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上田 至亮 院長

YOSHIAKI UEDA

幅広い年齢層の眼の病気に対応、クリアな視界で安心できる生活を地域の皆さまに届けたい

防衛医科大学校卒業後、同大学病院や自衛隊中央病院で眼科医局員として数多くの臨床経験を積む。同大学院医学研究科では涙腺の細胞再生の研究に励み、2008年には米国に研究のため留学。杉並区荻窪病院で眼科部長を経て、2018年、下井草駅前にうえだ眼科クリニックを開院。

上田 至亮 院長

上田 至亮 院長

うえだ眼科クリニック

杉並区/下井草/下井草駅

  • ●眼科
  • ●小児眼科

細胞再生研究から手術までおこなう眼科のプロフェッショナル

上田 至亮 院長

私はもともと生物の研究に興味がありました。医師になれば人体から生物系の様々な研究ができると両親に言われたことがきっかけとなり、医師の道を選びました。防衛医科大学校に進んだあとは、手先が器用なことがマイクロ単位の手術に向いていたのでしょう、特に白内障手術では濁ったレンズがクリアなレンズに生まれ変わり、患者さんに喜んでもらえることが嬉しく、眼科を専門とすることに、とてもやりがいを感じたのです。
大学校卒業後は、防衛省の医師として防衛医科大学校病院以外にも自衛隊中央病院の眼科医長としても臨床経験を積みました。また、再生発生という分野(iPS細胞)の、細胞を再生させる研究をするため同大学院へ進み、スマートフォンやタブレットの使用などによるドライアイの症状を改善させるため、涙を出す細胞の再生の研究をおこない、成果が実り大学院に表彰状をいただいたこともあります。その後、杉並区の中核病院である荻窪病院で眼科部長として約5年間、杉並・練馬区を中心に数千単位の手術に携わってきました。地域の一人の医師として腰を落ち着け、もっと身近で良い医療を提供したいという気持ちが強まり、2018年10月、下井草駅前にうえだ眼科クリニックを開院しました。荻窪病院からも近く馴染のあるエリアで、駅前の立地のため西武新宿線沿線の方にも通院しやすいのが特徴です。
クリニックのトレードマークに“フクロウ“を採用したのは、私や家族が好きな動物で、ふくろうは夜目がきいて非常に目が良いことと、「福郎」や「不苦労」といった掛詞的にも響きが良く、眼科としてよりよい視力を皆様にお届けしたいという思いからです。娘が描いたフクロウの原案をもとに、「上田」のアルファベットの頭文字の「U」の上にフクロウが乗っている、親しみやすいデザインを採用しました。

白内障手術や眼瞼手術など日帰り手術にも対応

上田 至亮 院長

当院では、白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉鎖症、眼瞼痙攣、先天性鼻涙管狭窄症、抗VEGF硝子体注射、お子様の目の病気など一般眼科を中心に、幅広い年齢層の方にご利用いただいています。
人間は外から入る情報の7~8割を視覚に頼っていると言われています。眼科の領域では「クオリティーオブビジョン」という言葉があり、その視力が落ちることにより、ご高齢の方の場合は認知症への影響、ご飯が食べられない、糖尿病の方はご自分でインシュリンが打てないなどの状況になり、視力の低下に伴う生活の質が落ちてしまうのです。健康な瞳で視力を保つということは非常に大切なことです。私は手術を得意としており、これまでに杉並区・練馬区の患者さんに対して3000件以上の白内障手術や眼瞼手術等をおこなってまいりました。白内障は緩やかに進行するため、自覚症状が少ない場合も多く、実は自分が思っていた以上に見えていなかったということがよくあります。アメリカでは白内障手術をすることで3割の骨折事故を減らすことができ、寿命が延びるというデータがあり、認知症の予防にも良いと言われています。
白内障手術以外では、眼瞼下垂の手術、眼の周りに溜まった膿の切開、ご希望があれば結膜腫瘍にも対応しており、毎週火曜日に日帰り手術をおこなっています。また、現在荻窪病院でも非常勤として在籍していますので、入院手術が必要な場合は荻窪病院で、私自ら執刀するなど、特殊な病気の場合は荻窪病院で治療がおこなえるよう医療連携をとっています。患者さんが安心して治療を受けていただけるように、最初から最後まで責任を持って診療することをモットーにしています。

患者さんに寄り添った設備と最新機器を駆使した検査

上田 至亮 院長

当院では徹底的な衛生管理をおこなっています。手術室はクリーン度1000を保っており、空調完備により極力手術による患者さんの感染症を除去できるよう環境を整えています。院内はバリアフリーで、ベビーカーや車いすのままでもお越しいただけ、トイレにはおむつを替えるスペースもご用意しています。経験を積んだ看護師と視能訓練士がおりますので、お子様の繊細な検査へも対応が可能です。
また、最新の機器を取り入れ、レーザーを用いて網膜の断層を調べる光干渉断層撮影の他に、加齢黄斑変性など、造影剤なしで網膜の血流を調べる検査も可能です。加えて造影剤を使用した眼底写真の検査、緑内障や脳梗塞を発症した方向けの全体の視野を確認するためのゴールドマン視野計など、一般の眼科ではなかなか取り扱いのない機材も多く、入院施設がないだけで総合病院と同じ、もしくはそれ以上の最先端の治療をおこなっています。

患者さんだけでなく、ご家族にも安心な診療を

私自身が、疑問に対して答えてほしいと思うタイプなので、なるべく患者さんから投げかけられた質問に答えられるよう、なおかつ患者さんに分かりやすい言葉で理解していただけるように心がけています。患者さんを自分の家族だと思って、自分の親だったら、自分の子供だったら、どんな治療で治したいと思うかを常に考えながら、治療方針をお話しして一緒に決めていくようにしています。治療方針については、医師が一方的に決めることはせず、メリット・デメリットも含めて「インフォームド・コンセント」に則り、患者さんへの説明と同意を重視しています。患者さんご自身で治療方針を選び、ご自分が選択した治療に対して医師と共に責任を持ち、医師と共に治療を進めるという方針をとっております。
また、加齢黄斑変性や網膜の血管が詰まる病気に用いる抗VEGF硝子体注射では、単に注射を打つだけではなく、患者さん一人ひとりに合った個別医療を心がけています。コストは最小限、効果は最大限になるような治療方法をとるために、パソコンで患者さんのデータを作成し、毎回治療の度に診察室の壁に取り付けたモニターに患者さんの病状が確認できる画像を映し出し、患者さんだけでなく付添いのご家族の方にも確認して頂けるよう工夫をしています。こちらのモニターでは、診察中の映像だけでなく、手術室にセットしたカメラからの映像も映し出すことができますので、どのような診療や手術をしているのか一目瞭然です。患者さんご本人とご家族の方にも満足してもらえる治療を提供したいと思っています。

これから受診される患者さんへ

スマートフォンの長時間の使用による目の乾きと疲れ、眼精疲労からくるドライアイなどの症状がある方は、本当にドライアイなのか、他に病気が隠れていないか診断する必要があるので早めにお越しいただきたいと思います。白内障に関しては、早期に治療することで手術中や術後の合併症のリスクを抑えることができますので、「自分の見え方に不安がある」「日常生活で見えていなくてつまずいたことがある」などの不安要素がある場合は気軽に相談をしていただき、現状に対してどうすべきかアドバイスを含めてお話をさせていただきます。
お子様の眼の疾患で気を付けなければならないのは、弱視と斜視です。弱視は生まれつき何らかの原因で視力が伸びない病気で、早めに受診して適切な治療をしないと一生涯に渡って視力が成長しない恐れがあります。斜視は眼の位置がずれてしまう病気で、原因は様々ですが、斜視によって弱視を誘発する場合もありますので、こちらは手術も含め適切な治療が必要です。また、お子様の視力低下の場合、見えないことを理解できずにうまく説明できないまま低視力での生活に慣れてしまうこともありますので、学校検診で指摘を受けた場合は、早めにご受診ください。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上田 至亮 院長 MEMO

眼科専門医

  • 趣味・特技:釣り・アウトドア
  • 好きな本:科学雑誌
  • 好きな映画:ニューシネマパラダイス
  • 好きな言葉・座右の銘:中庸の学
  • 好きな場所:北海道・アメリカ
  • 好きな食べ物:和菓子、妻の手料理

グラフで見る『上田 至亮 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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