SANCHAこころのクリニック

西脇 一朗 院長への独自インタビュー

誰もがかかりうる病気だからこそ、その多くの人のお役に立てるよう

高校生の時に友人が「完治まで半年はかかる」という大怪我を負いました。それが3ヶ月ほどですっかり元気になったことで、人の体の神秘に触れたような気がしたのです。そのことがきっかけとなり、実際に人を治療することに憧れを感じるようになったんですね。
精神医学には、学生時代の実習を通じて興味を抱くようになりました。心の病気が脳の異常や障害から起こるということを知ったのは、自分にとっては大変興味深いことでした。加えて、精神科領域の疾患はまだまだ未解明なことが多く、その点も他科とは異なっていて興味を覚えたのです。心の病は誰もがかかりうる病気であり、生涯を通じて5人に1人がかかると言われています。精神科・心療内科の医師となることで、多くの方のお力になれると考え、この道を志しました。
『SANCHAこころのクリニック』は2020年1月に開院いたしました。不眠・やる気が出ない・生活での困りごと・人間関係の悩み・仕事や経済的な不安など、生活にはどんな方でも大なり小なりお悩みはあると思います。たくさんの方がお住いの世田谷区で、なおかつ乗降者数の多い田園都市線で開業させていただくことにより、多くの皆様のお力添えになることができればと考えています。

「誰もが自分らしく、心身共に健康で生きがいをもって暮らせる」ためのお手伝いを

勤務医時代を通し、様々な症例や疾患に対応してまいりました。精神科の専門医として、これまで培ってきた医療技術や経験をもとに、広く診させていただきたいと考えております。またその中でも、認知症や気分障害圏、神経症圏や成人の発達障害の診療には特に力を入れていきたいと思っています。
当院では「誰もが自分らしく、心身共に健康で生きがいをもって暮らせる」ためのお手伝いをさせていただくことを診療のモットーとして掲げております。長い人生、出来るだけ早期に健康になり、ご自分が考える魅力的な生活を送っていただけるようにしたいものです。どの分野にも言えることですが、病気の早期、もしくは症状の軽度のうちに治療をすることによって早期の回復が望めるのは、精神科領域においても同様です。苦しむ時期が長く続きますと、「あの時、もっとこうしておけばよかった」といったように自責の念にかられてしまう方もいらっしゃるかもしれません。できるだけ早く元の自分の生活に戻り、生きがいを持って毎日を送っていただけるよう、誠心誠意サポートをさせていただければと考えております。

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