似鳥クリニック
文京区/根津/根津駅
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電話 | 03-3827-1181 |
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所在地 | 東京都文京区根津1-19-11 |
最寄駅 | 根津駅 東大前駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | |
休診日 | <内科・呼吸器内科・循環器内科>水曜午後・日曜・祝日<小児科>月曜午後・水曜・木曜・日曜・祝日 |
診療時間 |
8:30~13:00 14:30~19:00 [土曜]9:00~14:00 |
特徴 |
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JUNICHI NITADORI 似鳥 純一 院長
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医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
似鳥 純一 院長への独自インタビュー
自分の技術で患者さんを救うため、呼吸器外科医として研鑽を積む
私が医師になることを意識するようになったのは高校2年生のとき、友人が医学部を目指していることを知ったときでした。当時はまだ、理系に進むか文系に進むか決めかねていたのですが、友人の言葉をきっかけに中学時代のある出会いを思い出し、私の中で「医師」が選択肢の一つになったのです。実は、私はずっとスキーを続けていて、中学2年生のときに初めて、日本てんかん協会が主催するスキー教室のボランティアに参加したんですね。このときにお会いした小児科の先生が素晴らしいお人柄で、私の中に「先生のようになりたい」という気持ちが芽生えました。また私自身、病気になるのはなぜか、障がいがある人とない人の違いは何かなど、「人間」に対する興味が強かったものですから、ひと足先に医師になった従兄の背中を追うようにして医学部に進学しました。
自分の専門分野に「外科」を選んだのは、自らの技術で患者さんを救いたいという気持ちがあったこと、また、学生時代に見学させていただいた手術の素晴らしさに感銘を受けたためでした。外科の中でも肺や心臓の病気を専門にして、国立がん研究センターをはじめとした医療機関で診療・研究にあたるほか、米・ニューヨークへ留学して肺がんの研究に携わった時期もありました。振り返ると、子供の頃からラジオを組み立てるのが好きでしたし、不具合の原因を見つけて修正する作業も得意でした。そうした意味では、病気の原因を探り、病気の原因を取り除く「医師」という職業は、私にとって天職と言えるのかもしれません。
肺がんの早期発見を目指して、低線量CTを導入
ここ根津には、私の祖先が江戸時代から住まいを構えていました。そんなゆかりある町に『似鳥クリニック』を開業できたことに不思議なご縁を感じつつ、この場所から私が信じる医療、目標とする医療を発信していきたいと考えています。
医師になってから20年あまり、私は肺がん患者さんの診療を中心に経験を重ねてきました。この間、医学は進歩を続けながらも、肺がんは依然として日本人のがん死亡数第一位であるのが現状です。会社にお勤めの方などは、年に一度の健康診断で胸のレントゲン撮影をなさいますよね。病気の早期発見・早期治療のためにも定期的な検診が推奨されていますが、ごくごく初期の肺がんはレントゲンに写らないことが多いもの。レントゲンで肺がんが分かり、治療出来る方は3分の2程度、それ以外の方はステージ4で見つかるというデータがあるほどです。一方、欧米各国の調査によると、レントゲンに比べてより多くの情報を得ることができるCT検査を実施することで、肺がん患者さんの死亡率が2~3割程度低くなることが分かっています。それならば、日本でも早急にCT検査を実施するべきなのですが、ここで問題になるのがCTのX線量です。一般的なCTは、レントゲンの60倍ものX線量があると言われますから、CT検査によるリスクについても議論する必要があるわけです。しかしながら近年、こうした課題をクリアする「低線量CT」が開発され、この機器の登場が私の開業を後押ししてくれました。今の日本の医療システムに一石を投じる、と言ったら大げさかもしれませんけれど(笑)。このクリニックを拠点にして、低線量肺がんCT検診がこれからのスタンダードになるように、積極的に発信していきたいと思っています。
院長の似鳥純一先生とは、大学のスキー部で知り合いました。とにかくアツい方で、治療に対しても、患者さんに対してもアツい先生です。