白須 一也 院長
KAZUYA SHIRASU
40年に渡り地域医療に従事してきた髙田聰先生の後を受け、地域医療の更なる発展に尽力
北里大学医学部卒業。北里大学整形外科に勤務。あそか病院、小林病院での勤務を経て、2018年に『はらまち髙田整形外科内科』院長に就任(東急目黒線「西小山駅」より徒歩2分)。
白須 一也 院長
はらまち高田整形外科内科
目黒区/原町/西小山駅
- ●整形外科
- ●内科
- ●リウマチ科
- ●リハビリテーション科
社会に広く貢献したいという思いが医療の道に
休日のほとんどは医療ボランティア活動に費やしています。直近では、先の西日本豪雨の際、現地で被災者の救護活動をおこなってきました。そもそも私が医師を目指したのは、今につながる社会貢献をしたいと、どこかで思っていたからなんですね。実家は、元をたどれば江戸時代から続く薬師の家系だと聞いています。実際に姉は薬剤師の職に就いているのですが、そういった背景があり、医師という職業を通して広く社会に貢献できる人物になりたいと願ったということなのです。
一方で私はモノづくりが幼い頃より好きで、それに通じるものとして整形外科の道に進むことになりました。加えて、整形外科では手術の結果がすぐにわかるという面があります。レントゲンを見れば、結果が一目瞭然というところに、やりがいというものを見出せると思ったのです。
この度、40年余りに渡り地域の方々の健康を守り続けた髙田聰先生の後を引き継ぎ、『はらまち高田整形外科内科』の院長職に就任しました。専門である整形外科分野はもちろんのこと、お身体の不調には何でも相談に乗れる地域のかかりつけ医として貢献してまいります。
できる限り早期に痛みの緩和を実現
まずもって、ご自身の病状がわからないことには皆さん不安になりますので、どのような病気で、治療の目安がどれくらいのものかということをわかりやすくお伝えするよう心がけています。病気への理解をしっかり深めていただくことで、その後の治療にも前向きに取り組んでいただくということですね。
当院にはご高齢の方が6割ほど、お若い方が約4割という割合で来院されています。若い方については仕事をされているものですから、なるべく早期に痛みを緩和できるように治療を進めていきます。ご高齢の方につきましては、家族環境によっても治療の方針が若干違ってきます。ご家族のサポートがある方の場合には、手術等を伸ばすことも考えられますが、独居、もしくはご夫婦の場合、時期を逸しますと寝たきりになってしまう可能性がありますので、日常生活に差し障りがあるような症状については、お若い方と同じく速やかに症状を改善できるような方法をお勧めしています。
患者さんのニーズを踏まえ、一緒に治療方針を決めていく
大学病院等で実際に手術に携わっていますと、どうしても手術の方に話を持っていきがちな部分があるのですが、患者さんの立場からすれば、「できるだけ手術はしたくない」というのが本当のところでしょう。ですから、その判断は病状と患者さんのニーズを考えておこなっていくことになります。
病状については、レントゲンの画像だけで判断できるとは限りません。画像の上では変形がひどく見えていても、人によってはさほどの痛みもなく生活を送れているという場合があります。逆に、レントゲンではそれほどではないのに、非常に強い痛みを感じているということもあるんですね。前者については、一定の症状が出たら注意を喚起していくことになりますが、いずれにせよ、患者さんのニーズと家族構成等を考え、その人にとってよりベターな治療の方針を一緒に決めていくという形を取っています。
いつまでも元気に過ごしていただけるようサポート
病院に勤務しておりました頃はスポーツに関連する各種の障害に多く携わってきました。経験を生かし、お子さんを含むお若い方のスポーツ障害にも目を向けていきたいと考えていますが、地域柄を考慮しますと、ご高齢の方の介護予防に注力していきたいと考えています。
その1つが、転倒予防体操の啓蒙です。この体操には様々なパターンがあり、杖を使って正しく歩く方法をお伝えしたり、手すりにつかまって運動する方法や座ったままでおこなうものなどがあります。運動を自己流でおこない、結果悪くなってしまうという方が思いの外多いのです。運動をすすめますと、たくさん歩き過ぎてしまって膝や腰を傷めてしまったり、転んでしまって大怪我をされるということもあります。医師が運動を勧める場合、より具体的でリスクのない運動を考えるとともに、飽きずにずっと続けていけるよう、工夫をしながら見守っていくという姿勢が大切と認識しています。
これから受診される患者さんへ
今の病状や治療の経過・今後について明確でわかりやすい説明をおこなっており、治せるものについては、できる限り早期に痛みを緩和する治療をおこなってまいります。お身体のことで不安なことがありましたら何なりとご相談ください。地域のかかりつけ医として、少しでも皆様のお役に立っていきたいと考えております。
※上記記事は2018年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
白須 一也 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 趣味:映画鑑賞、旅行、ボランティア
- 好きな本:歴史物(ノンフィクション)
- 好きな映画:『ニュー・シネマ・パラダイス』『シンドラーのリスト』 『ドクトル・ジバゴ』
- 座右の銘:「人間万事塞翁が馬」「天助自助者(天は自ら助くる者を助く)」
- 好きな音楽・好きなアーティスト:クラシック/エリック・クラプトン、ジェネシス
- 好きな観光地:ニューヨーク、ワシントン、ケープタウン、マナウス
グラフで見る『白須 一也 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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