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都野 晋一 院長

SHINICHI TSUNO

これまでの診療と人生の経験を生かし、こころも身体も“楽”になって、“喜”んでいただけるように

東京慈恵会医科大学卒業。同大学にて、一般内科、消化器・肝臓疾患の診療・研究に14年間従事。愛仁会太田総合病院・内科統括部長、パナソニック東京健康管理センター・総合健診科部長等を歴任。福聚会東葛飾病院・院長を経て、2015年4月に『きらく内科クリニック』を開院(「両国駅」より徒歩0分)。

都野 晋一 院長

都野 晋一 院長

きらく内科クリニック

墨田区/亀沢/両国駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●消化器内科

ゲートキーパーたる開業医の責任を感じて

都野 晋一 院長

亡くなった父は、私が小学生の頃から肝臓を悪くしていました。状態が悪い時には家族に接するのも辛そうで……。私が医師になり、病気を治すことができれば、何とかなるのではないかと思ったんですね。この道を目指したのはもう1つ、ドクターだった伯父の存在がありました。伯父は子供心にも颯爽として格好良く見えました。伯父が一生懸命診療する事で患者さんが喜ぶところを見ていましたので、父と伯父、その2つが結びついてこの道を志すようになったと思います。
東京慈恵会医科大学卒業後、母校の第一内科(現:消化器肝臓内科)に籍を置きました。当時は今のように専門に分かれておらず、内科を総合的に診て、なおかつ専門を置くという形でした。私が当初から目指していた肝臓は、第一内科の専売特許だったのです。大学には14年間籍を置き、その後市中病院に勤務したのち、2015年に『きらく内科クリニック』を開設いたしました。
私は開業以前、千葉県にある病院の院長を務めておりました。そちらには認知症が相当程度進んだ方や、病状が末期、もう手の打ちようがない方が入院されていました。そこでも少しでも長生きしてもらい、少しでも苦しまないように診ていたわけなのですけれど、多くの患者さんの経緯を聞くにつれて、「もう少し前に手を打つことが可能だったのではないか」という思いにかられるようになっていきました。最後まで自分の身体を自身で支え、寿命を全うする。そのお手伝いができるのは、ゲートキーパーたる開業医になることが一番ではないかと思ったのです。

いつまでも自分らしく暮らしていただけるように

都野 晋一 院長

寝たきりになってしまう方は、脳卒中などの血管の病気によることが多いのです。ですから、生活習慣病を早期に発見し、しっかりと管理していくことがまず求められることになります。
人は誰も老いを避けることはできません。生活習慣病などがそれほど悪くならずとも、徐々に動けなくなってしまうケースもまたあります。それが昨今、ロコモ症候群やフレイル等が要因となることがわかってきました。それを防ぐために、クリニックではどのような運動が適切なのかというアドバイスもおこなっています。開業当初はトレーナーを招聘し、健康教室を開催するなどしていましたが、今後はそうした啓蒙活動にも力を入れていきたいと思っています。

実は、こちらのクリニックには比較的若い層の患者さんが多くいらっしゃっています。その中には、20代後半や30代前半ですでに糖尿病を患っている方も少なくないのです。彼らは、本当に“入口”に立つ人たちですよね。今の悪い状態が続けば、20年後、30年後にはさらに深刻になっていくでしょう。危機感をあおるわけではありませんが、きちんと管理をしていけるよう、その人のペースや状態に合わせて先を見据えたアドバイスをしていけたらと考えています。

「今日はここに来てよかった」。そう思っていただける場所に

都野 晋一 院長

クリニック名にある「きらく」とは、「喜楽」の意味。心も身体も楽になり、いらしていただいたからには喜んで帰っていただきたいという想いからこの名前を冠しました。
病院に行くのは敷居が高いと感じたり、緊張してしまうものですよね。そうではなく、医療に関するよろず屋的な感じで、なんでも容易に相談できる場所と思っていただけるようにしていきたいと考えています。まだ若い頃は想像もしてなかったのですが、これまでの自分の経験が少しでも皆さんの役に立てるようにと、この頃は思うようになりました。医療という枠組みにとどまるのではなく、日々の健康づくりに少しでも貢献することができればと思っています。

地域に広く貢献していく医療にも携わっていく

墨田区医師会では休日診療所を設けており、当番制になっていて、私もそこに参加しています。休日の日曜日をあてることになりますので、時には2週間働きっぱなしということもあるのですが、患者さんに喜んでいただけることが、私自身の息抜きになっているような気もしています。
今後は、訪問診療という部分にも目を向けていかなければならないでしょう。医師会では、認知症等の対応もあり、ご高齢の方の訪問診療をチーム医療として実施していく仕組みを検討し始めています。やはり、1人の力では限界があります。地域ぐるみで役割分担をし、地域に必要な医療を形作っていくことにも今後貢献していけたらと考えています。

これから受診される患者さんへ

消化器疾患や肝臓が専門ではあるのですけれど、総合病院等で様々な経験を積んできたことで、おおよその症状については、判断ができるものと考えています。「どこに掛かったらいいかわからない」「どこか調子が悪いんだけど…」という様な患者さんも医療のよろず屋相談所的に相談していただけたらと思います。どうぞ気軽に足をお運びください。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

都野 晋一 院長 MEMO

  • 出身地:山口県
  • 趣味:読書、ジョギング、スポーツ観戦
  • 好きな本:サスペンス、生物化学
  • 好きな映画:アクション、サスペンス
  • 好きなアーティスト:さだまさし
  • 好きな場所・観光地:温泉/草津、酸ヶ湯、奥鬼怒、沖縄

グラフで見る『都野 晋一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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