木場小児科(アレルギー外来)
江東区/東陽/木場駅
- 小児科
- アレルギー科
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長井 誠 院長への独自インタビュー
健康のありがたさに感謝し、生きる力を皆さんに
私は子供の頃、喘息でずいぶん苦労をしました。長じて将来を考えるようになった時、もしお医者さんになることが出来たら、自分がたどってきた経験が無駄にならないのではと考えたのです。大学を卒業し、小児科医の道を選んだのも、アレルギーや呼吸器に興味があったことが理由の1つになりました。小児科は、言ってみれば内科の子供版です。アレルギーや呼吸器に限らず、さまざまなジャンルを学べたことが、今の私の糧となっています。
2017年に『木場小児科』は開院いたしました。実はその昔、木場には「押尾川部屋」という相撲部屋がありました。私は学生時代に、寒稽古に出掛け、お世話になったことがあるのです。そんな懐かしい記憶のあるこの街で、“みなさんの小児科”を目指していきます。
アレルギー専門外来を実施
頭にかぶっている卵の殻。手に持っている哺乳瓶。口にくわえている穂(小麦)。当院のオリジナルマスコットキャラクター『ぴよ』は、三大アレルゲンである「卵」「乳」「小麦」を組み合わせ、私の妻がデザインしたものです。『ぴよ』には、お子さんとご家族がアレルギーに負けないで上手に付き合っていただきたいという、想いをが込めています。
当院のアレルギー外来では、30分という時間を設定しています。アレルギーと上手く付き合っていくには、まずどの物質がアレルゲンであるかを調べなければなりませんが、これは簡単な作業ではないのです。こちらでは一般的な血液検査に加え、どのような食材でも検査可能なプリックテストを実施していますが、そうした検査だけでは十分な情報を得ることが難しいのです。たとえば、1歳の時に牛乳をどれくらい飲み、何分で身体のどこに蕁麻疹が出て、どのくらいで良くなったのか。その子その子で異なるアレルギーの状況を把握するには、聞き取りが欠かせません。その分、お時間は頂戴することになりますが、詳細な情報があってこそ正しい治療が出来るということになってくるのです。
アレルギーはなかなか、すんなりとは治ってくれない病気です。上手く乗り切っていくにはご家族の協力が不可決であり、信頼関係を構築していくためにも、それだけの時間が必要となるのです。