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福田 雄三 院長

YUZO FUKUDA

おしりとおなかのクリニック。患者様の気持ちに寄り添った安心できる医療を提供

東京医科大学卒業。三井記念病院、がん研有明病院、東京逓信病院、寺田病院等に勤務。2020年3月に『ふくだ代々木上原クリニック』を開院(東京メトロ 千代田線/小田急線「代々木上原駅」北口2より徒歩1分)。

福田 雄三 院長

福田 雄三 院長

ふくだ代々木上原クリニック

渋谷区/西原/代々木上原駅

  • ●胃腸内科
  • ●肛門科
  • ●内視鏡内科
  • ●消化器外科

歯医者さんの息子が外科医の道へ

福田 雄三 院長

曾祖父の代から一族皆が歯科医師という家系で育ち、私の兄2人もその道に進みました。そのため、小さい頃は私も「歯医者さんになる」と自然に思っていましたね。でも、物心がつくようになると、次第に「みんなが歯医者さんでなくてもいいかな」という思いがよぎるようになり、同じ医療系である医師という道を考えるようになったのです。
歯科医の息子ですから、仕事に手技的な要素を求めたのはいわば必然だったのでしょう。手先も器用でしたしね。加えて、研修医時代から、手術をして健康を取り戻すことが患者さんの大きな喜びとなることは実感していましたから、それもあって外科医の道を選びました。
最初の研修先で選んだのは、三井記念病院でした。外科研修で歴史があり、当時は全国No.1の倍率だったようです(笑)。外科医としてのイロハをそこで学びましたね。5年目までの先輩研修医に囲まれて、屋根瓦方式で代々後輩に教えていくという、部活の合宿を5年間やっていたような感覚でしたよ。おかげで楽しい研修医生活を送らせていただきました。激務でしたけどね(笑)。今となってはいい思い出です。
その後に行ったがん研有明病院では、年間1000件以上の大腸領域の手術に携わってきました。そちらの施設は大腸がんの手術では日本でダントツの症例数を誇る病院であり、その環境に身を置いて修練できたことは非常にありがたいことでした。次の修業場所として選んだのが、肛門外科の分野において都内でも有数の症例数を誇る寺田病院でした。歯科医に囲まれて育ったとお話ししましたが、父や2人の兄が開業医という環境に身を置いていましたから、「自分1人でできるスキルを身に付けたい」という思いをどこかに持っていたのです。肛門外科はまさにそうした分野であり、そちらで専門的な修練を積み、十分な経験を積めたと確信したところで、この度の開院を迎えたということになります。

おなかについて

福田 雄三 院長

胃・大腸の内視鏡検査では、それぞれの方のご要望に合わせて適度な麻酔を用いています。一緒にモニターを見ながら検査を受けたいという方もおられますし、反対に完全に眠った状態で受けたいという方もいらっしゃいます。オーダーメイドと申しましょうか、一律に対応するのではなく、それぞれに合わせたやり方を提案していけたらと考えています。特に大腸の内視鏡検査においては、医師の習熟度の差が如実に現れると言われています。私は病院勤務時代、年間に1500件という数の内視鏡検査を経験してきました。その経験を生かし、苦痛のない、安全で安心な内視鏡検査を提供していければと思っています。
内視鏡検査は内科医の仕事と思っている方もいるかもしれませんが、外科医でも大腸・肛門を専門としている人たちは得意としている事が多いんです。大腸肛門外科医は内視鏡検査もおこないますが、さらに内視鏡では治療困難な腫瘍などを、手術という方法で治療するわけです。そういう世界に身を置いてきた自分としては、内視鏡検査のその後の治療の道筋を含めて提案ができますので、当院の強い部分かなと思いますね。
入院、手術が必要なケースでは、患者さんのご希望を踏まえ、これまでの人脈から信頼のおける各医療機関へのご紹介が可能です。

おしりのお悩みについて

福田 雄三 院長

肛門科がこの周辺にないことも開業地を定めた大きな理由でした。開業からまだ数週間というところですけれど、「この辺になかったから助かったわ」と仰って来院される方が思いの外多く、いささかびっくりしているところです。
痔の診療に関しても、胃・大腸内視鏡検査と同様に、手術までを経験しているかどうかは大きな要素となります。最近はいぼ痔の治療で注射によって治す方法が一般的になってきていますが、すべてのケースでそれが適応となるわけではありません。その辺りを正確に診断できることも当院のアドバンテージと考えています。
日本人の7割の方が症状の重い軽いはあれど、痔を持っていると言われています。人知れず悩まれている方が多くいらっしゃると思いますので、そうした方々少しでも通いやすいようなクリニックにしていければと思っています。

木の温もりと笑顔で患者さんをお迎え

クリニックを訪れる方は少なからず不安な気持ちを抱えておられますから、笑顔でお迎えするということを心がけています。笑顔で語りかけることで、その不安が少しでも解ける部分もあるかと思いますし、いついかなる時でも変わることのないポリシーとしていきたいと思っています。
院内は木をふんだんに用いたデザインとなっており、中でも待合室や受付に使われているのがハワイアンコアという素材です。ハワイアンコアは昔はハワイの王族しか使えなかったというものですが、私自身、この木を使ったギターやウクレレを嗜むということもあって、そこは少々こだわったところです(笑)。ハワイは祖母の生まれ故郷でもあり、好きな場所でもあるんです。木の温もりの中で、少しでも患者さんのお気持ちが安らぐことになれば幸いに思います。

これから受診される患者さんへ

痔は命の危険がほとんどないだけに、ずっと悩まされる病気とも言えるでしょう。生活の質に大きく左右するものでもありますから、少しでも不便を感じていらっしゃれば、一度専門家にご相談いただければと思います。
日本でのがん罹患は、大腸がん、胃がんが1位2位を占めています。しかし大腸がんも胃がんも、今や不治の病ではありません。早期発見、早期治療により根治ができる病気なんです。早期の大腸がん、胃がんは基本的に症状はありません。症状がなくても、定期的に検査をすることが大切です。1つの目安として、40歳という年齢を区切りに考えていただけるとよいでしょう。40歳を越えるとあらゆるがんのリスクが上がってくるということがわかっていますので、1度も受けたことがないという方も、40歳を目安に初めての検査を受けることをお勧めいたします。

“おしりとおなか”のことはもちろんですけれども、身体のことで何かお悩みがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。なんでも気軽に相談できる、地域のかかりつけ医を目指してまいります。

※上記記事は2020年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

福田 雄三 院長 MEMO

外科専門医 /消化器外科専門医

  • 出身地:北海道
  • 趣味:ギター
  • 好きな映画:「子供と一緒に見るもの」
  • 好きな言葉・座右の銘:至誠一貫
  • 好きな音楽・アーティスト:80’sのハードロック全般/TOTO、John Mayerなど
  • 好きな場所:ハワイ「祖母の生まれ故郷なのです」

グラフで見る『福田 雄三 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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