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前原 光治郎 院長

KOJIRO MAEHARA

スピーディー&フレキシビリティーを胸に。「公平」にこだわった適切・的確な医療を提供

東京慈恵会医科大学医学部卒業。同大学附属第三病院に在籍(内科研修医・呼吸器内科レジデント)。東大宮総合病院(消化器内科・呼吸器内科)、小張総合病院(呼吸器内科)、総合東京病院(呼吸器内科)、高島平中央総合病院(内科・呼吸器内科)の医長を歴任。2018年に『のざきはちまん前内科』を開院(小田急バス「野崎」バス停より徒歩2分)。

前原 光治郎 院長

前原 光治郎 院長

のざきはちまん前内科

三鷹市/野崎/武蔵境駅

  • ●内科
  • ●呼吸器内科
  • ●アレルギー科
  • ●健診・検診

苦手だった呼吸器内科からスタートした医師人生

前原 光治郎 院長

小・中学生の頃は身体が弱く、いつも小児科に駆け込んでいるような子供でした。今の姿からは想像がつかないかもしれませんが(笑)。逆にいえば、お医者さんの存在を身近に感じられたことから、この仕事をやりたい、と思うようになったのです。
大学卒業後は母校の付属病院に籍を置き、途中、放射線科などに出向する時期はあったものの、一貫して内科・呼吸器内科医としてキャリアを歩んでまいりました。実は私は、学生時代、呼吸器内科を最も苦手に感じていました。呼吸器内科に配属された時は、少々暗澹たる気持ちだったことは事実です(苦笑)。ほかと比べて、病気の実態が掴みづらいというのでしょうか。学生の知識では呼吸器はわかりづらかったのでしょう。ですが、実際に中に入ってみれば、想像とは違うことがわかりました。当時、呼吸器内科の研修医は私1人だったこともあり、様々なことをさせていただくうち、この分野の奥深さに気づき、いつしか魅了されていったのです。
『のざきはちまん前内科』は2018年に開院いたしました。ここは、私の実家から非常に近い場所です。せっかくですから、人や環境がわかる、慣れ親しんだ土地での開業をと考えたのです。
院内は待合室を一般的なそれより広くとってあります。今のご時世もありますけれども、ソーシャルディスタンスということを考えれば、パーソナルスペースが確保できるということが患者さんの安心につながってくれればと思っているところです。

公平性の担保と適切・的確な医療を心がけて

前原 光治郎 院長

呼吸器内科・アレルギー科を標榜しておりますので、その2つを中心に来院される方が多いですね。とはいえ、私としては内科という大きな枠で患者さんを診ていきたいと考えていますので、ジェネラリストとして、あらゆる病気に対応していきます。

診療に際し、基本となるのが公平性の担保です。人によって態度が変わるようなことがあってはなりません。言葉の掛け方であったり、接遇の部分も含めてのことになりますが、あらゆる方に公平に接し、その上で個々への対応を考えていくことになります。実際の診療面においてもそれは同様です。私たちは、様々な情報を適確に掴むために様々なアプローチを試みるわけですが、そこにおいても基本的な姿勢に差異はありません。入ってこられた時の仕草であったり、息遣いや目の表情、顔つきであったり。もちろん、訴えの中身によってアプローチの方法は変わってくるわけですけれど、その方の全てを診るという姿勢が大切と考えています。

スピーディー&フレキシビリティーを可能にするCT

前原 光治郎 院長

そのアプローチの1つとして、当院ではCTを導入しています。CTは、潜んでいる病的な問題の洗い出しを、その場で速やかにできるという利点があります。これは当院のもう1つのモットーであるスピーディーさとフレキシビリティーにも合致するものです。
通常、他医療機関にCTなどをお願いする場合、どうしても1週間かそこらのタイムラグが生じます。その間、患者さんは不安を抱えたまま生活を送らねばならず、精神衛生上でも好ましいことではありません。今、大きな問題があるのかないのか。それを瞬時にその場で判断し、お伝えすることができるという面において、CTは大きな力になってくれるものと確信しています。

トラベラーズクリニックとしてのご利用も

当院にはトラベラーズクリックという側面もあります。私は病院におりました頃、ICD(Infection Control Doctor)認定医、つまり院内感染対策を専門に取り扱う医療従事者として、感染対策の先頭に立っていました。この分野においては、ワクチンに関する知識が欠かせません。それを発展させる形で日本旅行医学会の認定医を取得し、現在に至るというわけなのです。
高山病という病気をご存知でしょうか。この病気で最も有効なのが、症状が起これば低地に赴くことになります。ですが、例えばヒマラヤなどの6000メートル級の山で高山病に罹ってしまうと、降りようにもすぐにはそれができませんよね。それをしのぐために、治療薬が存在するというわけです。そしてまた、この疾患は登山に限らず、車両による高地への移動などでも発症することがあります。
当院にはその高山病を心配される方もいらっしゃいますし、海外赴任されるサラリーマンの方や留学を予定されている学生さんがワクチンのご相談にお見えになっています。
トラベラーズクリニックは、より都心に行けばさほど珍しいものではないかもしれません。ですが、この辺りではまだ数が限られているものですから、そうしたご予定のある皆さんに重宝されていると感じています。

これから受診される患者さんへ

色々とお話ししましたけれど、やはり内科医として内科本体の診療をしっかりとおこなうことがベースにあり、その上で呼吸器の診療や感染対策にも気を配っていきたいと考えています。診療に際し、公平性の担保と適切・的確な医療をおこなうことは基本中の基本ではありますが、だからこそ、それらを確実に実施・継続していくことが大切と考えています。
患者さんからは「ここにくると元気になる」と仰っていただけることがあります。当院にいらっしゃれば、すべての方がそうなると大それたことは申せません。ですが、お帰りになる時は、来た時よりも少しでも元気になっていただけるよう、精一杯の対応をさせていただきます。お身体のことで何か不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

前原 光治郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:マラソン
  • 好きな本・作家:推理・サスペンス/東野圭吾
  • 好きな映画:『007』『ダイ・ハード』『トランスポーター』『TAXi』
  • 座右の銘:「一期一会」
  • 好きな音楽:ソウル
  • 好きな場所:海全般

グラフで見る『前原 光治郎 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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