東十条さかい糖尿病・内科クリニック
北区/東十条/東十条駅
- 心療内科
- 精神科
◆北区で初めての糖尿病クリニックとして、患者さんの将来を考えたトータルケアをおこないます◆
当院は平成29年4月1日、北区で初めての糖尿病クリニックとして開院いたしました。
糖尿病専門医、糖尿病療養指導士である看護師、薬剤師による継続的なチームアプローチを実施し、糖尿病の病態把握から治療までをおこないます。
皆様に糖尿病の正しい知識を身につけていただき、糖尿病合併症を予防し、当院のシンボルマークであるカメになぞらえ、健康長寿を実現することが当クリニック開設の意義です。
また血糖だけよくなっても他が悪くては意味がありません。関連の病院と協力し患者さんをトータルでケアーしていきます。
地域の皆様のホームドクターとして、一般内科、健康診断、予防接種も対応しております。
どうぞお気軽にご来院ください。
堺 弘治 院長への独自インタビュー
患者さんを一生涯、トータルでサポートしていく
私は6歳の時に父を亡くしました。それを機に、身近な人を診てあげられる存在になりたいと願い、医師を志したということになります。父の死因は脳出血でした。ですから、私は大学5年生の時までずっと脳外科医になろうと思っていました。しかし、勉強を積んでいくうちに、脳出血を起こした人を医師が介入して元の状態に戻すのは、困難だと知ることになりました。では、どうするべきなのか。当時から、血圧や脂質、糖尿病をコントロールすることが出来れば、脳出血のリスクを減らすことが可能ということが言われていました。であれば、その分野を究めることが、私の目指すところだと考えたのです。
予診室を設けたことで、診療の流れも結果もプラスに
予診室では、私が診察をおこなう前に、看護師さんが患者さんから生活環境等についておたずねしていきます。血圧や脂質はお薬によって改善します。糖尿病もお薬で血糖値は改善するのですが、それだけでは脳梗塞や心筋梗塞を予防出来ないのです。
それを可能にするために最も大事なのが、生活習慣を改善になります。当クリニックでは、生活環境を詳しくお聞きし、良い点、悪い点を聞き出し、見直すべき箇所を指導するための場所をとっています。開院からまださほど日は経ってないのですが、病院時代から診ていた患者さんが、お薬も何も変えていないのに状況が改善したといううれしい結果が出ています。予診室は当初、設計を担当してくださった方から「いらないのでは?」と言われたものですが、作って良かったと思いますね。
また、糖尿病でインスリン注射をおこなう方は、注射部位の皮膚が固くなってしまう現象が起こることがあります(インスリンボール)。それをチェックするためとは言え、私から特に女性の患者さんに「お腹を見せてください」とはなかなか言いづらいものなのですが、看護師さんが予診室でチェックをおこなってくれ、医師としては恥ずかしいのですが、複数の方のインスリンボールを発見に至ったということもあります。生活習慣の変化をお聞きするにしても、私より看護師さんのほうが話しやすいようで、その点は多少寂しい思いもしています(苦笑)。
院長の堺弘治先生は患者さん思いの良い先生です。糖尿病の専門医が少なかった地域でクリニックを立ち上げて奮闘される姿に感動しました。