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米倉 徹 理事長兼院長

TORU YONEKURA

一般病棟と回復期リハビリテーション病棟を併設
地域の中でシームレスな医療を実践する

東邦大学医学部を卒業後、整形外科を専門に研鑽を積む。大学病院で経験を重ねるほか、アメリカ留学を経験。脊椎疾患のスペシャリストとして地域医療に携わり、「高野駅」そばに開業。

米倉 徹 理事長兼院長

米倉 徹 理事長兼院長

米倉脊椎・関節病院

足立区/扇/高野駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●内科
  • ●放射線科

整形外科医として研鑽を積み、脊椎疾患のスペシャリストに

米倉 徹 理事長兼院長

私が医師になったことについては、産婦人科医院を開業していた父の存在が影響しているかもしれません。とは言え、父から跡を継ぐように言われたことはありませんし、父の理解を得られたことで、自分が興味をもてる道へ進むことができました。
学生時代から野球を続け、骨折などのケガを経験したこともあり、大学卒業後は母校の整形外科に籍を置きました。外来診療や研究などに従事する傍ら、アメリカ留学を経験したことが、一つの転機になったのかもしれません。当時から専門的医療を提供する環境が確立されていた欧米にならって、私も「これまでとは異なる医療の提供方法」を考えていました。その後、脊椎疾患を中心に経験を重ね、知識と技術を高めていきました。

診断から手術、リハビリテーションまで、シームレスな医療を実践

米倉 徹 理事長兼院長

『米倉脊椎・関節病院』を開設する以前から足立区内の病院で診療していましたので、この地域の医療に携わって15年ほどになるでしょうか。2012年の開業当初、当院のように何か1つの分野に特化した「専門病院」というのはまだ少なかったように思います。そのため、受診される患者さんが迷うことがないように、「背骨」と「関節」の病気を診る病院だということを、わかりやすくアピールする目的で日本で初めて脊椎・関節病院という名称を用いました。
勤務医であった私にとって、ビルを建てることを含めてすべてが大きなチャレンジでした。でも私には、診断から手術、そして術後のリハビリテーションまで、1人の患者さんをトータルに診ていきたい、シームレス(継ぎ目のない)な医療を実践したいという強い想いがありました。人生100年時代に対応するために、正確な検査・診断のもとに質の高い手術をおこない、患者さんがこれまで以上の日常生活の質を獲得するまでサポートする。それが、当院がめざす医療の形です。

ご高齢の方にも、「手術」という選択肢を諦めないでほしい

米倉 徹 理事長兼院長

私の父は94歳で亡くなったのですが、亡くなる前の数年は頸椎疾患により手足の自由がきかない状態でした。80代後半で手術も考えましたが、つい先延ばしにしてしまったことが、今も悔やまれてなりません。脊椎・関節疾患に対する手術、さらに高齢での手術については、不安が大きいと感じている方も多いでしょう。しかしながら、人生の残された時間を自分らしく楽しく過ごすのか、介護を受けながら過ごすのかと考えたとき、みなさんきっと、自立した生活を望まれるはず。いつまでもご自分の足で歩きたい、また自分の手で食べたいとお考えなら、「手術」という選択肢があることを、ぜひ知っていただきたいのです。
脊椎・関節疾患の専門病院であるとはいえ、私たちはどなたに対しても手術をおすすめするわけではありません。薬物治療やブロック注射やリハビリテーションで経過を見るケースもありますし、ご高齢の患者さんについては、手術が受けられるコンディションであるかどうか、内科医がしっかりと診断いたします。手術によって有効な機能回復をめざすには、タイミングを見極めることがとても大事になりますので、ぜひお早めにご相談いただきたいと思います。

回復期リハビリテーション病棟を併設し、術後の患者さんをしっかりサポート

当院の大きな特長は、検査や手術を受ける患者さんを対象とした一般病棟に加え、回復期リハビリテーション病棟を備えていること。手術後1週間前後で回復期リハビリテーション病棟に移り、毎日2~3回のリハビリテーションを続けることによって、体力の維持・向上をめざします。今は機能分化が進んでいて、急性期・回復期・慢性期医療に大別され、医療機関ごとに担う役割が異なります。たとえば、大学病院では最先端の手術を受けられますが、手術後早期に転院して、別の施設でリハビリテーションをしなければならないことも少なくありません。たしかに、こうした役割分担は効率的と言えますが、私はもっと人間味のある医療ができないものかと考えたのです。
患者さんが回復していく経過を、診察や手術を担当した医師がしっかりと見守る。そんな、人と人が心を通わせる医療をおこなうことが私の理想です。この建物でいちばん見晴らしのよい7階にリハビリテーション室をつくったのは、リハビリテーションを頑張る患者さんに、気持ちよく取り組んでいただくため。大きな窓からは、東京スカイツリーはもちろん、天気のよい日には遠くに富士山を眺めることもできます。

これから受診される患者さんへ

『米倉脊椎・関節病院』は、「高野駅」から徒歩2分の場所にあります。
患者さんと接する際には、決して嘘をつかないこと、上から目線で対応をしないことを心がけています。医師の役割は「病気を治すこと」ではなく、患者さん1人1人の「治ろうとする力や心」の手助けすることで、病院の役割は医師ひとりでなく各職種が協同してその力や心を最大限に引き出すことであると考えています。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

米倉 徹 理事長兼院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ、音楽鑑賞
  • 好きな言葉・座右の銘:歳月不待・整理整頓
  • 好きな音楽・アーティスト:椎名林檎の詞の感性
  • 好きな場所・観光地:温泉・オーストラリア

グラフで見る『米倉 徹 理事長兼院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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