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室宮 泰人 院長

YASUTO MUROMIYA

対話を大切に。 泌尿器科という専門性を活かしたみなさまのかかりつけ医に

東京女子医科大学病院・腎臓病総合医療センター泌尿器科に在籍。川島病院、戸田中央総合病院を経て、東京女子医科大学病院・腎臓病総合医療センター泌尿器科助教に就任。2020年9月1日に『神楽坂泌尿器科クリニック』を開院(東京メトロ東西線「神楽坂駅」より徒歩3分、都営大江戸線「牛込神楽坂駅」より徒歩9分、東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より徒歩7分)。

室宮 泰人 院長

室宮 泰人 院長

神楽坂泌尿器科クリニック

新宿区/中里町/神楽坂駅

  • ●泌尿器科
  • ●内科

銭湯からクリニックへ。形が変わっても、地域の憩いの場としてこれからも

室宮 泰人 院長

人を助けたいから、という気持ちがこの道に進むきっかけとなりました。家族や親類に医療関係に縁のある人がいたというわけではありません。私も含め、身内で病院にお世話になったということもないのです。ただ、人と関わることが好きで、人の助けになれることをしたいという気持ちが医療に結びついたということなんですね。
大学卒業後は東京女子医科大学の腎臓病総合医療センター泌尿器科に勤務しました。女子医大は、腎臓移植の分野において国内で有数の症例数を誇っていました。実は、完全に人が治る医療というのは、なかなかないんですね。移植が終われば、その後の心配もなく元の生活に戻れる医療というものにすごく魅力を感じ、この分野に進むことを決めたのです。
腎臓移植については、日本で一番症例数の多い病院ということもあり、相当数の経験を積むことが出来ました。その過程で地域医療や癌の治療などにも携わっていく中で、移植に限定することなく、泌尿器科のあらゆる分野を診られる医師になれるようにと研鑽を積んできたのです。
『神楽坂泌尿器科クリニック』は2020年9月に開院いたしました。この場所では私の家族が代々銭湯を営んでおりました。昨年、惜しまれつつも銭湯を閉めることになり、新たにクリニックをオープンさせることになったのです。生まれ育った場所で医院を構えることが出来たことに大きな喜びを感じています。

女性泌尿器科医による女性専門外来

室宮 泰人 院長

待合室と診療室は距離を設け、話している内容が診察室の外にもれ聞こえないよう配慮しています。また、待合室の椅子の向きも互い違いになるよう設計し、患者さん同士の目線が分散するよう工夫してあります。泌尿器科ではプライベートなことを相談することもありますので、その点はこだわったところです。
毎週水曜日には女性の患者さんだけを診察するレディースデーを設け、妻である副院長(室宮千惠 副院長)が中心となって診察をおこなっています。やはり、どうしても男性の医師には相談しづらい、という面はあると思うんですね。ひいてはそれが、泌尿器科=かかりづらい、というイメージに結びついてしまっているところがあるように思います。その従来のイメージを払拭したいと思っていますし、行きやすい泌尿器科をここで作っていけたらと思っています。

患者さんとのコミュニケーションを大切に

室宮 泰人 院長

患者さんの話をしっかり伺っていきたいですね。これは仕方のないことだったのですが、大学病院ではどうしても患者さんとゆっくり話す時間がとれないでいました。エコー検査にしても、技師さんに任せることが主流で、その辺りにモヤモヤとしたものを抱えていたのです。ここでは、患者さんと向き合う時間をしっかりとっていきたいと考えています。
詳しく話を伺うことにより、診断のプロセスも違ってきます。そして何より、患者さんの満足度が違ってくるのではないでしょうか。私たちの側でも、病名と治療の内容だけを伝えて患者さんをお帰しすることに不安を覚えることがありました。話す時間をしっかりとり、患者さんの思いを出来る限り汲んでいくことで、満足して帰ってもらえる医療を提供していきたいと思っています。

生活の質を改善し、笑顔になれるように

頻尿や尿もれ、血尿などの泌尿器科一般のお悩みに加え、性病やAGAのご相談でも少なからずいらしていただいています。
頻尿については、昨今、神経因性膀胱という病気が増えています。糖尿病や神経の病気が要因となり、おしっこを出しきれない、尿意がなくなるといった症状がこの病気の特徴です。治療としては、ご自身でカテーテルを尿道に入れる自己導尿というものが一般に多く用いられます。ただ、病院では忙しさもあり、カテーテルを患者さんに渡すだけの外来になっていることも多く、患者さんは少なからず不安を感じておられたと思うんですね。カテーテルそのものにも多くの種類があり、それぞれに特徴がありますので、こちらではその方に合ったカテーテルを詳しくご説明しながらお渡ししていけたらと考えています。

夜、何回も起きてしまう。普段からパットを使っている。医療機関に相談出来ず、人知れず悩みを抱えている方が少なくありません。長時間、乗り物を使うことに不安を覚え、思うように旅行にも行けないという方もおられます。旅行についていえば、スポット的に乗り物に乗っている間だけ尿意を抑えることのできるお薬もあります。もとより根本的な改善を目指していきますが、短期間に効果を出す方法もありますので、生活の質を向上させるべく、お気軽にご相談いただけたらと思います。

これから受診される患者さんへ

前立腺癌は、今や日本で最も増えている癌の1つとなっています。ただ、前立腺癌は早期に見つかり、適切な治療を受けることで助かる可能性が非常に高い癌でもあります。当クリニックではPSA(前立腺腫瘍マーカー)の即日検査もおこなっています。その日のうちに数値を見ながら適切な治療を考えていくことが可能になっていますので、健康診断等で指摘された方はどうぞお気軽にご相談ください。

泌尿器という臓器にまつわるご病気はもちろんのこと、血圧等、全身の相談もできる場所にしていきたいと考えています。ちょっとしたことでも結構です。気軽に相談にいらしていただきたいですね。

※上記記事は2020年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

室宮 泰人 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ
  • よく手にとる本:医学関連書籍
  • 好きな言葉・座右の銘:No attack,No chance
  • 好きな音楽:「クラシックからJ-POPまで幅広く」
  • 好きな観光地:沖縄

グラフで見る『室宮 泰人 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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