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鈴木 裕介 院長

YUSUKE SUZUKI

地域の方の健康のセーブポイントとして、
夜間診療と医療情報のコンテンツ発信をおこなう

高知大学医学部卒業後、放射線科医として勤務。その後内科に転科し、診療の傍ら高知医療再生機構でも勤務、広報やブランディングといった活動や厚労省の活動にも携わる。2018年9月、秋葉原の地に『秋葉原内科saveクリニック』を開院(秋葉原駅、小川町駅、淡路町駅、新御茶ノ水駅から徒歩5分)。

鈴木 裕介 院長

鈴木 裕介 院長

秋葉原内科saveクリニック

千代田区/外神田/秋葉原駅

  • ●内科
  • ●皮膚科
  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科
  • ●心療内科

秋葉原で地域に根差した治療を提供したい

鈴木 裕介 院長

私の祖父は内科医をしていて、愛知県で内科の開業医をしていました。医師を目指したのは祖父の影響が大きいですね。好奇心が旺盛で、囲碁や将棋をファミコンで遊ぶ面白い人だったんですよ(笑)。もともと私は放射線治療にも興味があり、高知大学卒業後は放射線科医をしていたのですが、マネジメントの視点から広く医療に関わりたいなという思いから、内科に転科しました。診療をおこないながら、地域医療活動を改善するための高知医療再生機構という部署でも働くようになりました。広い視野から医療の問題をみるといった活動も専門に続け、広報やブランディングといった活動や厚労省の活動にも携わりました。
医療政策にも関わってみた気付いたことは、自分は大きな政策よりも、地域に住む方に密接に関わることが好きだということです。日ごろの生活で生きづらさを感じている人の助けになりたいと思い、これまで経験してきたことを活かせないかと考え開院を決意しました。この場所で開院したのは、秋葉原という地域が好きだからです(秋葉原駅、小川町駅、淡路町駅、新御茶ノ水駅から徒歩5分)。地域活動にコミットすると幸福度が上がる、というエビデンスがあるんです。自分達が好きな地域としっかりと関わるのであれば、よい医療ができるんじゃないかと考えました。

身近な体のトラブルに夜間対応するクリニック

鈴木 裕介 院長

『秋葉原内科saveクリニック』は、平日と土曜の夜間対応をしている医療機関です。診療科目は内科全般から皮膚科、排便外来、頭痛・肩こり外来。診療時間は水曜日を除く平日16時半から21時、土曜日は13時半から17時です。私と共同代表をしている石井の2名で、風邪や生活習慣病、お腹のトラブル、各種アレルギー、性感染症や膀胱炎など日々の生活で起こりがちな体のトラブル全般に対応しています。検査設備は採血など最少にしていますが、小さな傷の処置もおこなっており、守備範囲は広いと思いますね。地域に根差した都市型の総合診療施設を目指しました。20代から50代位までの働く方を中心として、ちょっとした体の不調をサポートできればと思っています。
診療時間を夜間にしたのは、クリニックのある秋葉原周辺はコンテンツ産業が多く、お仕事が終わった時間から診察が受けられるようにしたかったからです。頭痛・肩こり・腰痛・片頭痛など仕事の妨げになるような症状で受診できる場所は、実はそんなに多くないんです。市販薬を飲むなどして我慢してしまう方や放っておく方も多いと思いますが、きちんと受診をして、片頭痛専用のお薬を飲んだほうが治りが良い場合もあります。我慢する生活はあまり体にも良くないですしね。
たとえば片頭痛は20代から40代の女性は10人に1人が持っていると言われていますが、市販薬で症状を押さえるだけの方がとても多いと感じています。飲み続けると逆に頭痛になりやすくなる薬もあるのですが、意外と知られていません。我慢する位であれば、いったんその頭痛は何が原因なのか調べ、片頭痛を起こりにくくする治療方法もあります。肩掛けカバンをリュックにするなど、簡単な改善で良くなることもあるんですよ。
こうした日常的な体のトラブルを解決するために、医療の垣根を下げて気軽に医療とのコンタクトがとれる場所にしたいと考えました。将来的にはピルなども扱いたいと考えています。ピルやED、ニキビなどちょっとした疾患の悩みもきっかけにしていただいて、気軽に立ち寄れる場所にしていただきたいですね。生活に関わる身近な疾患を中心に診療していますが、救急外来での診療経験もありますので、危険な疾患も見逃さないようにしています。

医療や健康の啓発コンテンツにも力を注ぐ

鈴木 裕介 院長

高知県での勤務医時代から、診療の傍ら医療や健康の啓蒙活動にも力を入れてきており、現在でもその活動は継続しています。デザインスクールや講座を受講して、以前は医師など専門家向けのコンテンツを作成していたんですが、現在は、より生活に根差した情報を提供したいと考えています。
ヘルスケアに特化した新規事業開設支援のためのオープンな支援活動「SHIP」。クラウドファンディングを活用して誕生した、業界初の医療系ソーシャルゲーム「うんコレ」など健康の大切さを啓蒙するコンテンツを制作・公開しています。
また、将来的にはコンテンツ処方という試みもやりたいと考えています。これは悩みを抱えている方にお薬を処方するだけでなく、こういう本を読んでみたらどうですか、というコンテンツを治療の一環として活用する方法です。私自身やスタッフもいろいろな作品に助けられてきたこともあり、好きな映画、漫画、作品などの話ができればコミュニケーションの場にもなると思うんです。ここへ来る方が元気になれる一つの方法として、積極的に展開していきたいですね。

患者さんに安心してもらうことが大きなテーマ

診療や啓蒙活動で共通している想いは、もっと医療やクリニックを身近に感じてもらいたいということです。気軽に相談できる環境は、患者さんの痛みに本当に寄り寄り添えることでもあると思うんです。診療を通じて患者さんの生活面のしんどさや生きづらさを知りたいと考えています。
患者さんの中には不具合がないと医療機関に足が向かないという方や、中には痛みがあっても来ない方もいらっしゃいます。ですからなるべく我慢しないで済むよう、時間帯やアクセス場所、受診しやすさを工夫しています。病院にきても緊張することなく、安心してもらうことが一つの大きなテーマですね。
クリニック名にある「save」という名称には、当院をゲームの中に出てくる休息所=セーブポイントのように活用して「何度でもやり直しがきくから、ここから立て直していこう」、そんな気持ちを持って欲しいという想いを込めています。病院にかかるほどではないかな…という段階で気軽に相談できる、という状態にしていきたいと考えています。実際受診された方からは、頭痛で病院にかかろうとは思っていなかったけれど、この時間までやっていてくれてとても助かったという声をいただくこともあり、診療していて良かったと思いますね。

これから受診される患者さんへ

当院は日々の生活で生きづらさや体調不良を抱えながら過ごしている方の力になりたいと考えています。普段我慢していることの背景に大きな病気が隠れているかもしれません。痛みや不具合といった症状がなくても、ちょっとした相談だけでも大丈夫です。夜間診療で患者さんが気軽に寄れて元気になれる場所にしたいと考えておりますので、お仕事帰りにでもお寄りいただければと思います。英語対応&キャッシュレス対応もしており、海外の方も大歓迎です。Twitterアカウントで情報発信もしているので気軽にフォローしてください。ちょっとした体調不良や病院にかかるほどではない…と思う症状ほど受診して欲しいですね。当院を利用してこまめに健康の「save」をしてください。
また、当院のTwitterアカウントも開設しております。どうぞ気軽にフォロー下さい。

※上記記事は2018年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鈴木 裕介 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:スプラトゥーン、ダンス
  • 好きな本・作家:平野啓一郎、安田弘之(漫画家)、松本俊彦、ドラゴンクエスト
  • 好きな映画:ミリオンダラー・ベイビー
  • 好きな言葉・座右の銘:勇者とは勇敢な者のことではなく人に勇気を与える者のことだ
  • 好きな音楽・アーティスト:ゲームミュージック、マキシマム ザ ホルモン、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
  • 好きな場所:ハイカラスクエア(スプラトゥーン内)

グラフで見る『鈴木 裕介 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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