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佐川 さやか 院長

SAYAKA SAGAWA

皆様に「通ってよかった」と思っていただける、皮膚のホームドクターを目指して

埼玉医科大学医学部卒業。同大学総合医療センターに在籍。町屋皮フ科クリニック院長を経て、2017年に『千川さくら皮フ科クリニック』に就任(東京メトロ有楽町線、副都心線「千川駅」2番出⼝より徒歩1分)。

佐川 さやか 院長

佐川 さやか 院長

千川さくら皮フ科クリニック

豊島区/要町/千川駅

  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科

様々なものがつながり、医療、そして皮膚科の世界に

佐川 さやか 院長

小学校の頃にすごく夜更かしをしてしまった時に、たまたまテレビで『ER緊急救命室』が放映されていました。字幕も読めるか読めないかという年齢でしたけれど、それを観て「いいな」と思ってしまったんですね。多くの医療ドラマは、格好いいところしか映さないものですよね。でも、ERは違いました。医師の過酷な現実もありのままに描写されていて、その部分も含めて、医師という職業に憧れを持つようになったのです。
それから、これは高校生の時のことですが、都内の市中病院でドクター体験をさせてもらったことがありました。白衣を着て、外来を少しのぞかせてもらったりというものでしたが、1日ドクターの仕事を見られたことで、それまでおぼろげだった憧れが明確な進路になっていったんですね。
ERの影響がありましたから、当初は皮膚科にさほど興味を抱いていませんでした。でも、それも授業を受けることで、徐々に意識が変わっていったのです。私の大学の皮膚科の授業は、非常にマニアックなものでした。国家試験にも出ることはないし、そもそも世界中で罹患する人が数十人に満たないものについて、ディープに先生がお話しされていました。私もマニアックな気質があるものですから(笑)、その点で共感し、いつしか魅力を見出したというところだったのでしょう。
『千川さくら皮フ科クリニック』は2017年に開院いたしました。待合室は比較的大きなスペースをとっています。皮膚科のクリニックは、とても混むイメージがありますよね。お待ちいただくのに座れないのでは申し訳ありませんから、普段の日もできるだけくつろいでいただけるようにと配慮した形です。そもそもこの辺りは皮膚科が少ないということもありますけれど、患者さんにはとても喜んでいただけているようです。

なんでもお話しいただける、敷居の低いクリニックを目指して

佐川 さやか 院長

「こんなことくらいで行っていいのかしら…」「皮膚が乾燥するくらいで…」。内科等に比して、皮膚科となると途端に敷居を高く感じられる方が少なくないように思われます。診察して何もなければそれに越したことはないわけですし、安心を提供するのもクリニックの役割だと思うのです。
それから、皮膚科は身体を見せていただく科ですから、「この人だったら見せてもいいかな」と思っていただける人でありたいという気持ちは強く持っています。その点については、私が女性であることもプラスかもしれません。特に女性のデリケートゾーンに関しては、男の人に見せなくたいとお思いの方が少なくないと思われます。そうした点も含めて、信頼していただけて、敷居の低いクリニックでありたいと考えています。

その子が将来困らないように、今できるケアを

佐川 さやか 院長

私自身、6才、4才、1才の3人の子を持つ母でもありますので、特に小児の皮膚科については関心を持っています。
小児のアトピー性皮膚炎については、以前は「治らない病気」という認識だった時代がありました。しかし現在では、幼少期、ことに小学校に上がる前の段階までにしっかりケアをすることで、その後の経過がいいということがわかってきています。そのためには、頻回にお薬を塗っていただかなければならない時期もありますから、ホームケアの重要性について理解を進めていきたいと思っていますし、症状がひどくなくても、月に1回をめどに診させていただけるようお願いをしています。
とはいえ、お子さん自身が保湿剤やお薬を塗るのを嫌がってしまっては、苦労が絶えませんよね。昨今は保湿剤やお薬等も様々なものが出ていますので、お子さんが嫌がったりしないよう、ケースによって処方を工夫しています。従来の軟膏タイプのものは、保湿力が高い反面、伸びにくくベタつきがちなことがデメリットでした。それに対し、最近は新しい剤形のものが出てきていて、こちらは高保湿で伸びもよく、ベタつきも少ないというメリットがあり、ニキビの方や頭のかゆみに困っている人にも通年使っていただけます。
皮膚科に関しては2年3年おきに新薬が次々と出てくるようになっています。その進化に遅れることなく、できる限り新しく、より良いものをみなさまに提供できるようにと思っています。

しみやしわなどのお悩みにも応えていきたい

当クリニックにはレーザーは置いてありませんので、ことさらに美容に特化しているというわけではないのですが、あくまで一般皮膚科の延長線上にあるものとしてお悩みを拝見しています。例えば、しみやしわがそうですね。ハイドロキノンやトレチノイン、さらに内服なども処方していますが、皆さん、一様に満足されているようです。
最近は皮膚科を受診すると、しみやしわについて話を持ちかけられた、ということがままあるようです。私自身のポリシーでもあるのですが、クリニックは本来病気を治す場所であり、こちらからそうしたことでお声をかけることはしておりません。もちろん、お悩みがあれば相談いただきたいですし、可能な限りニーズにお応えしていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

皮膚のお悩みは多かれ少なかれ、どなたにもあるのではないでしょうか。しみやしわに関することもそうですし、爪や髪の毛、また女性のデリケートゾーンも皮膚科の範疇に入ってきます。悩みを抱えて症状がひどくなってからですと往々にして治療にも時間がかかることが多いものですし、何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
開業から2年が経つことになりますが、この地域の方はとても良い方ばかりで、私も気持ちよく診察をさせていただいております。皮膚科のホームドクターとして、その良い関係を大切にして、今後も歩んでまいります。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐川 さやか 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ドラマ鑑賞、読書
  • 好きな作家:東野圭吾
  • 好きなドラマ:『ER緊急救命室』
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな街:ボストン

グラフで見る『佐川 さやか 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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