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及川 明奈 院長

OIKAWA HARUNA

女性の健康を総合的にサポートできる「貴女の主治医」として信頼・安心して受診できる、女性の皆様を支える医療を提供

筑波大学医学専門学群卒業。同大学大学院医学研究科卒業後、筑波大学附属病院消化器外科及び関連病院に勤務。2012年から東京都済生会中央病院 外科・乳腺外科に勤務。2019年に『六本木ブレストレディースクリニック』を開院(東京メトロ日比谷線/都営大江戸線「六本木駅」3番出口より徒歩1分、東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩9分、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩9分、都営大江戸線/東京メトロ南北線「麻布十番駅」より徒歩9分)。

及川 明奈 院長

及川 明奈 院長

六本木ブレストレディースクリニック

港区/六本木/六本木駅

  • ●乳腺外科
  • ●婦人科
  • ●内科
  • ●女性内科
  • ●外科
  • ●皮膚科

乳腺で悩む人が最初に相談できるクリニックを

及川 明奈 院長

大学卒業後は外科を選択しました。今でこそ、内科もカテーテルや内視鏡治療など多様化していますが、私が医師になった当時は、薬物治療は内科、それ以外は外科というイメージでした。私は、なんでもやりたいタイプなんですね。診断から手術治療まで、患者に一連で関われる外科に興味をそそられたのです。まあ、欲張りなんですよね(笑)。外科医としてキャリアを積んだのち、東京都済生会中央病院で乳腺外科に赴任しました。乳がんは手術治療が主流で、圧倒的に男性の多い外科医が担当する病気でしたが、薬物療法の進化や多数の知見の進歩により、診療も外科治療のみではなく総合的に治療する病気という認識に変わってきていました。医学分野すべてそうですが、特に秒針月歩で進歩している乳がん治療に興味を持つとともに、女性外科医として乳癌を専門とすることに使命を感じたのです。現在もステージ4と言われる進行乳癌や再発乳癌も、薬物治療により生存期間は延長してきていますし、逆に早期の乳癌であれば、切除以外の治療方法なども考えられている時代です。こういう新たな知見も取り入れつつ、患者さんの希望も聞きつつ、お互いに納得のいく治療方法を個別にセレクトしていくということに、私はやりがいを感じています。その一方で「乳がん」は、誰でも知っている言葉になりましたが、病気や治療の情報がなかなか正しく伝わっていないというもどかしさも感じてもいました。乳腺専門医として、病院でがん治療をするだけではなく、まず乳腺で悩む人が受診できる場所を作りたいと思い、このクリニックを開設しました。

女性の健康を総合的にサポートできる女性の主治医を目指して

及川 明奈 院長

病院時代に乳腺を診察するのは産婦人科と思っている方がたくさんいるのを感じていました。そして私自身、乳腺専門医となった後も、長年の外科や一般診療の経験から、乳腺以外のお悩みも見てあげたいと感じていました。乳腺の専門性も維持しつつ、婦人科も内科も女性のお悩みは、ここに来れば診てもらえるという場所を作りたいと考えました。そのため、自分自身も日本女性医学学会に所属し、女性医学について研鑽を積むと同時に、産婦人科専門医師と一緒に開業いたしました。開院当初は乳腺の患者さんが多かったのですが、徐々に婦人科の患者さんが増えてきました。当院は、乳がんだけではなく、子宮がん検診の精密検査もできるのが強みです。また、乳房も子宮卵巣も女性ホルモンが密接にかかわっています。乳がんのホルモン治療だけでなく、ピルや更年期のホルモン補充療法も、乳腺・子宮卵巣両方のケアをしながら治療にあたっています。実は骨も女性ホルモンが影響します。当院では骨密度測定も行い、ホルモン治療や閉経の影響で増える骨粗しょう症にも留意し、そのケアも並行しておこなっています。女性のあらゆるライフステージに寄り添い、長らく通院していただける、クリニックでありたいと思っています。

患者さんが何を望んでおられるかということを常に意識

及川 明奈 院長

当院のような専門クリニックにいらっしゃる患者さんは、ネットなどで検索し、ご自身なりの解釈をもって不安を抱えて来院される方が大多数です。その中で患者さん方が、何を求めて来院されたかということを常に自らに問うようにしています。乳腺を例にしますと、乳房の痛みで来院される方のほとんどは、乳がんではないかと不安でいらっしゃいます。しっかり検査し、乳がんではないことを説明し、また、痛みは乳がんの症状ではないことが多いことを説明するとほぼみなさん安心します。ただ中には、ホルモンの不調などで慢性的な痛みに悩んでいて痛みが取れる方法を求めている方もいらっしゃいます。そういう方にはホルモンの調整をお勧めする場合もございます。同じ乳房が痛い方でも、人によって求めるものは様々で、おひとりおひとりが何を求めていらしているのかということは常に意識するようにしています。乳腺を例にしましたけども、更年期であっても生理痛であっても、それは同様で、患者さんのお話を伺い、お気持ちを知って対応することを常に意識しています。
当院は乳腺の専門性を頼りに来院される方が多数いらっしゃいます。クリニックではマンモグラフィ、超音波検査に加え、細胞診・生検もおこなっています。必要に応じて、MRIやCT検査も提携病院で行っており、治療方針についてほぼ確定するまでの検査も可能です。連携病院で私が責任をもって治療も行っていますが、患者さんの希望に応じて、適切な治療を継続して受けていただけるように、信頼している病院へ病病連携でご紹介も行っています。

健康と美の両立を目指して

今後はインナービューティーに力を入れていきたいと考えています。私は女性の美しさは健康なくして実現しないと思っています。食事を抜いたり、逆に糖質に偏った食事をして疲労を訴える方などがたくさんいます。単なる見た目の美しさではなく、健康的で元気に過ごせるための体づくりにもアプローチしていきます。私が厳選したドクターズサプリの取り扱いを始め、腸内フローラ検査や体組成検査も行っています。今後、がん治療患者さんもご利用いただけるアピアランスケアや、エイジングケアが期待できるファスティングなども導入予定です。女性を診るクリニックとして、患者さんの健康を保つサポートをさせていただくとともに、様々な想いに出来る限り応えていきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

医学的に根拠があると認められているのが保険診療です。その保険診療を六本木という地で専門性を持って精度高く提供していることが私たちの矜持であり、存在価値と思っています。安心して受診いただける場所を目指しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2023年7月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

及川 明奈 院長 MEMO

外科専門医 /乳腺専門医

  • 出身地:岩手県
  • 趣味:演劇鑑賞
  • 好きな本:ミステリー
  • 好きな映画:ミステリー
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所:劇場
  • 好きな言葉:壁というのは、できる人にしかやってこない。

及川 明奈 院長から聞いた
『乳腺線維腺腫』

良性の腫瘍ですが、まれに葉状腫瘍という別の腫瘤のことも

線維腺腫は正常の乳腺の組織が肥大したもので、基本的には良性であり悪性になることはないと言われています。20代から30代に多く見られ、年齢とともに退縮することがほとんどです。ご自身ではコロコロと動くしこりとしてわかることもあります。 線維腺腫と非常に似ているものに葉状腫瘍があり、細胞検査でも区別がつかないこともあります。葉状腫瘍はほとんど良性ですが、まれに悪性があります。腫瘍が急速に大きくなる場合は、診断的切除をします。小さい場合は、線維腺腫と判断できるまで、変化がないか画像検査で経過を見ることがあります。検診などで良性腫瘤を指摘された場合は、6-12か月毎の定期的な受診に加え、ご自身でしこりの変化がないかチェックすることも大切です。

グラフで見る『及川 明奈 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION