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山下 史記 院長

FUMIKI YAMASHITA

地域のかかりつけ医として、患者さんに寄り添い、症状とニーズに合わせた医療を提供

北里大学医学部卒業。順天堂大学医学部付属病院勤務を経て、神奈川県内のクリニックに勤務。2018年3月に『南砂町駅前皮フ科』を開院(東京メトロ東西線「南砂町駅」より徒歩1分)。

山下 史記 院長

山下 史記 院長

南砂町駅前皮フ科

江東区/新砂/南砂町駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●美容皮膚科

幼い頃より変わらぬ夢を現実に

山下 史記 院長

お恥ずかしい話しなのですが、この道を志したきっかけは、初恋の女の子の実家がお医者さんだったということなのです(笑)。小学1年生の頃の話ですが、当時は真剣に「自分も医者にならないといけない」と思い詰めていました。それから大きくなるに従い、様々なものを見て、色々なことを考えるようになっていきましたが、最初に思いついたこの仕事は、きっとやりがいがあるに違いないという思いはずっと変わることがありませんでした。
ただ、問題は、当時の私は「なりたい」という希望だけが先に立っていたことで、一旦は夢破れて一般の大学に入学し、サラリーマンを経験しました。その頃は、「自分は努力できない人間なんだな」という思いをずっと抱いていたのですが、一度社会に出たことで、「もう一度やり直したい」と強く思うようになり、初心に返ってこの道を再び歩き出したということになります。

大学卒業後は順天堂大学の医局に入局し、皮膚科科の医師として順天堂東京江東医療センターに長らく在籍し、その後、横浜の病院勤務を経て、2018年に『南砂町駅前皮フ科』を開設いたしました。私がかつて勤務していた高齢者医療センターは、こちらと通りを挟んだ向かい側に位置しています。病院との連携の重要さは横浜時代によくよく知っていたものですから、開業のご相談をさせていただきますと、快く承知してくださいました。医院の場所を選ぶ際、そのようなことはまったく意識してなかったのですが、今となると、これも運命だったのかなと好意的に解釈しています(笑)。

見て、触ることが大切

山下 史記 院長

当然のことですけども、見て、触ることが大切だと思っています。たくさんの症例を診てきますと、触らないでも推測することは可能です。ですが、一見してわからないような炎症や、皮膚の固さやむくみ、赤ちゃんであれば肌の乾燥傾向といったものは、触らないことにはなかなか感じ取れないものなんですね。
昨今は、「お医者さんがぜんぜん診てくれない」という声をお聞きすることもあります。診察としては充分でも、医師がしっかり診ているという姿勢を見せることが、患者さんの安心につながる面もあるかと思うのです。考えてそうするのではなく、自然とそうなってるという境地にたどり着けたらと思っています。

安心して治療を続けていただけるように配慮

山下 史記 院長

皮膚科の治療に関しては、お薬を塗っていただくということがキーになってきます。そのお薬の使い方については、これはもう人それぞれで、少ししか使わない方もおられれば、逆に使いすぎる方もいらっしゃいます。お薬の種類や症状にもよりますが、ベトベトに塗る必要はありませんよですとか、均一に伸ばしてすり込む必要はないんですよといったことを実際に塗って見せながらお伝えするようにしています。

お薬に関して1つお伝えしておきたいのが、ステロイドのことです。このお薬については、「怖い」という先入観をもたれている方が非常に多いと思われます。ステロイドが万能というわけではありませんが、メリハリをつけて用いればこのお薬の効果は非常に高いものがあります。逆にこれを使わないことで、治るものも治らず、慢性的に悪い状態が続くという方も多く見てきました。「ほんとうにダメ」という方に無理に使うことはありませんが、漠然と「怖い」と思っている方の印象を変えていってあげることは必要と思っています。ステロイドは慢性的に使い続けるものではありません。状態が良くなってきたら、適宜ランクを下げていくことが大切で、その点を皆さんに必ずお伝えするようにしています。疑問や不安を抱えたまま使っていただくのは難しいと思いますし、先の見通しを伝え、安心してお使いいただけるようにと考えています。

長いお付き合いの続く病気も責任を持って診ていきたい

皮膚科全般を診るジェネラリストでありたいと思っていますし、1つの分野に傾倒するということはないのですけども、あえて言えば、アトピー性皮膚炎やじんましん、ニキビ等、経過が長くなる病気については、気をつけて診ていきたいと思っています。
慢性的な疾患は、治療が長期間続くことも多く、それがゆえに途中であきらめてしまう方も多くいらっしゃいます。その逆に、医療機関を次々変えていかれる方もまた多い。しかし、こういった疾患は、長期間診ていく中で、傾向をとらえ、適切なアドバイスをしていくことが大切になってきます。ですから、患者さんに信頼していただけるよう、責任を持って診させていただきたいと思っているところです。

開院にあたっては、イボやほくろを取るレーザーや、難治性の湿疹、アトピーや掌蹠膿疱症等に有効なエキシマレーザー等の機器を導入しました。また今後については、保険診療を中心に診ていくことに変わりありませんが、ご要望の多い美容皮膚科についても、フレキシブルに対応していきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

皮膚のことで何かお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。患者さんの中には、「こんなことくらいで来ちゃってすみません」といった方や、「皮膚科じゃないかもしれないんですけど…」といった感想をもらされる方もおられます。しかし、それは何の問題もないことです。ご本人が「皮膚科だろう」と思って来られたわけで、その先を適切にご案内するのは、我々の務めだと思っています。病院に行くというよりも、ちょっと相談してみようという形で気軽にいらしていただけたらと思っています。

※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山下 史記 院長 MEMO

皮膚科専門医

  • 出身地:静岡県
  • 趣味:フィットネスジム、旅行
  • 好きな作家:道尾秀介
  • 好きな映画:『バグダッド・カフェ』『ショーシャンクの空に』
  • 座右の銘:「忍耐」
  • 好きな観光地:台湾、箱根、ニューヨーク

グラフで見る『山下 史記 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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