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吉見 充徳 院長

MITSUNORI YOSHIMI

患者さんが本当に困った時に役立てる。そんな病院でありたい

東京慈恵会医科大学卒業。同大学耳鼻咽喉科に入局。同愛記念病院に勤務。三島中央病院で院長職。平成14年(2002年)11月に開業(東急世田谷線「上町駅」より徒歩6分)。

吉見 充徳 院長

吉見 充徳 院長

吉見耳鼻咽喉科医院

世田谷区/弦巻/上町駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●気管食道内科

父の存在に導かれて医師の道に

吉見 充徳 院長

所沢にある航空記念公園は、日本で初めて飛行場ができた場所です。私の父はそこで航空士官学校の教官を務めていました。飛行機の搭乗員はめまいに悩まされることが多かったこともあり、父は戦後、耳鼻咽喉科の医師となりました。父は日本の航空医学の開祖だったと言ってもいいと思います。私が医者になったのも、耳鼻咽喉科に進んだのも、父の影響が大きかった。もっとも、私は父とは異なり、同じ耳鼻咽喉科であっても、首から上のあらゆる手術を行ってきました。
2002年に『吉見耳鼻咽喉科医院』は開院いたしました。ここは、父が残してくれた土地で、私にとっても馴染み深い場所でした。開院当初は、新潟や福岡など、遠方からも患者さんがいらっしゃっていたんです。現在はご近所にお住いの方が中心の、地域のクリニックとして日々診療を行っています。

極力、1度の治療で改善するように

吉見 充徳 院長

難治性の病気もありますから、すべてというわけにはいきませんが、出来る限り1回の治療で改善するような診療を心がけています。お子さんであっても、ご高齢の方であっても、通院は精神衛生上好ましくないものです。耳鼻科にかかわらず、どんな科の医者であっても、1週間の薬で症状が改善すれば、それが一番。まあそういうこともあって、この医院は流行ってないように見えるのかもしれないですけどね(笑)。

適切な医療機関を責任を持って紹介していく

吉見 充徳 院長

手術は、病院を辞めた時点ですっぱり手を引きました。手術をするには、それなりのバックアップ体制が必要です。簡単な手術であっても、何かが起こるリスクは常に考えておかなければなりません。
もちろん、手術が適応するケースについては、信頼できる医療機関に速やかにご紹介しています。その時大切なのは、紹介先の医師がこの手術に長けているかどうか。その判断については、長く病院に在籍した経験が生かされているように思います。開業医にとって、適切な医療機関を紹介することは重要な役割の一つであると認識しています。

患者さんが病院に来ないことが理想

患者さんには「病気を病気と思わないで」とお伝えすることがあります。病気を必要以上に深刻に捉えてしまうことで、かえって症状が悪化してしまうことがあるからです。どうしても不安がぬぐえなかったり、明らかな症状がある場合には、どうぞ私たちをご利用ください。
「医者が言うことではない」と思われるかもしれませんが、私は患者さんが病院に来ないことが理想だと思っています。この考えは、病院にいた時も、開業医となってからも変わることはありません。一般に耳鼻咽喉科のクリニックは、患者さんであふれかえっているイメージがありますよね。私からすれば、それは健全な状態ではないと思うのです。「患者さんがいっぱいいるから、この先生は良い先生」というのも1つの見識だとは思いますが、見方を変えれば、それだけ治らない人がたくさんいる、ということでもあるのです。

これから受診される患者さんへ

数えきれないほどある選択肢の中から、人として信頼できる医師でありクリニックを選ぶようにしてください。流行っているかどうか、だけが判断基準とはなりません。そのドクターが本当に患者さんのことを考えてくれるかどうかをしっかり見極めることがいちばん大切なことなのです。

※上記記事は2020年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉見 充徳 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 好きな本:『三国志』
  • 好きな映画:『ノートルダムのせむし男』(仏・1956)
  • 座右の銘:「明るく 楽しく 元気に」
  • 好きな音楽:オペラ
  • 好きな場所:軽井沢

グラフで見る『吉見 充徳 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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