視力の発達は基本的に8歳までと言われていて、それ以上になってしまうとなかなか視力も上がらなくなってしまうんです。必ず3歳児健診、就学前に健診を受け忘れないようにお願いします。また、高齢の方であれば、注意していただきたいのはやはり緑内障です。20人に1人、発症の可能性があるにも関わらず、実際に検査を受けているのは5人に1人位と言われています。自覚症状がでてしまうとかなり進行した状態ですし、5年程で一気に症状が進んでしまうケースもあるので、なにも異常がない場合でも1~2年に1度は検査を受けてほしいですね。
抗VGFという硝子体注射も行っています。これは目の中に注射をすることで加齢黄斑変性や糖尿病網膜症による黄斑浮腫、目の血管が詰まる網膜静脈閉塞症といった症状に対して、視力を改善する効果がある治療法です。また、勤務医時代には手術も多く手掛けていたので、将来的には白内障手術の設備の設置や、余裕ができたら訪問診療にも対応したいですね。

これから受診される患者さんへ

春や秋など季節の変わり目はアレルギーの患者さんが増える季節です。眼の痒みを感じる、またはアレルギーの季節がやって来る前に、眼科で薬を処方してもらってください。また、目が乾くドライアイと呼ばれる症状の多くが、実はアレルギーによるものだと言われているんです。ですから春や秋にはアレルギー性結膜炎によってドライアイの症状が引き起こされることが多く、アレルギーの治療をすることでドライアイが改善されることもあります。目が痒い、ドライアイで悩んでいるといった場合には一度ご相談ください。
当院は駅から徒歩30秒。大学病院レベルの機器と豊富な経験で病気の早期発見を目指します。目のことで何かトラブルがあればお気軽にお越しください。

※上記記事は2023年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上月 直之 院長  MEMO

  • 出身地:兵庫県
  • 趣味:ランニング、ジム通い、旅行
  • よく手に取る本:経営、マネジメント関係
  • 好きな言葉・座右の銘:意志あるところに道は開ける(Where there's a will, there's a way. )
  • 好きな音楽やアーティスト:B'z
  • 好きな場所:ボストン、ハワイ、パリ、シンガポール

上月 直之 院長 から聞いた
『緑内障』

自覚症状がない緑内障は、定期的な眼科検診で早期発見を

緑内障は、目の奥にある視神経が少しずつすり減り、視野が欠けてくる病気です。日本人の失明原因のナンバー1の病気であり、40歳以上は20人に1人、70歳以上は10人に1人かかるといわれています。
また、症状は基本的に出ないため、初期の段階では自分で気づけないことが特徴的です。自覚症状が現れてくる頃になると、進行した緑内障の後期の段階になっています。
このように、自覚症状がないことから、毎年の健康診断で再検査が必要となったときに、初めて気づくことが多いものです。その場合は、眼科を受診して視野検査などを行い、緑内障の有無を判断していきます。緑内障であると診断された場合は、点眼を使用して眼圧を下げる治療を行います。近年は、レーザー治療も増えてきましたが、眼圧が下がらなければ手術になります。
緑内障のリスクが高い人の特徴は、家族が緑内障であること、近視が強いこと、視神経が出血しやすいことなどが挙げられます。自覚症状がない方でも、進行する前に早期発見できるため、毎年定期的に健康診断を受けることが大切です。

グラフで見る『上月 直之 院長 』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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