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久木留 伸典 院長

NOBUNORI KUKIDOME

20年に及ぶ大学や関連病院での経験を生かし、患者さんと一緒に取り組んでいく。

昭和大学卒業。昭和大学医学部整形外科学講座に入局後、赤羽中央総合病院整形外科に勤務。2017年10月に『くきどめ整形外科』を開院(京成本線「千住大橋駅」より徒歩10分、JR常磐線・地下鉄日比谷線「南千住駅」より徒歩9分)。

久木留 伸典 院長

久木留 伸典 院長

くきどめ整形外科

荒川区/南千住/南千住駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

「ありがとう」の一言をなによりの励みとして

久木留 伸典 院長

父はこの地で50年間、外科の医院を構えていました。医院は現在、妹夫婦が継いでくれた形になっていますが(『久木留医院』)、私はそういった環境で育ち、自然にこの道を目指すようになっていたのです。
整形外科を選んだことにも、父が大きく影響しています。父から、「これからは高齢化社会だから、きっと整形外科のニーズが高まる」との助言を受け、この科に興味を持つようになりました。それからまた、研修医としてさまざまな科を廻る中で、整形外科の雰囲気が自分に合うと感じたことも背中を押してくれた気がしますね。当時はおぼろげな感覚でしたが、実際に診療をするようになってそれは確信に変わりました。医師はどの科の先生もそうでしょうが、患者さんからの「ありがとう」という言葉がなによりの励みになります。治療が終わり、元気に歩いて帰っていかれる。その時の一言。本当に医師になって、そしてこの科に入って良かったと思っています。

あらゆる選択肢を用意し、患者さんと共に最善の治療を探っていく

久木留 伸典 院長

私は現在も赤羽中央総合病院で手術と外来診療を担当しています。ですから、こちらで手術が適応の患者さんには、選択肢の1つとして手術についてお話をさせていただき、ご希望されれば私自身が手術をおこなっています。
もちろん、それ以前に出来ることとして、保存療法はおこないます。内服薬に外用薬、それからブロック注射。開院にあたってはそれらの処置に加え、痛みの緩和の手助けになればと思い、電気治療やウォーターベッドの設備も導入いたしました。患者さんの中には、手術が難しい腰痛や膝痛の方もいらっしゃいますし、手術をどうしても望まれない方もいらっしゃいますからね。
ただ、変形の強い方や痛みがひどい方に対しては、手術という選択肢を考慮に入れてもらえるようお話をさせていただいています。たとえば骨折にしても、ギブスで大丈夫なものもあれば、手術をおこなったほうが早期に社会復帰できるようなケースもあるわけです。大切なのは、患者さんの不利益にならないこと。治療は1つではありませんし、あらゆる選択肢をご用意し、その方が納得出来る方法を一緒に考えていきたいと思っています。

先入観にとらわれることなく、患者さんの悩みを正面から受け止め、仔細に検討することが大切

久木留 伸典 院長

患者さんの話を良く聞いて、診察することが非常に大切なことだと認識しています。過去にこんな方がいらっしゃいました。大きな病院で脊柱管狭窄症と診断され、手術の一歩手前にあった方だったのですが、様子を見ると、どうも違います。こちらで調べた結果、股関節が悪いことがわかり、人工関節の手術をおこない、快方に向かいました。こうしたケースは決してまれなことではありませんから、レントゲンやMRIの画像だけを拠り所にするのではなく、病気の全体像を見て診断することが非常に大切です。
お恥ずかしい話なのですが、かく言う私も、若い時分には画像だけを見て判断する向きがありました。それがある先生と出会い、とにかく患者さんを診察して、話をうかがうことの大切さを知ることになり、今のスタイルを確立することになったのです。レントゲンやMRIでわかることもありますし、といって、ただ闇雲に写真を撮っているだけでは解決にいたらないこともあります。あたり前のことですが、患者さんの話を良く聞き、そして診察することを大切にし、その人にとって1番の近道をとれるよう努力を続けていきたいと思っています。

今後はより多くの人に病気を知ってもらうことにも取り組んでいきたい

骨粗しょう症や脊柱管狭窄症、変形関節症といった病気はロコモティブ症候群のきっかけとなり、これが元で寝たきりや要介護にいたることが往々にしてあります。整形外科医として、出来る限りそのようなことがないようにしていきたいと思っていますが、これは私だけが熱くなっていても不可能なことです。やはり、患者さんがその気にならなければ出来ないことですから、今後は患者さんを対象とした教室を開催していきたいと考えています。
脊柱管狭窄症にしても、骨粗しょう症にしても、誰もが1度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。しかしその実際の中身を正確に理解されている方はまだまだ少ないと思いますし、ましてそれにどう対処していいかとなると、見当がつかないという方が多いのではないかと思われます。治療に力を入れるのは当然のこととして、今後は病気への理解を広めるということについても、地域の医師として貢献していきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

お身体のことで何かお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。当院で治療可能なものについては全力で治療させていただきますし、私の分を越えるものについては、しかるべきところにご紹介させていただきます。すべてを私の元で解決出来るとは限りませんが、私と話すことがヒントになればと思いますし、少しでもお役立ち出来れば幸いに思います。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

久木留 伸典 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:料理、スポーツ観戦、ドライブ
  • 好きな本:『ワンピース』
  • 好きな映画:『相棒』シリーズ
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:80-90年代の洋楽(ロックなど)
  • 好きな場所:診療所、お家、車の中

グラフで見る『久木留 伸典 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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