住田 憲祐 理事長
KAZUHIRO SUMITA
“AKA-博田法”によるリハビリ治療で
患者さんの腰、膝、肩の痛みを根本から取り除く
帝京大学医学部卒業後、同大学の整形外科に入局。リハビリ治療のひとつであるAKA-博田法の技術習得にも努める。千葉県流山市の『のぞみ整形外科・内科クリニック』に続き、2017年に豊島区に『スガモ駅前整形外科』を開業。
住田 憲祐 理事長
スガモ駅前整形外科
豊島区/巣鴨/巣鴨駅
- ●整形外科
- ●リハビリテーション科
患者さんの気持ちに寄り添い、根本的な治療を目指す
医師になったのは他と比べて長く、そして楽しくできそうな仕事だったからです。というのも、父親が開業医だったので、仕事ぶりをいつもそばで見ていたんです。毎日忙しそうに、でも楽しそうに患者さんと接する姿を見て、自分もこういう風に仕事がしたいと感じていました。
大学卒業後は整形外科を専門に診療を行ってきました。患者さんと向き合う中で、一般的な整形外科の治療である痛み止めや湿布、手術といった対症療法に限界を感じるようになりました。患者さんとしてもできるなら手術を受けたくないんですよね。じゃあどうしたらいいかと考え、たどり着いたのがリハビリテーションを軸とした治療でした。一時的な改善ではなく、リハビリによって運動機能を回復させ、根本的な治療を行うことが患者さんにとって必要だと気付いたんです。2012年にはリハビリ治療を取り入れた整形外科・内科クリニックを千葉県流山市に開業。さらに多くの人を治療したいと思い、2017年から豊島区巣鴨にて『スガモ駅前整形外科』をスタートさせました。
トレーニングを重ねて、高水準の治療を提供
当院では若い方からお年を重ねられた方まで、幅広い患者さんが通院されています。症状として多いのは、腰や膝、関節等の痛み、肩こり、ぎっくり腰といったもの。ご高齢の方の場合は特にこういった症状で悩まれている方が多く、他院で痛み止めや湿布を出されたけど良くならないといった理由でよく来られます。手術を勧められたけど受けたくないという方もやはり多いですね。突き指や捻挫など、スポーツで怪我をしたお子さんが来ることもありますよ。当院ではお薬や湿布薬を使う一般的な整形外科の治療、機械による治療、リハビリ治療を組み合わせながら行っています。
主軸となるリハビリ治療は、リハビリの国家資格を持つ理学療法士が治療に当たっています。当院には理学療法士が複数名在籍しており、日々トレーニングに励んでいます。リハビリ治療はとにかく技術が大事。設備に頼らず、自分の手だけで患者さんの症状を改善していくので、常に高い技術が必要とされます。そのため、週1回のペースでみんなで集まって練習をしたり、休みの日を使って研修会に出て勉強したりと技術を磨いているんです。
AKA-博田法を取り入れたリハビリ療法で根本から治す
当院のリハビリでは運動療法のAKA-博田法(エーケーエーはかたほう)という手法を取り入れて、治療を行っています。AKA-博田法とはリハビリ分野で著名な博田節夫先生が開発されたもので、関節の動きにアプローチして治療する方法です。腰や膝などの症状は関節の動きと密接に関係しています。関節の中でも特に仙腸関節(せんちょうかんせつ)と言って骨盤の一部にある関節の動きが悪くなると体に痛みが出たり、歩きづらくなります。動きが悪くなった関節に対して手で触って硬さなどを確認し、動かしてあげることで関節の機能を回復させ、痛みを取り除いていきます。腰や膝、股関節、肩こりなどの痛みやしびれの症状に効果的です。動かすのはわずか1ミリ、2ミリ。関節に軽く触れるだけの治療で、痛みは伴いません。
AKA-博田法は整形外科医である父が博田先生に教わり、治療に取り入れていた手法で、僕自身も幼い頃から馴染みのあるものでした。手術が必要なケースでも、関節の機能を根本から治すことで改善することがあり、患者さんからは非常に喜ばれますね。どこに行っても治らないという方がAKA-博田法を知り、当院や父の病院に治療を受けに来てくださいます。治療を受けて良くなった方でもメンテナンスを受けに定期的に来られますよ。
重要なことは症状の見極めと患者さんに応じた治療内容
AKA-博田法を用いた治療はどなたでも受けることができるものの、どのような症状でも良くなる万能な治療方法というわけでは決してありません。というのも、痛みの原因は感染症や内臓の病気などからも現れ、その場合は関節にアプローチするAKA-博田法は効果がないんです。まずはどんな症状で、どこに原因があるかをしっかりと見極めることが大事ですね。患者さんにはAKA-博田法がどういった症状に効果的なのかをきちんと説明し、理解していただいたうえで治療を行っています。また、骨盤の関節はイメージしづらいものですので、説明では模型を見せながらお話しています。
AKA-博田法の治療は基本的には2週間から4週間に1回ぐらいのペースで行っていきます。リハビリだから毎日行うというわけではないですよ。運動機能のベースとなる関節を調整しますので、過度な治療は逆効果。お薬を飲む頻度が決められているのと同じで、リハビリ治療も患者さんにとっての適切な頻度や強さがあります。お一人お一人の症状に合わせた治療を当院では行っています。
これから受診される患者さんへ
『スガモ駅前整形外科』はJR山手線、都営三田線「巣鴨駅」から徒歩1分、スサミット正面のビルの2階にあります。腰や膝などの痛みにお悩みの方、なかなか症状が良くならない方、他院の治療で様子を見ましょうと言われている方はぜひ一度当院へお越しください。リハビリを組み合わせた治療で、根本から治療をしていきましょう。怪我の経過に不安がある方もお気軽にご相談ください。
※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
住田 憲祐 理事長 MEMO
- 出身地:埼玉県
- 趣味:AKA-博田法等治療技術の向上
- 好きな本:実用書
- 好きな映画:アクション系
- 好きな言葉・座右の銘:努力
- 好きな場所:温泉
グラフで見る『住田 憲祐 理事長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
スガモ駅前整形外科
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