旗の台内科・救急クリニック
品川区/旗の台/旗の台駅
- 内科
- 訪問診療
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
福田 賢一郎 院長への独自インタビュー
困っている人の助けになれることを喜びに感じて
私は海外の在住歴が長いのです。生まれは横浜ですが、その後すぐにアメリカに渡りましたので、高校生になるまで日本の記憶はありませんでした。シンガポールにいた時のことです。近隣の東南アジア各国を旅行する機会があり、そこで医療に恵まれない子ども達を目の当たりにすることになりました。私が医師を目指したのは、その時の記憶が一番のきっかけだったのでしょうね。
当初は小児科医を目指していたのですが、各科を回るうちに救急医療の世界に魅了されました。オールラウンドで様々なことができる、というのがこの科の強みといえます。専門性にとらわれることなく、様々な疾患を診ることができることに大きく心惹かれたのです。
医者という仕事は、体力的にはかなり大変な部分もあります。ですが、困っている人を助けたいというのがそもそもこの道を目指したきっかけであるわけで、それを仕事にできていることは幸せなことと思っています。
寄り添う在宅医療は、究極の救急医療
『旗の台内科・救急クリニック』は2020年5月11日に開院いたしました。昭和大学病院の間近での開業となりましたが、長年そちらにいましたし、連携もスムーズにとれるということが決め手となりました。
クリニックでは外来診療と並行し、ご自宅や施設に訪問する在宅医療もおこなっています。長らく救急医療に携わってきた私ですが、在宅医療とは、究極の救急医療ではないかと思うのです。例えば、独居で意識障害で救急に運ばれた方がおられたとしましょう。その状況では、病院側は何もわかりません。どんな病気を患っておられたかもわからなければ、家族がいるのかどうかもわからない。そもそも、この人は誰なんだ、というところから始まるわけです。クリニックに通えない方でも、在宅医療でつながっていれば、万が一の時に役立つことになります。待ち構えているだけではなく、こちらから伺っていく。それが最終的な救急医療につながっていくのではないかと思ってます。