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小田 瑞彦 院長

MIZUHIKO ODA

消化器科と内科中心に癌と検診に長らく携わってきた経験をもとに、人生百歳時代を支えていく

奈良県立医科大学卒業。東京大学医学部放射線科に在籍後、板橋中央総合病院(消化器科)を皮切りに、群馬県や神奈川県内の病院において院長職を務める。2019年1月に『にっぽり消化器内科』を開設(JR「日暮里駅」東口より徒歩2分、JR「西日暮里駅」徒歩5分、JR常磐線「三河島駅」徒歩14分)。

小田 瑞彦 院長

小田 瑞彦 院長

にっぽり消化器内科

荒川区/西日暮里/日暮里駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●胃腸内科

父と同じ道を志し、父を目標に地域に根を張って

小田 瑞彦 院長

父が医者でした。夜も電話で呼ばれ出かけたり、子供心に「大変なんだな...」と思いつつ、一方でそれだけやりがいのある仕事だろうと思うようになってきました。私が父と同じ道を志したのは、ひとえにその姿を見て育ったからだろうと思います。
大学卒業後は、東京大学の放射線科に籍を置きました。何か1つ、得意分野を得たかったのです。レントゲン、CTやエコー、内視鏡検査と画像診断をひと通り勉強しました。
放射線科の後は、都内の外科病院に勤めました。放射線科で影ばかりみていましたので、人間の身体を見る経験が必要と考え手術の手伝いをさせてもらいました。次のステップに進む為には重要な経験でした。
1年間、手術室にいた後は、今度は民間の病院の消化器科に勤務しました。これは東大時代の同僚の先生の勧めもあったのですが、画像診断に携わったことが臨床に生きると考えての選択でした。内視鏡もCTも画像診断ですから、消化器科がぴったりでした。
その後、各地の病院長として赴任し、2019年1月に『にっぽり消化器内科』を開設しました。地元でずっと診療を続けたいと思い、この場所を得ることになりました。

長く癌の治療と検診に携わってきた知見を生かして

小田 瑞彦 院長

消化器科とは、胃腸(食道、胃、十二指腸、小腸大腸)に加え、消化に関連する肝臓・胆嚢・膵臓の疾患を診る科でもあります。症状としては、腹痛をはじめとして、胸焼けや嘔吐、下痢や便秘、出血等です。疾患の種類としては、炎症や潰瘍もありますが、最も注意すべきなのが各種の癌ということになります。
私は病院勤務時代、癌の診断に加え、検診にも携わってきました。今後は、生活習慣病や癌を早期に発見し、いかに長く健康で過ごしていただけるかということに医師として残りの人生を捧げていきたいと考えています。

癌を含めた生活習慣病の予防に尽力

小田 瑞彦 院長

胃がんについては、ピロリ菌除菌が大事でしょう。肺がんはタバコを吸わないことが抑制につながりますし、肝がんもB型肝炎やC型肝炎及びアルコールに留意が必要です。ただ、肝がんについては、ここ数年の流れの中で、従来の常識が覆ってきていることに注意する必要があります。「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)」をご存知でしょうか。現在、この種の脂肪肝が著しく増えてきており、ここから肝硬変、肝臓がんへと進んでいくルートが懸念されています。当院で実施している超音波検査では、この肝臓に加え、腎臓、さらには胆嚢や膵臓を詳しく観察することが可能です。侵襲(しんしゅう)もなく、患者さんの負担も少ないこの検査に加え、採血を併用することで病変を発見する可能性があります。
あと残る問題は、大腸がんです。大腸がんは近年になって増え続けており、昨年度(2018)はついに癌の発症数の第1位となりました(がん羅患者予想)。大腸がんを発見するには、便潜血検査が最も簡易な方法であり、ここで兆候が発見され次第内視鏡検査を受けていただくことになります。
また、実用化には2年、3年先と言われていますが、現在0.5㏄の血液だけで10種類の癌を発見できる検査方法が開発中です。この検査は、発見が非常に難しい膵臓癌にも適応されており大いに期待されます。長く検診に関わってきた者として、この検査が広くいき渡ることを待ち望んでおります。

医者と患者の間の垣根を取り払い、なんでも相談できる雰囲気に

診察で心掛けているのは、患者さんが話しやすいようにするということです。同じ職業でありながら、私自身もお医者さんの前に行くと何となく緊張を覚えます(苦笑)。一般の方にとってはなおさらかもしれませんね。その壁を取り払い、なんでも仰っていただけるようにしたいというのが私の希望です。
病気に直接関係する事柄でなくとも構いません。気になることがありましたら、なんでも口にだしていただきたいですね。

これから受診される患者様へ

日本人の死亡要因の1位は癌ですが、脳梗塞と心筋梗塞を足しますと動脈硬化がその数を凌駕します。動脈硬化の原因には高血圧症や高脂血症、糖尿病や肥満等があります。それらはコントロールが可能な疾患です。私としましては、日々の診察や健康状態でそうした兆候をなるべく早期に捉え、深刻な事態とならぬよう貢献できればと考えています。感冒、インフルエンザ、貧血、花粉症など身近な疾患は元より、消化器疾患の診断治療を主として、生活習慣病の予防と癌の早期発見に努め地域の方々が元気でいつまでも長生きできるよう、お力添えができればとおもっております。

※上記記事は2019年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小田 瑞彦 院長 MEMO

  • 趣味:映画鑑賞
  • 好きな作家:手塚治虫
  • 好きな映画:アクション、SF
  • 好きな言葉:「誠実」
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:ロック/ビートルズ、サザンオールスターズ
  • 好きな観光地:京都

グラフで見る『小田 瑞彦 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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