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佐藤 亜耶 院長

AYA SATO

女性とお子様の泌尿器科専門クリニック
患者さんに寄り添う気持ちを大切にしたい

日本大学医学部卒業後、研修医を経て同大学泌尿器科に入局。関連病院で様々な診療経験を積み、小児科の知識と経験を活かした小児泌尿器科の診療もおこなう。2019年、自由が丘駅近くに自由が丘ウロケアクリニックを開院。

佐藤 亜耶 院長

佐藤 亜耶 院長

自由が丘ウロケアクリニック

目黒区/自由が丘/自由が丘駅

  • ●泌尿器科
  • ●皮膚科

女性とお子様に特化した臨床経験を活かし開院

佐藤 亜耶 院長

父が皮膚科医で開業していましたので、普段から父が働いている姿を見て育ちました。私にとっては厳しい父でしたが、患者さんにとても優しく、頼りがいのある先生として評判で、そんな父の影響を受け医師の道を志しました。
日本大学医学部卒業後、横須賀市立市民病院の臨床研修では、もともと進むつもりだった皮膚科の他に、先輩医師の勧めで泌尿器科の研修を受けました。外科でも手を出すことが難しい手術を必要とする泌尿器の分野に惹かれ、同大学附属板橋病院泌尿器科に入局、泌尿器に関する数多くの診療を経験してきました。大学院での研究を続けながら、豊島病院、練馬光が丘病院などの関連病院を経て、以前より興味のあった小児領域の知識と経験を積むため埼玉県立小児医療センターへ。プライベートでは妊娠・出産・産休と続き、しばらく子供から手が離せず非常勤で勤める時期もありましたが、乳腺外科と婦人科をメインとした新都心むさし野クリニックで女性泌尿器科の立ち上げを期に現場に復帰しました。自由が丘ウロケアクリニックを開院したのは2019年です。以前より、いずれは開業を…と考えていましたが、自宅からも近い自由が丘駅近くに物件が見つかり、開業に至りました。自由が丘は女性にとっては行きやすいイメージの場所なので、わざわざ病院にいくために来るというよりは、お買い物やランチのついでに気軽にお越しいただければと思います。
クリニック名の「ウロ」とは「ウロロジー(Urology)=泌尿器科」のことです。医療業界では浸透している言葉ですが、一般的には耳馴染みがないと思いますので、何をしているクリニックなのか興味を持っていただくためにも、「ウロケアクリニック」としました。

受診を躊躇している患者さんに気軽に来て欲しい

佐藤 亜耶 院長

実は私も泌尿器科の研修を受けるまで、泌尿器科は何をするところなのかイメージが湧きませんでした(笑)。多くの方は、「男性の疾患が多い」「行きにくい」などのイメージがあると思います。その上、泌尿器科を専門とする女医は少なく、埼玉の病院に勤めていた時は、わざわざ他県や遠方からお越しになる患者さんも多く、女医による診察の必要性をひしひしと感じていました。小児を診ることのできる泌尿器科医も少なく、大きな病院でしか窓口がなく、軽症であっても数か月待ちの予約を必要としますので、もっと診療をスムーズに受けていただくためにも、お母さんと一緒に来られるクリニックを作りたいと思っていました。
「男性医師に診てもらうことを躊躇する」「待合室で男性の患者さんと顔を合わせることに抵抗を感じる」などの声を伺い、女性とお子様に特化した診療をおこなうためのクリニックとして開院しましたので、スタッフも含め全員が女性です。女性の患者さんにも、お子様にもリラックスして過ごしていただけるように、壁紙は気持ちを和らげる暖色系の色味を使用した壁紙、まるでカフェにいるような木製の柔らかさを活かしたデスクなど雰囲気づくりを大切にしました。患者さんにもとても好評で、私自身もとても気に入っています。

違和感から日常生活に差し支える症状まで幅広く対応

佐藤 亜耶 院長

当院では、大きく分けて女性泌尿器科、小児泌尿器科、皮膚科の症状に対応しています。泌尿器科の症状は様々ですので、幅広い年齢層の方にご利用いただいています。女性泌尿器科で最も多い症状は、頻尿や尿漏れ、若い方の膀胱炎が挙げられ、最近増えている症状としては、出産・加齢・体重の増加による筋肉の緩みが原因となり、膣から膀胱・子宮・腸が出てしまう骨盤臓器脱があります。小児泌尿器科では、性器の痛み、おねしょ、日中の頻尿などの症状が多いです。泌尿器科では腎臓や膀胱の奇形など手術を必要とする疾患も多くあります。当院では手術の対応ができませんが、地域のクリニックや国立成育医療センターなどの大きな病院と医療連携をとり、一次診療の窓口として適切な診断、術後のフォローをおこなっています。超音波、尿定性沈査、尿流量測定などの泌尿器の検査に用いる医療機器も揃っていますので、基本的な一次検査が可能です。デリケートゾーンの痒みなど、皮膚科と泌尿器科どちらの診療になるのか悩むようなことも当院で対応できますので、お気軽にご相談ください。

誰かに相談をすることが1番の薬になることもある

病院にかかりたくないからという理由で、インターネットや本などで情報を得て何とかしようとされる方や、気のせいなのかもしれないと悩む方が多く、そういう方にこそ、考え過ぎずにフラットな気持ちで来て欲しいと思います。特に女性は我慢強いところがありますが、話すだけでも心のモヤモヤが消えて気持ちが楽になりますので、少しでもお話がしやすいように、専門用語は使わずに分かりやすい説明を心がけています。女性同士だから分かり合えることもありますので、症状について「気のせい」などとは言わずに、優しいお声がけができるのも女医ならではだと思っています。
お子様の診療では、お母さんからの訴えだけではなく、「どう感じるのか」「どこが辛いのか」など、なるべくお子様本人からも聞くことで対等に向き合い、診療を進めています。子供が大好きなので、コミュニケーションの取り方も心得ていますし、女性だと安心して心を開いてくれるお子様が多いように感じます。

これから受診される患者さんへ

痛みなどの症状がなくても、泌尿器の違和感を感じて不安に思ったら、早めに受診していただきたいと思います。病気じゃなくても構いません。症状を感じて受診することは当然なことです。例えば、内科では発熱や鼻水など誰が見ても明らかな症状が現れますが、泌尿器科の場合、腎盂腎炎や膀胱炎などの発熱を伴う症状を除くと、自分だけが感じる症状がほとんどです。一言で「頻尿」と言っても、排尿の回数や間隔には個人差があり、トイレが近くても全然気にならない方もいれば、気になり過ぎて普段の生活もままならない方もいらっしゃいます。ご自身がどう感じているかが一番大切なことですので、「こんなことでも来ていいんだ?」と思ってほしいです。気になったらいつでもお越しください。

※上記記事は2019年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐藤 亜耶 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:福島県
  • 趣味:子どもとお出かけすること、お酒を嗜むこと
  • 好きな本:世界の絶景をテーマにした写真集、サメの図鑑
  • 好きな映画:動物のドキュメンタリー映画、サスペンス系映画
  • 好きな言葉:なんくるないさ
  • 好きなアーティスト:Mr.Children、スピッツ
  • 好きな場所:九州、キレイな海

グラフで見る『佐藤 亜耶 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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