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石井 宏則 院長

HIRONORI ISHII

体への負担が少ない「がん活性消滅療法」
心と体をリンクさせる治療を

埼玉医科大学卒業、東京慈恵会医科大学大学院を修了。埼玉医科大学総合医療センター(川越市)の産婦人科、小児科、麻酔科、高度救命救急センターにて研修後、蕨市立病院産婦人科に勤務。東京慈恵会医科大学病院シニアレジデント(消化器肝臓内科、糖尿病代謝内分泌内科、呼吸器内科)勤務後、消化器肝臓内科に入局、同大学病院勤務。 勤務の傍ら、標準療法以外のがんの治療の研究を始める。2012年よりアドバンス・クリニック横浜の前田華郎先生のもとで研鑚。2014年、アドバンス・クリニック東京開設(池袋駅より徒歩6分)。

石井 宏則 院長

石井 宏則 院長

アドバンス・クリニック東京

豊島区/池袋/池袋駅

  • ●腫瘍内科

負担が少なく、満足できる治療を模索

石井 宏則 院長

私は家族に医師が多い環境で育ちました。自分自身も先天性心疾患を持っているため、身体の事には物心が着いた頃からの興味があり、医師の道を目指したことは自然の事でした。埼玉医科大学総合医療センターの産婦人科、小児科、麻酔科、高度救命救急センターで研修後、蕨市立病院産婦人科に勤務、その後東京慈恵会医科大学病院のシニアレジデントとして消化器肝臓内科、糖尿病代謝内分泌内科、呼吸器内科の経験を積み、消化器肝臓内科に入局しました。大学での勤務では当然がん医療にも携わりました。しかしながら自らが “手術療法・放射線療法・化学療法” という標準治療を行うなかで、「自分が、または自分の家族ががんになったら、既存の治療法だけで満足できるのだろうか」という思いが強くなりました。確かに、がんの標準治療に一定の効果があることを否定はしません。しかしながら、治療に伴う身体的精神的負担が大きすぎると感じ、勤務の傍ら様々な治療法を研究しはじめました。そのようななか知人から、あるがんの代替療法をお聞きしました。それが「がん活性消滅療法」(CEAT)との出会いでした。2012年よりアドバンス・クリニック横浜の前田華郎先生のもとで学ばせて頂き、2年間の研鑽を経て2014年、アドバンス・クリニック東京を開設いたしました(各線「池袋駅」西口より徒歩6分)。

「がん活性消滅療法」(CEAT)とは

石井 宏則 院長

当クリニックがおこなう「がん活性消滅療法」は、アドバンス・クリニック横浜の前田華郎先生が開発された特殊双方向マイクロ波発生器による治療に加え三井式温灸器を用い、体を温める温熱療法をおこないます。副作用がなく、がん細胞だけを選択しながら消滅へと導くのが特徴です。先生ご自身が前立腺がんに罹患され、術後温熱療法だけで完治されたご経験から「がん活性消滅療法」を開発されました。その治療法や診断法は、当初見慣れないものでしたが、先生のクリニックにおいでになられる患者さんの様子を見ていくうちに徐々に確信に変わっていきました。採血や画像所見などの様々なデーターからは、どう見ても存命が難しい方が元気に笑いながら歩いて来院されるケースをたびたび目にしたためです。勤務医時代には、あまりみられなかった治癒への希望や前向きな気持ちを持たれる患者さんが多いことも予想外でした。はじめてお会いした前田先生は、物静かな語り口で情熱的に、そして確信をもって「癌は治るのだよ」といわれました。さらに「この治療をお金儲けの手段にしてはいけない」ともいわれました。代替医療はお金が掛かるという印象を持たれる事が多いなか、前田先生はなるべく安価に治療を行うことを信条とされ、この事は、後で述べる我々認定医の戒律になっています。

幅広い年代の多様ながんに対応した治療

石井 宏則 院長

がんはなるべく早期発見・早期治療行う事が重要です。当院では「がん活性消滅療法」を治療の中心にしていますが、これは決して既存の治療法を全て否定しているわけではありません。当院にみえる患者さんの中には標準治療と併用して「がん活性消滅療法」を受ける方もいらっしゃいます。常に注意しているのは、色眼鏡で世の中のさまざまな治療法を見ない事と考えています。患者さんの状況や希望も踏まえた上で、適切な治療法をご提案するよう心掛けています。
初診の患者さんには、お話をよくお聞きするため1時間ほどかけて診察しています。患者さんは日本だけでなく、ニューヨークやシンガポール、遠くはイスラエルなど世界各地からもいらっしゃいます。年齢層は10代から90代の方まで幅広く、体中のさまざまながんに対応しています。2014年の開院から5年目に入りました。最近は患者さんご自身が友人やご家族を紹介して下さることが多くなりました。また、ここ数年は海外の学会で積極的に成果を発表しています。国内では前田先生を中心にCEAT学会を設立し、現在では認定医が函館から福岡までおり、全国15ヵ所で同じ治療をお受けいただけるようになりました。この治療に興味を持った医師が全国から、当学会の講習会に多数参加して下さるようになり治療法への認知度が高まっているのを感じています。(CEAT学会➾https://ceat.or.jp/index.html)

患者さんの体と心の両面からサポート

本来医師は患者さんに治療法を提案し、その中で患者さんの意志で治療法を選択し、それに対し医療機関は可能な限り応える事が基本であるはずです。当院に通院されている患者さんの中には、主治医に「うちで抗がん剤の治療をしなければ通院できません」などと言われた方が一定数います。これは大きな問題と思います。結果的に標準治療を選択されない方は、はじき出され疎外感と共にがん難民になります。同様に、様々な点において多様性が求められている中、標準治療以外は悪という二元論で完結しようとする社会の風潮も気になります。皆でがんの患者さんをやさしく見守り、患者さん本人の意志で選択された治療方針を尊重することが大事であると思います。がんは治らないと思い込んでいる方は多く、がんと診断された途端あきらめてしまう方も少なくありません。しかし、今やがんは日本人の2人に1人がかかる病気であり早期発見や適切な治療で完治することも十分に可能です。“がんは治らないものではなく治すもの”でありそれを理解していただくために、当院では病気の診断や治療方法の提案はもちろんですが、可能な限り患者さんとご家族の精神面のサポートもおこないます。心と体は一体です。生活習慣の改善や心の持ち方のアドバイスもおこない、患者さんと二人三脚で治療していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

2018年WHOは、漢方医学を含めた東洋医学など西洋医学以外の手法を医学として認めるという声明を出しています。これは西洋医学だけでなく様々な手法により、幅広く患者さんを診断治療し評価することの重要性を表していると思います。
また一般論として、病気について注意深くなる必要はありますが、神経質にならないことも大切です。必要以上に不安を持つことは交感神経を刺激し、免疫力にも影響を及ぼす可能性があるからです。ご自分の体の状態や治療法、心の在り方について理解していただき、ご自分の心と身体に自信を持つ事も重要です。それぞれの患者さんに寄り添い、一人一人に最適と思われる治療方法を一緒に探し治していきたいと考えています。

※上記記事は2019年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

石井 宏則 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:絵画鑑賞、シーカヤック
  • 好きな本:武士道、新渡戸稲造
  • 好きな映画:裏切りのサーカス
  • 座右の銘:意志あるところに道はひらける

グラフで見る『石井 宏則 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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