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長井 誠 院長

MAKOTO NAGAI

アレルギーに悩むお子さんの強い味方!木場・東陽町で気軽に相談出来る小児科に。

東京医科大学卒業。大学病院や市中病院の小児科勤務を経て、2017年に『木場小児科』を開院
(東京メトロ東西線「木場駅」より徒歩4分)。

長井 誠 院長

長井 誠 院長

木場小児科(アレルギー外来)

江東区/東陽/木場駅

  • ●小児科
  • ●アレルギー科

健康のありがたさに感謝し、生きる力を皆さんに

長井 誠 院長

私は子供の頃、喘息でずいぶん苦労をしました。長じて将来を考えるようになった時、もしお医者さんになることが出来たら、自分がたどってきた経験が無駄にならないのではと考えたのです。大学を卒業し、小児科医の道を選んだのも、アレルギーや呼吸器に興味があったことが理由の1つになりました。小児科は、言ってみれば内科の子供版です。アレルギーや呼吸器に限らず、さまざまなジャンルを学べたことが、今の私の糧となっています。
2017年に『木場小児科』は開院いたしました。実はその昔、木場には「押尾川部屋」という相撲部屋がありました。私は学生時代に、寒稽古に出掛け、お世話になったことがあるのです。そんな懐かしい記憶のあるこの街で、“みなさんの小児科”を目指していきます。

アレルギー専門外来を実施

長井 誠 院長

頭にかぶっている卵の殻。手に持っている哺乳瓶。口にくわえている穂(小麦)。当院のオリジナルマスコットキャラクター『ぴよ』は、三大アレルゲンである「卵」「乳」「小麦」を組み合わせ、私の妻がデザインしたものです。『ぴよ』には、お子さんとご家族がアレルギーに負けないで上手に付き合っていただきたいという、想いをが込めています。
当院のアレルギー外来では、30分という時間を設定しています。アレルギーと上手く付き合っていくには、まずどの物質がアレルゲンであるかを調べなければなりませんが、これは簡単な作業ではないのです。こちらでは一般的な血液検査に加え、どのような食材でも検査可能なプリックテストを実施していますが、そうした検査だけでは十分な情報を得ることが難しいのです。たとえば、1歳の時に牛乳をどれくらい飲み、何分で身体のどこに蕁麻疹が出て、どのくらいで良くなったのか。その子その子で異なるアレルギーの状況を把握するには、聞き取りが欠かせません。その分、お時間は頂戴することになりますが、詳細な情報があってこそ正しい治療が出来るということになってくるのです。
アレルギーはなかなか、すんなりとは治ってくれない病気です。上手く乗り切っていくにはご家族の協力が不可決であり、信頼関係を構築していくためにも、それだけの時間が必要となるのです。

治療は山登りに似ている。皆さんと一緒に歩んでいきたい

長井 誠 院長

「あの病気にはこう」「これにはこう」と、治療は一本道のようなイメージをお持ちかもしれません。しかし、実際の治療では、杓子定規な対応では良い結果を得られないことも多いのです。たとえばアレルギーの場合、いつ、どの程度の量を食べていくかといったことを考えていきますと、選択肢は無数にあることなります。そこにまた、ご家族の方のご希望や考えを尊重していくことになります。
私は治療をよく、山登りにたとえます。山登りの目的はその人その人で違うと思うのです。いち早く頂上に着きたいという方もいれば、あちこち寄り道をし、景色を楽しむことに主眼を置いてる方もいらっしゃるでしょう。治療もそれと同じです。大事なことは、無事に頂上に行って戻ってくること。その点を充分に踏まえ、皆さんと一緒に歩んでいくのが、私たちの役割だと思っています。

「栄養相談」やアレルギーの相談会の開催も

核家族が進んでいる現在、子育てで悩まれている方が多くいらっしゃいます。中で最も大きなウェートを占めるのが、離乳食です。医学的な観点から言えば、ハチミツさえ気をつけていただければどのように進めていただいても構わないのですが、「ご自由にどうぞ」と言われてしまうと、かえって困ってしまうものです。診療中にお話が出来れば良いのですが、時間の都合でそれが難しい場合、管理栄養士である家内がご相談に乗る「栄養相談」を予約制でおこなっています。
また、今後は、私の専門であるアレルギーの相談会も実施出来ればと考えています。30分という時間を頂戴していても伝えきれないことも出てくると思いますし、ご家族の方同士の交流も兼ね、そうした機会を設けることが出来ればと思っています。

これから受診される患者さんへ

病気への対処の仕方は、1つではないのです。出来ることなら柔軟な視点を持って、子ども達の病気に向き合っていただければと思います。病気だけではなく、日常のちょっとした困りごとでも構いません。何か心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

長井 誠 院長 MEMO

小児科専門医 /アレルギー専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:水泳、バックギャモン
  • 好きな本・好きな作家:歴史物・司馬遼太郎、阿刀田高
  • 好きな映画:フォレスト・ガンプ、レインマン
  • 座右の銘・好きな言葉:意志あるところに道はあり
  • 好きな音楽:バロック音楽
  • 好きな場所:海がそばにあるところ

グラフで見る『長井 誠 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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