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宇都宮 幹子 院長

MIKIKO UTSUNOMIYA

“ひと手間を惜しまない”正確な医療
一人ひとりに合わせたきめ細かい対応を

昭和60年横浜雙葉高等学校卒業、平成3年東京慈恵会医科大学卒業。同年NTT東日本病院(旧・関東逓信病院)、平成5年東京慈恵会医科大学第二内科入局、同大学附属病院。
その後、東京慈恵会医科大学附属病院総合診療部、いすゞ病院、東急病院健診プラザ、石川記念会日比谷石川クリニック等勤務を経て、正確な医療を地域の皆さまに届けるべく、平成29年9月うつのみや内科クリニック開院。

宇都宮 幹子 院長

宇都宮 幹子 院長

うつのみや内科クリニック

大田区/北千束/大岡山駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●腎臓内科

「医師になりたい」という純粋な気持ちを恩師が尊重してくれたことが原点に

宇都宮 幹子 院長

私が医師になりたい、それも東京慈恵会医科大学に進学したいと決意したのは中学2年生のとき。横浜市の山手町にある私立中学校に通っていたのですが部活中、思わぬ事故に遭い救急車で運ばれました。搬送先の病院からすぐに転院をしたのですが、そこが東京慈恵会医科大学附属病院だったんです。無事に手術を終え2ヶ月間の入院生活で、医師や看護師、スタッフの方々が、懸命に自分のために手を尽くし親切に優しく接して下さったことに純粋に感動をして、私はここ(東京慈恵会医科大学附属病院)で働くと決心したんです。14歳の突然の決意でしたね。高校3年生になり、進路相談で担任の先生が「医学部を目指しているんだよね、それなら日野原重明先生の著書『死をどう生きたか』を読んでみなさい」と薦めて下さったので読みました。医学部進学への想いは既に揺ぎ無いものでしたが、その本を読み終えて改めて私は医師になりたい、と強く思ったんです。そして東京慈恵会医科大学に進学をして1年生のとき、なんと偶然にも講演会に日野原先生がお越しになりました。その講演内容に感銘を受けたのと同時に頭に浮かんだのは高校の恩師が私の夢の実現のために、そっと手を差し伸べ背中を押して下さったこと。そして、言葉では言い尽くせないほど感謝をし、そのご恩に報いるべく医学部で勉強に勤しみ患者さまに寄り添う医師になる、と強く心に誓いました。これが私の医師としての原点で、家族や恩師に支えられた感謝の気持ちは今でも忘れられない大切なものです。
腎臓内科を専門にしたのは尊敬する先生が、人間の体は合理性を保ちシステマティックに統制されていることや、腎臓は全身の健康を司っていることを明快に説明して下さったことに感銘を受け、病態を原理から理解することで多くの患者さまを助ける手段を獲得出来ると思ったからです。大学病院では様々な患者様からも人生の先輩として多くのことを学ばせて頂きました。

“ひと手間を惜しまない”クリニック創りで患者さまに寄り添う医療を

宇都宮 幹子 院長

大学病院で勤務後は結婚・出産を機に透析クリニックで勤務することになり、密に患者さまと関われるので非常に充実していましたが、内科一般で全身を診たい気持ちもあったので、先輩のクリニックで外来担当として修行をさせて貰うことに。一期一会の出会いで、学ぶことも多くありましたが、もっと長期的に患者さまを診て家族背景などを知ったうえで支えになりたいという気持ちが芽生え、ここ大岡山駅に開業を決意したんです。当クリニックのスタッフは前に一緒に働いていた仲間で、私の医療に対する想いに賛同して来てくれたので結束力も強く、ともに快適で居心地の良いクリニックを創り上げる努力しています。スタッフに伝えているのは「ひと手間を惜しまないで」。例えば患者さまが洋服を脱ぐ際にそっとお手伝いをする、移動されるときは転ばないように手を差し伸べるなど。医療を担う立場として一人ひとりが“ひと手間を惜しまない”を心がけることが正確で、安全な医療へつながると信じています。

生活習慣病は“上手に共存し元気に生きる”をモットーに治療にあたる

宇都宮 幹子 院長

当クリニックでは正確な医療を提供する為の検査機器を揃えています。検査の結果は早ければ早いほど患者さまの安心にも繋がりますし、結果を一緒に見て、薬の必要性や治療の選択肢を提示することで患者さまの納得度も高くなると思うんです。“安心”もお届けしたいので、被曝量の少ないデジタル画像処理X線検査を導入しました。また、同じく医師で循環器内科専門の夫が週1回来てくれていますので、例えば胸が苦しい、動悸がする、などの症状がある際は検査をして的確な診断をつけられます。心臓に問題が無ければ他の原因を検索し、患者さまに合った治療法を提示させていただきます。夫婦で専門分野が違うので、より幅広い領域の診察が可能でお互いの強みを生かしながら、地域の皆さまに充実した医療をお届けしていきたいですね。また、禁煙外来や睡眠時無呼吸症候群の診察も行っていて、とりわけ夫は睡眠時無呼吸症候群は沢山の症例も診てきていますし、生活習慣病とも深い繋がりがあるんです。検査は痛みも無く簡単に行えますので、ぜひ積極的に受けてもらいたいです。私は今までの経験を活かし、生活習慣病の治療にも力を入れており“生活習慣病と上手に共存し元気に過ごす”を念頭に診察にあたっています。以前勤務していた透析クリニックでは、食事や栄養の指導の為に食品成分表とにらめっこをする毎日でした。また、私は医師であると同時に妻であり母でもあるので、日々お料理もするわけで、それによって、漠然とした食事の指導をするのではなく、よりイメージしやすいように具体的な例を挙げ、調理法の工夫も提案することで、患者さまにとって実現しやすい食事指導を心がけています。

これから受診される患者さまへ

お体の漠然とした不調で何科に行けばいいのかわからないときに健康相談のような感覚でお気軽にお越しいただきたいです。検査をした上でいま現在抱えているお体の症状を取り除くために、きめ細かくご相談に乗らせていただきます。検査をしてどこも悪くないけど、なんだか調子が悪い、という場合には希望によって漢方薬の処方や、食事の指導などもさせていただいています。さらに、夫である副院長が、目黒で「サンクレール訪問看護ステーション目黒」を運営していますので、お年を召して病院に通うことがむずかしい患者様には丁寧な看護も提供しながらも、患者様の生活を一生お支えできると自負しています。最後に、“医はサイエンスでありアートである”これは、母校・東京慈恵会医科大学の故阿部正和学長が度々、口にされていたお言葉。正確な医学と心のこもった診療、どちらかが欠けても最善の医療は提供出来ないので、この言葉を念頭に置いて地域の皆さまの生活のなかに医療を届け、健康を見守り患者さまの視点で臨機応変に対応させていただきたいと思いますので是非、お気軽にお越しください。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

宇都宮 幹子 院長 MEMO

  • 出身地:横浜
  • 趣味・特技:書道、テニス
  • 好きな作家:遠藤周作
  • 好きな映画:ジブリ映画
  • 好きな言葉・座右の銘:継続は力なり
  • 好きな場所:温泉

グラフで見る『宇都宮 幹子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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