塩尻 大輔 院長
DAISUKE SHIOJIRI
ビフォー&アフターをモットーに。あなたのパーソナルな問題を気軽に相談できる場所に
ケニア国ナイロビ大学医学部卒業。同国キトゥイ県立病院産婦人科に勤務。日本の医師国家試験合格後、国立国際医療研究センター・総合感染症コースに在籍。2019年に『パーソナルヘルスクリニック』を開設(東京メトロ銀座線・日比谷線「上野広小路駅」より徒歩1分、JR「上野駅」より徒歩8分、都営大江戸線「上野御徒町駅」より徒歩2分、東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩3分、JR「御徒町駅」より徒歩4分)。
塩尻 大輔 院長
東京の性病専門 パーソナルヘルスクリニック
文京区/湯島/上野広小路駅
- ●性感染症内科
ケニアで育まれた医療への想い
1990年に両親と共にケニアに渡りました。その半年後、妹をマラリアで亡くしてしまったのです。もちろん両親は非常に悲しんだのですけれど、逆になお一層、ケニアで頑張ろうという決意を新たにしたと聞きました。ケニアに渡った当初は食糧支援に比重を置いていたようなのですが、妹の死をきっかけに医療に力を入れ始め、現地の医師や看護師を雇い入れ、病院の運営を始めたのです。私にとってそのクリニックの存在は大きかったですね。高校生にもなると巡回診療についていくようになり、そこで人を助ける喜びというものを垣間見て、この道に進むことを決めたのです。
ケニア国ナイロビ大学卒業後は現地の県立病院産婦人科に勤務し、日本に帰国後、日本の医師免許を取得し、国立国際医療研究センターの総合感染症コースに籍をおきました。日本へ戻ってきたのは、私自身の日本への憧れが大きかったかもしれません。物心つく頃から、日本語でコミュニケーションを取る機会は非常に限られていました。JICAや大使館に勤務する日本の方達とも話す機会はあったのですが、そこで思うように日本語を操れないことにもどかしさを感じていたのです。もう1つは、口はばったいようですが、ケニアのため、ということもありました。両親は今もケニアで孤児院を運営しています。このまま1人の勤務医として過ごしていくより、新たなフィールドで新たなスキルを身につけることが、再びケニアに関わるようになったとき、より大きな力となると考えたのです。
性病を専門とする自由診療のクリニック
2019年7月に、性病を専門とするクリニックとして『パーソナルヘルスクリニック』は開設されました。私は現在も国立国際医療研究センターでエイズ(HIV)外来を担当しています。HIVを含め、日本においては性病に関する情報が少なく、その研究をしているところが少ないことが課題となっています。なぜ研究が必要となるのか。それは研究の結果が医療のガイドラインとなっていくからです。日本においても、これまでは泌尿器科や産婦人科の先生方が中心となって臨床をおこない、それぞれの分野において研究がおこなわれてはきました。それらを集約し、さらに進めていくには、新しい形のクリニックが求められると考え、このたびの開院へと至ったのです。
臨床研究は引き続き研究センターでもおこなっていますが、一般の方々にとっては敷居が高いのもまた事実です。当クリニックは待合室をすべてパーソナルブースとし、お互いの顔が見えないような工夫をするなど、様々な配慮をおこなっています。より多くの方が気軽に性病について相談できる場所として機能させていきたいですね。
症状がある方もない方もどうぞお気軽に
症状のある方が半分、それがない方が半分、という状況でしょうか。男性の場合、排尿時に痛みを感じたり、違和感を感じるということが大半を占めます。また性病はオーラルセックスによっても感染が起こりますから、喉の違和感等を感じて相談に見える方も少なくありません。女性も同様で、おりものが増えたり、隠部のかゆみ、痛みなどを感じて来院される方が多数を占めます。
今現在、症状がない方については、性病の有無の心配をされて相談に見えることになります。はっきりとした症状はないものの、万が一のことがあっては大変ですからね。新しいパートナーが出来たという方、あるいは、結婚・妊娠・出産を控え、自身の身体が正常か否かをチェックするために訪れる方も多くいらっしゃいます。
患者さんの立場で、相手の目線で考える
患者さんの立場に自分を置き換え、相手の方の目線で考えるようにしています。その上で、どのような言い方をすれば納得していただけるかということを常に念頭に置いています。症状を見て、何が考えられ、どういう治療が必要か。ガイドラインを読むのと、実際の臨床とはずいぶん違うものですから、感染症科医ゆえの詳細な説明は、それをカバーしてくれるものになっているでしょう。
当然のことですが、大半の方は暗い気持ちを抱えてお越しになります。ただでさえ心配なのに、今はインターネット等で真偽の定かではない情報に簡単に触れられますから、それがさらなる心配を呼び起こしてしまうことが多いんですね。落ち込んでいた方が、私の説明を聞き、表情が一変してお帰りになるのを拝見するのは、私やスタッフにとっても大きな励みになっています。
これから受診される患者さんへ
クリニックのHPからはLINEの登録が可能です。受診するべきかどうか悩んでいる場合。あるいは、治療を受けている方が何か心配がある場合など、メッセージに応じて私たちがお返事をしています。場所や時間を問わず、柔軟なコミュニケーションを通じ、ビフォー&アフターケアにも力を入れて取り組んでまいります。
当クリニックは夜の10時まで診察をおこなっています。忙しくて時間がないという方も、どうぞお気軽にご利用ください。私たちは1人ひとりの方と真剣に向き合っていきます。
※上記記事は2019年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
塩尻 大輔 院長 MEMO
- 出身地:ケニア
- 趣味:ピアノ、サッカー
- 好きな作家:百田尚樹
- 好きな映画:ノンフィクション
- 好きな言葉:「You’ll never walk alone」
- 好きな音楽・アーティスト:ジャズ/ノラ・ジョーンズ
- 好きな場所:神社仏閣
グラフで見る『塩尻 大輔 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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塩尻 大輔 院長
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