東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

飯塚 千祥 院長

CHIAKI IIZUKA

女性のかかりつけ医として。あなたにずっと寄り添い続けることを目指します

昭和大学医学部卒業。癌研究会有明病院婦人科勤務。昭和大学病院産婦人科勤務を経て、2019年5月に『自由が丘ちあきレデ ィースクリニック』を開院(東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」より徒歩4分)。

飯塚 千祥 院長

飯塚 千祥 院長

自由が丘ちあきレディースクリニック

目黒区/緑が丘/自由が丘駅

  • ●産婦人科
  • ●婦人科

人生における2つの基本を大切に

飯塚 千祥 院長

中学生の頃から、医者という仕事に興味を持っていました。今は仕事は仕事として割り切る風がありますけれど、私にとって仕事とは、人生を捧げるものだと思うのです。その仕事で、人の身体を治して、かつ人に感謝される。こんなに素晴らしい仕事はないと思い、この道を選んだということなんですね。
産婦人科を選んだのは、総合的に人を診ることができるという点に惹かれたからでした。産婦人科では、お産のように正常な状態も診ますし、癌に代表される異常も診ることが求められます。その上で、診断から治療まで、すべての過程に携われるということが魅力的だったんですね。
『自由が丘ちあきレデ ィースクリニック』は2019年5月13日に開院いたしました。仕事は人生を捧げるものと言いましたけれど、私にとって家庭はもう1つの“基本”になります。自宅は、ここから歩いて15分ほどのところにありまして、この街ならば、家族も大切にできて、なおかつ楽しく仕事ができると考えたのです。そうした意味において、ここ自由が丘にクリニックを開けたことは、とても幸せなことだと思っています。

高度治療での経験を経て、本当に良い医者になるために

飯塚 千祥 院長

癌研究会有明病院では腫瘍を中心に多くの治療を手がけ、昭和大学病院に戻ってからは後進の育成にも尽力してきました。そこで痛感したのが、どれだけ高度な医療を手がけようと、一向に癌になる方が減ることはないという事実。高度医療を経験してきたものとして、今度はそうした施設にお世話になる人を減らさなければないと思うに至ったのです。
子宮頸がんや子宮体がんは、前癌状態の時期が10年近く続きます。前癌状態の間に発見し、しっかり管理・治療することで癌へと移行することを防ぐことが可能になるのです。
“良い医者”とは、どういうものでしょうか。高度治療は必要不可欠なものです。ですが、どれだけ手術で命を助けることができたとしても、そもそも癌にならなければ、その人はそこに来る必要がなかったということを認識するべきでしょう。大事を助けたと胸を張るよりも、用意周到に患者さんを導き、癌にならないようにしていく。それが、本当の意味で良い医者だと思うんですね。

適切な道を示し、ずっと寄り添える女性のかかりつけ医を目指して

飯塚 千祥 院長

女性のかかりつけ医として、女性の病気を予防し、最良の治療へと水先案内を務め、ずっと寄り添うことを目指しています。
同じ治療をおこなうにしても、その方の状態次第で適切な施設というものは違ってきます。例えば、進行の早い卵巣がんの方がいたとしましょう。ある病院で3ヶ月待たないと手術ができないのであれば、2週間で手術が可能な別の病院をはじめから紹介すべきです。その人にはどの技術が必要で、どの施設が適切なのか。それは患者さんを導く立場である私たちが考えてあげなければいけないことなんですね。
そして、寄り添い続けるということ。人間である以上、癌になるという運命を変えることはできません。癌は細胞の老化によって起こる現象であり、予防は80歳になっても90歳になっても続けなければならないのです。
「産婦人科はお産が終われば行かなくていいものだと思ってました」と言われる方が意外と多いのですが、妊娠・出産を目的とした産科と、病気の予防・診断・治療を目的とした婦人科とは目的という意味で分けて考えるべきなんです。生まれてから灰になるまで女性はいくつになっても女性です。それぞれの時期で罹りやすい病気は違います。何歳であっても女性を知る医師が寄り添い正常な状態を維持していくことは癌だけでなくあらゆる婦人科疾患の予防のために大切なことだと思います。更年期障害を例としましょう。更年期はすべての女性が迎えるものです。にもかかわらず、日本において更年期の治療を受けている方は数パーセントに過ぎません。80年、90年と生きていく中で、ほんの一時期だとしても下を向いて過ごす必要はまったくないと思われませんか。
私はこれまで、病気になってしまった方を受けとめる側の立場にいました。そこでは十分な経験を積ませていただいたと思っていますし、今度は伴走者の立場から、皆さんを見守っていきたいと考えています。

遺伝性腫瘍の専門家として

女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが予防手術を受けたことで、卵巣がんや乳がんのように遺伝的の癌が注目を集めるようになりました。遺伝性なリスクは、家族歴などを伺うことにより、統計学的な評価を提示することが可能です。そのパーセンテージを患者さんが受け止め、必要と思われたら遺伝子検査をし、予防的な措置を講じていくことが今後は主流になっていくでしょう。
患者さんには知る権利があり、正確で必要な情報を私たちは届ける義務があります。とはいえ、その方の家族までを視野に入れた場合、大学病院等では十分なケアができませんから、その部分においても市中のクリニックが果たす役割は大きいと考えています。

これから受診される患者さんへ

病気になってから婦人科に来院されるのではなく、病気にならないよう定期的にチェックを受ける習慣を持っていただけたらと思います。すでにお話ししましたように、子宮頸がん等の病気は、癌になる前の段階で防ぐことが可能な病気なのですから。不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。そして、あなたのお母さんのように頼っていただけたらと思います。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

飯塚 千祥 院長 MEMO

産婦人科専門医 /婦人科腫瘍専門医

  • 出身地:茨城県
  • 趣味:キャンプ
  • 好きな作家:海堂尊
  • 好きな映画:ジブリ作品/『フィールド・オブ・ドリームス』
  • 好きな言葉・座右の銘:知らざるを知らずと為す是知るなり
  • 好きなアーティスト:GReeeeN
  • 好きな観光地:山梨、軽井沢、那須

グラフで見る『飯塚 千祥 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION