あらかわレディースクリニック
荒川区/町屋/町屋駅
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楠木 総司 院長への独自インタビュー
すべての女性、すべての赤ちゃんのために
両親は医療系ではないのですけれど、なぜだか、私を医者にしたかったようです。人を救える仕事。命に関われるということで、長じてからは私も進んでこの道を目指すようになったわけですが、最初のきっかけとしてはマインドコントロール感が強かったかもしれません(笑)。ですが、今となっては、この道に進むきっかけをつくってくれた両親には感謝しかありませんね。
産婦人科を選んだのは、学生時代の実習がきっかけとなりました。私が初めて立ち会ったのは、いわゆる立ち会い出産でした。ただ手を握るしかないご主人の気持ちも痛いほどわかる気がしましたし、出産後の2人の雰囲気にも感銘を受けたことを憶えています。その後、帝王切開にも立ち会いましたが、手術ではライトが当たることになります。その光の加減もあって、生まれてくる赤ちゃんが神々しく見えたのです。そうした立て続けの経験で、お産の魅力に取りつかれることになったのでしょうね。
その後は、台湾のChang Gung Memorial Hospitalへの留学も経験しました。アジアを包括した内視鏡学会というものがあるのですけれど、そのチェアマンを務める先生が在籍されていたのが、この病院でした。腹腔鏡だけでも年間3,000例。当時最先端の技術を学び、文化の異なる先生方と交流できたことは、今の私にとってかけがえのない財産となっています。
『あらかわレディースクリニック』は2019年6月に開院いたしました。私はもともとお産でこの道に入ってきた人間であり、キャリアにおいては婦人科疾患にその身を捧げてきました。その両方を扱えるクリニックを立ち上げることができたことに、非常に大きな喜びを感じています。
患者さんの細かやかなニーズに応える、専門医による無痛分娩
当クリニックでは自然分娩を基本とし、皆さんのご希望に沿ったお産を目指すよう心がけています。ご家族立会いのもと、助産師が寄り添ったフリースタイル分娩をおこなうことも可能で、ご希望があれば和室付きのLDR(陣痛・分娩・回復までを同じお部屋でおこなうことができる施設)のご利用も可能になっています。
クリニックの大きな特色として、麻酔専門医による無痛分娩があげられます。産婦人科医が麻酔を取り扱う施設もありますが、安全性を追求すれば、産科麻酔を専門にした医師がおこなうのが望ましいでしょう。一言で無痛と申しましても、その段階は様々です。できるだけ痛みが和らぐ程度(和痛)をお望みなのか、またその痛みをどこまで取るのが適切なのか。妊婦さんと頻繁にお会いし、痛みの状況をチェックした上でのきめ細やかな対応は、専門医ならではと言えるでしょう。原則、経産婦の方が対象で計画分娩となります。初産の方にも相談に応じております。
麻酔専門医は出血が多くなった場合など、万が一の対応にも習熟しています。安心して、リラックスしてその瞬間を迎えられるよう、あらゆる手段をここでは講じてまいります。
院長の楠木総司先生は、患者さんに対してとても真摯にご対応くださいます。婦人科系疾患はもちろんのこと、日帰り内視鏡手術やお産もできるのが魅力的です。